2月17日教育子育て委員協議会~子育て支援の充実について~
インターン生のタケウチです。
2月17日(木)に教育子育て委員協議会が行われました。
この記事では案件の1つである「子育て支援の充実について」をまとめたいと思います。
枚方市が取り組んでいく、子育て支援の充実について
多胎児家庭育児支援事業(ファミリーサポートセンター利用料補助)の拡充
政策等の背景・目的及び効果
枚方市では、多胎児家庭の負担軽減のため、ヘルパー派遣やファミリーサポートセンター(※)を利用する際の利用料の補助を実施しています。
本政策では、
①ファミリーサポートセンターの利用料補助の対象について、最も育児に負担を感じるとされている0歳(概ね生後3か月)からに引き下げる
②補助を受けての利用手続きについても、利用者の補助金請求手続きに係る書類作成の負担軽減を図るため、クーポン制に見直しを行う
というものです。
※ ファミリーサポートセンター 援助の必要な子育て家庭を援助できる人を結ぶ有償ボランティアの会員組織で、預かりや送迎のサポートが受けられます。利用には、事前にセンターでの登録が必要で、利用料は、平日(午前7時から午後8時まで)は1時間800円、平日の上記以外の時間と土・日・祝日は、1時間900円です。
(教育子育て委員協議会資料から抜粋)
内容
(引用)教育子育て委員協議会資料より
実施時期(予定)
令和4年4月から開始
一時預かり事業の拡充
政策等の背景・目的及び効果
枚方市では、在宅で子育てをされている方に一時預かり事業等様々な取組みを実施しています。しかし、アンケート調査によると、リフレッシュ(育児疲れ)を理由に一時預かり事業を利用したいという方は多いものの、実際に利用した方は少ないという結果になっています。
そこで、在宅での子育ての負担軽減のため、
①在宅での子育ての負担軽減のため、リフレッシュを目的に一時預かり事業を利用しやすい環境を整備する
②利用促進に繋げるため、一時預かりリフレッシュ券(無料クーポン)を導入する
というものです。
内容
(引用)教育子育て委員協議会資料より
実施時期(予定)
令和4年9月
市内幼稚園等への巡回相談業務の実施
政策等の背景・目的及び効果
現在、幼稚園では心理職における巡回相談業務を実施していませんが、発達面での支援や配慮が必要な子どもが入園していることから、教育・保育現場でも、発達面における支援の要望や必要性が高まっています。
そこで、
保育所(園)等に実施している巡回相談業務を幼稚園に拡充することで、利用施設に関わらず障がいのある子ども等が、適切な支援を受けられる環境整備を推進する
というものです。
内容
(引用)教育子育て委員協議会資料より
実施時期(予定)
令和4年4月から
委員協議会の中で指摘された意見・質問・要望
・取組み3に関して、現状の職員数では対応できないのではないか
タケウチの感想
取組み1に関して、利用手続きについて負担軽減を図るためクーポン制に見直しを行う、ということで、実際に委員協議会後に手続きの書類を見たところ、作成に時間がかかりそうだったので、子育ての負担が大きい多胎児家庭にはさらに負担が重なるのだなと感じられました。しかし、クーポン制になることでそういった手続きがなくなるため、負担軽減だけでなく、利用促進にもつながるのではないかと思いました。
取組み2に関して、委員協議会でも発言がありましたが、クーポン券が無料であること、また、「リフレッシュ券」という名前にしていることから、利用するハードルが下がっているので利用促進につながるとともに、心の面での負担軽減にもつながるのではないかと思いました。私はまだ親になったことはないので子育ての大変さをよくわかっていませんが、こういう風にリフレッシュする機会が得ることができるのは非常に助かるだろうなと感じました。
取組み3に関して、もちろん幼稚園にも巡回相談業務を拡充することは望ましいことですが、議員さんが質問されていたように、対象施設が多くなるため、人員の面で問題に直面するのではないかと思いました。
木村の意見
2つ目の件は、私もこれまで
「一時預かりをもっと利用しやすく」
という主張をこれまでしてきましたので、無料クーポンという形で事業となったのはうれしく思っています。
ぜひ対象となる保護者の皆様は、「子どもをリフレッシュ目的で預けてもいいのか・・」と遠慮することなく使ってください。
子どもはかわいいですし子育ての責任は第一義的に保護者があるのは前提ですが、ずっとは疲れますからね。肉体的にも精神的にもリフレッシュ必要です。
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