中学校給食あり方懇話会の内容が報告。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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中学校給食あり方懇話会の内容が報告。

こんにちは、インターン生の斉藤です。

今回は2月17日の教育子育て委員協議会で傍聴させて頂いたことについて本ブログにまとめます。

学校給食について

今後の中学校給食にあたり、生徒にとって望ましい給食のあり方の検討に進めるにあたり、多方面から様々な意見を聴くため令和3年度11月に設置した「中学校給食あり方懇話会」において、有識者やPTA、学校関係者からいただいたご意見について、その概要の報告を行いました。

今後の予定と目標は以下の通りです。

内容

【現行の学校給食に関する意見】

枚方市の学校給食の現状を説明し、「中学校給食を実施していること」「食材の選定や献立」「食育推進への姿勢」など、本市の実施する学校給食を評価する意見が出されました。このほか、「さらなる中学校給食の周知」を求める意見がありました。

【栄養・健康に関する意見】

栄養の適切な摂取や給食のある日とない日の栄養比較などを説明し、「中学生に必要な栄養
素を適切な摂取に近づけるのが学校給食」「成長期に栄養や健康面で1日3食のうち1食でも学校給食を摂ることは意義がある」などの意見が示されました。このほか、「栄養が考えられている献立がさらに広く保護者に伝わるようになれば」などといった意見も出されました。

 

【教育・食育に関する意見】

食育の観点から「中学生期は食生活の自立に向けた大切な時期」などの意見、食べ残しや個々の食べる量、調理・加熱にかかる時間、器の形状などを指摘し、「食缶方式が望ましい」といった意見が多く示されました。このほか、「みんなで食べることが必要」、給食は学校教育との観点から「全員が対象であれば学校給食を活用した食育、学校教育としての食育を進めていくことが可能」など、全員給食を求める意見も示されました。

議員からの意見

・全員給食にすることで調理場のキャパはどう対処していくのか

・全員給食には多額のコストがかかるが、予算を重点的に投資するにしても、ほかの教育子育て政策から先にやっていくべきではないのか

斉藤の意見

全員給食の是非については、これからも議論がなされるであろう問題に感じました。

私としてはこのまま選択制でいいのではないかと感じました。

出身は枚方市ではありませんが、自分自身が中学生の時は選択制の給食があり、私は給食を選んでいました。というのは私の母は学校給食に全肯定派でありました。私の栄養面を気遣ってくれてのことでしたが、私自身は母の味を食べる機会が減るというさみしさがありました。しかし行事や・イベントに沿った献立、さらにカレーやスープが出てきたり、給食ならではのメニューが出てきて、毎日楽しみだったのを覚えています。

中学生当時から感じていたのは生徒それぞれ家庭環境が千差万別であり、親がこだわってつくった弁当を食べている子もいれば、冷凍食品だけを詰めた弁当、菓子パンだけやさらに食べないという子もいました。給食を選択している生徒が全体の1割にも満たしていなくて、周りの目が気にして、たしかに身体にはいいだろうけど給食を頼みにくいという声を聴きました。選択の余地を与えないという点で、全員給食にするのはアリだと感じますが、コストの面を考えると議員がおっしゃっていた通り優先順位があるのではないかと感じました。

 

 

 

 

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