枚方市のオンライン授業・ハイブリッド授業の状況 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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枚方市のオンライン授業・ハイブリッド授業の状況

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2学期開始から9月12日(現時点で緊急事態宣言期間中)までの間、以下のようなイメージで学校に登校して授業を受ける方式と学校に登校せずにオンラインで授業を受ける方式とをハイブリッドで実施していくという報告を受けました。

 

 

ハイブリッド授業のイメージ

 

 

教育委員会から各学校に対して連絡はしていますが、バタバタの中で決めていることですので、各学校で不都合などが出ているようであればご意見ください。

 

このタイミングでもこういう方式をやり始めていることはいいことですが、コロナは1年前からでしたので、もう少し備えがあれば。。

 

見方次第ですが、まだ小・中学生の全校生徒にタブレットが貸与されていない自治体もあると思いますので、枚方市は全員にタブレットがあるからこそできているとも言えます。

 

最初は小1~4年生の分のタブレット予算は計上されていませんでした。

新型コロナウィルス対策の補正予算のうち、ICT整備機器事業経費について(タブレットの配布、小学校1年生から4年生の分は??)

 

 

登校状況とオンライン授業の受講割合について

ちなみに、8月25日時点では登校状況とオンライン授業の受講割合は以下のようになっております。

登校状況について

小学校は7.7%が登校を控えています。

※欠席扱いにはならないので、各家庭で判断して決定している事なので登校しないことは問題ありません。

 

オンラインの授業の受講割合

以下のようになっております。

私の資料の解読が間違っていなければ

例えば、小学校の1年生は小学1年は3002名(臨時休業になっている2校除く)いて、家庭でのオンライン授業対象者は241人で、実際に受講したのは170人となります。

71人はオンライン授業対象者ですが、授業を受けなかったということになるのですが、この差はなぜうまれているのか疑問ですので確認します。

 

 

8月26日の状況

 

小学生は9%中学生は11%と昨日と比べて約5%くらいアップしています。

 

 

8月27日の状況

小学校では26日より増えて11%、中学校では減って9.1%です。減ることもあるんですね。

 

8月30日の状況

 

小学校は11.6%、中学校は11.5%です。 どちらも前日より増えています。

 

9月1日の状況

増えましたね。中学校は15%超えています。

 

 

9月1日、2日、3日の状況

9月2日の中3はテストか何かがあったのだと思いますが、それ以外は小学校で13%程度、中学校は15%程度で落ち着いてきましたね。

9月6日~10日

小学校は10%程度。中学校は12%程度です。
感染者数が減ってくるとオンライン授業の受講割合も下がってくるのでしょうか。

 

 

9月13日~17日

感染者数が徐々に減ってきたのもあり、オンライン授業を受ける方の割合も減ってきましたね。

小学生は前回は9.8%、今回は6.6%

中学生は前回は12.7%、今回は10.2%

 

 

 

 

繰り返しバタバタの中で決めていることですので、各学校で不都合などが出ているようであればご意見ください。メールでもSNSでもなんでもOKです。

 

頂いた意見はこちらにまとめております!

枚方市のオンライン授業・ハイブリッド授業の状況

 

 

 

ちなみにこのオンライン授業というのは緊急事態宣言が終わっても、コロナが終わっても実施していくべきと思っております。不登校支援の側面からも有効であると思っています。ただ、今のやり方では現場の教師の負担もありますのでやり方は考えていく必要があります。

 

 

2学期が始まろうとしている中で、コロナ感染が怖くて学校に行きたくないという場合は。【枚方市】

 

 

色々と補足

 

1学期登校控えをしていた方

 

1学期にコロナの感染防止の点で登校控えをしていた生徒数は小学校・中学校併せて50人です。

定義としては3日以上登校控えをしていた方の数です。

この50人のうち、35人はタブレット授業で対応、残りは個別に家庭訪問をしたり、プリント学習などを実施していたということです。

 

短縮事業について

「来週からいきなりうちの学校は短縮事業になるようですが・・・」

という意見をいただいたので教育委員会に確認した内容を共有しておきます。

個別に学校名も聞いておりますのでそれはそれで個別対応しますので、ここには一般論を書いておきます。

 

短縮授業をするかどうかは、学校判断でOKということです。コロナ関係なく家庭訪問時期なので短縮、などもありますし、その時期というのは学校によってバラバラでもOKです。

 

ただ、年間の授業数は決まっていますので、来週短縮授業をするのであれば、その分どこかでプラスになります。

 

このコロナ禍で緊急事態宣言中、現在の感染状況、また市としてハイブリッド授業をやっていくということにはなっていますが、「オンライン授業では対面に比べると学びの面で・・」、「教師のITスキル的に・・」と言った点から「今は授業を短縮してコロナの感染者数が減ってきたらその分対面を増やそう」という考え方も一つだとは思います。

 

(現場の状況が全て把握できていない立場ではありますが、私としては、できればハイブリッド授業を進めてほしいという気持ちはあります)

 

色々な考えがある中なので、学校の考えと保護者の考え、生徒の考え方がずれることもあると思います。しかし、学校が説明をしっかりとすることは大事です。

 

学校も大変かとは思いますが、保護者の方も心配な部分もあると思います。短縮授業にした理由、削った分はどこでプラスにするか、などは学校から保護者にご説明をしていただきますようお願いいたします。

 

体育などはどうなってるの?

国語、数学、英語、理科、社会と言った科目はオンライン授業ができるけど、音楽や体育、美術などはできるのか?

 

についてです。

 

どうしてもやりにくい部分ですが、各教科工夫して取り組んでいただいているとのことです。あくまでも一般的な事例になりますが、以下のようにやっています。

 

音楽

今日の授業の目標とか流れを示して、家でやってもらう。リコーダーや歌であれば動画に撮ってもらってあとでタブレット経由で提出する。

体育

今日の授業の目標とか流れを示して、可能であれば家でやってもらう。できないなら学校来た時に後でやる、または保健の授業に切り替える。

美術

絵や工作、彫刻などを持って帰って家でやってもらう、途中で先生に質問をしたかったらタブレットを使って聞く。

 

 

運動会の準備は?

ダンスの動画を送って自宅で練習。流れの説明だけしておく。
全体の動きは学校来れるようにになってからやる。

 

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