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市民福祉委員協議会~成果連動型民間委託契約方式(PFS)による介護予防事業の実施について

2月16日(水)に市民福祉委員協議会が行われました。

この記事では案件の1つである「成果連動型民間委託契約方式(PFS)による介護予防事業の実施について」をまとめたいと思います。

 

成果型連動型民間委託契約方式(PFS)とは

「行政課題の解決に対応した成果指標を設定し、成果指標値の改善状況に連動して委託費等を支払うことにより、より高い成果の創出に向けたインセンティブを民間事業者に強く働かせることが可能となる、新たな官民連携の手法」(内閣府)であり、内閣府が推進しています。

事業活動の実施によって予め決めた額の支払いをするのではなく、実施による成果に応じて費用が変更する方式になっています。

(引用)内閣府「成果型連動型民間委託契約方式パンフレット」

PFSパンフレット (cao.go.jp)

 

 

枚方市の取組み

「いくつになっても誰もが主役の介護予防事業」

現在、既存の事業や地域での活動等に参加されず閉じこもりがちな方や参加が困難な方が多くいます。そこで枚方市では介護予防事業においてPFSを活用しようとしています。具体的には、民間ノウハウを活用することで、新たなツールを作り出し(運動系だけでなく、水彩画、コーラスといったの介護予防に資する文化的な活動など)、誰もが気軽に参加できるようにしようとするものです(運動習慣がなかったり、運動するにはハードルが高いと考える方もいるため)。

また主体的に集まることで「生きがい」や「つながり」を持つことをめざす為、外出するきっかけづくりや介護予防に資する行動変容を促す取組みにもなります。

活動を「きっかけづくりの場」とすることで、新たなことへのチャレンジによる活動意欲の向上を図り、活動の場の提供後は、主体的な「自主グループ」での活動が継続できるようサポートを行います。

 

対象者は65歳以上の高齢者となっています。

 

(引用)市民福祉委員協議会資料より

 

 

成果指標(案)

a:「きっかけづくりの場」の実参加者数

b:グループ(既存・新規)への新規実参加者数

c:自主グループの組成数

(引用)市民福祉委員協議会資料より

 

成果指標は達成度が客観的に判断できるように設定されています

 

実施時期

令和4年7月から実施予定です。

(引用)市民福祉委員協議会資料より

 

委員協議会の中で指摘された意見・質問・要望

・既存グループと新たな自主グループとの関連性

・(事業イメージに「活動の継続をフォロー」とあるが)できあがった自主グループに対してどのようなフォローをするのか

・民間のノウハウを得ることができるが、結局今までの行政の手法から抜け出せないことがないように

・自主グループができて目的達成・完成ではなく、その後の継続も考えていかなければならない

・先行事例(近隣だと堺市の「介護予防「あ・し・た」プロジェクト」)なども参考にするとよいのでは

など(↑が全部ではありません)

 

タケウチの感想

私は高齢者の方が多くの人とつながりを持つことが必要だと考えていて、既存の事業に参加できない方や参加するのが困難な方がいる中で、民間のノウハウを活用してそれを改善し、つながりを作り出そうとしているのは良いことだと思いました。

また、介護とは関係がありませんが、1人暮らしをしていて周りと関わりがない高齢者にとって、こうした取り組みにより、他の人とつながりができるため、防災面や孤独死の問題も改善されるのではないかと思いました。

私の考えとしましては、議員の方からも意見が出ましたが、自主グループができて目的達成・完成ではなく、その後の継続も考えていかなければならないと思いました。

また、受託事業者が成果指標を達成しようとするあまり、本来の目的(介護予防)からずれることがないようにする必要があると思いました。

 

気になったこと

・高齢者の方への周知方法

・自主グループが多くできるほど活動継続のための支援が難しくなるのでは

・外出するのがめんどくさいと感じている高齢者の方にはどういったアプローチをしていくのか(オンラインでも参加可能なツールなどはあるのか)

 

木村の意見

介護予防事業に参加する人が増え、介護認定率が下がる、増えない、重度化しないことが目的で、PFSはあくまでもツールです。

とはいえ、「持続可能な釈迦保証制度のために効果のある予防医療、介護予防を」という切り口でこれまでも、このPFSについても提案していた、立場からするとこれから実際にどのようになるかは注目です。

しっかりと効果を上げていただきたいと思います。一方で、万が一効果が上がらなくても、PFSというスキームは通常の払いっぱなしの委託に比べるとロスする費用が少ないところもメリットです。成果が悪ければその分払う費用も少なくなります。

 

指標設定をしっかりとして、既存の事業とは重複しないように勧めていただければと思います。

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