子育て世帯の負担軽減について。『孤育て』にならないように、一時預かりの利用促進や、スマホで手続きできるように。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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子育て世帯の負担軽減について。『孤育て』にならないように、一時預かりの利用促進や、スマホで手続きできるように。

代表質問の内容です。順次アップしております。

 

質問の趣旨

 

令和4年度に一時預かりの利用促進のために無料クーポンを配布するということです。

子育て中のリフレッシュにぜひ使っていただきたいと思うのですが、スマホで申し込み等ができるようにできないか、という話です。

 

子育て世帯はほぼほぼスマホ使っていると思いますので、行政手続きは全部スマホでできるようになればいいですよね。

 

これにかかわらず、子育てで孤立することなく、行政が支援していく必要があると考えています。

 

 

 

質問の詳細

【質問】

この度、保育所の一時預かりの無料制度をリフレッシュ券の導入というかたちで実現されようとしていることは、在宅で子育てをされている方の負担軽減に繋がるものと評価します。
しかしながら、今回の取組みは、経済的な負担軽減、また、リフレッシュという言い方や、無料なら使ってみようという心理的な負担軽減にはつながるものと考えますが、利用にあたっての登録や予約など手続きの負担軽減にまでは至っていないのが残念です。
保育所の入所申請のオンライン化が可能であるならば、一時預かりについても予約システムや電子クーポンの導入も可能であると考えますが、見解をお聞きします。

【答弁】

一時預かり事業の利用者は毎日異なり、子どもの年齢も様々であること、また、健康状態等を確認するためにも現在の電話での予約が望ましいと聞き及んでいます。また、リフレッシュ券につきましては、まずは、紙媒体で発行しますが、利用者のニーズもお聞きしながら、電子化に向けての検討を進めます。

【意見要望】

施設側の事情も大事ですが、利用者が望んでいるのであれば、オンライン予約も改めて検討いただくよう要望しておきます。

また、一時預かり事業については、これまでから、リフレッシュで利用することに対してハードルを下げるような周知を行うなどこれまでから工夫をしていただいておりますが、まだまだ改善する余地はあると思います。

例えば、現在のホームページは字ばかりです。各実施園のホームページで実施されている様子のリンクを貼るというちょっとした工夫でもイメージは変わります。

最近、子育ての「子」という漢字を孤立の「孤」とする「孤育て」という言葉が報道で聞かれるようになりました。誰にも育児の不安を相談できず、一人で悩んでいる方、場合によっては、疲れ切ってしまって虐待へと繋がるケースも起きています。

そうならないためにも、引き続き、共働き世帯への支援とともに在宅で子育てをしている方への支援も尽力されますよう要望しておきます。

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