預かり保育の拡充を。
同じ会派の小池議員の質問です。
私も質問にあたり少し関わらせていただきました。
質問の趣旨
幼稚園の子供を通わせている場合でも一時預かりや延長保育を気軽に利用できるべきでは?という趣旨です。
保護者アンケートでも、87%の方が預かり保育の利用を希望されており、「リフレッシュ」や「体調不良」、また「きょうだいの学校行事」等の際に、いつでも使えるような枠を設定して欲しいとの声があるということです。
できる園からでも順次実施していっていただきたいですね。
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質問の詳細
【質問】
公立幼稚園における預かり保育についてお聞きします。
この間、公立幼稚園では、3歳児の受入れや預かり保育の時間延長など、働いているお父さんやお母さんが安心して子どもを預けられる取組みを進めて来て頂いた事について保護者からかんしゃの言葉を頂いています。
一方で公立幼稚園に子どもを預けておられる保護者の方にお話しを伺ったところ、預かり保育を利用したくても利用できない、希望者が多く抽選になり落選してしまった、といった声をお聞きしています。
そこで、現在の公立幼稚園における預かり保育の受入人数や、抽選があるのであれば、その状況についてお聞きします。
【答弁】
公立幼稚園における預かり保育について、お答えいたします。
預かり保育の受入人数は、施設の面積や保育士確保の状況等から、上限を35名に設定しており、保育要件のある方、いわゆる新2号認定の方を優先して実施しております。
また、各幼稚園により状況は異なりますが、利用希望者数が受入人数の上限を超えた場合には抽選を行い、利用者を決定しています。今年度につきましては、現在のところ全ての公立幼稚園において35名の受入枠を超えてはおらず、希望する全ての方に預かり保育を利用していただけている状況でございます。
【質問】
「5.子どもの居場所づくりについて」の「(2)公立幼稚園における預かり保育について」の2回目の質問をします。
ただ今のご答弁では、預かり保育の状況について、今年度については35人の枠を超えていないとの事でしたが、新2号認定の方、以外の方も預かり保育を利用したい方は沢山おられ、私がお聞きしたところ、新2号認定でないと、申し込みをしても無駄だから申し込まないといった、大変、残念な声もお聞きしています。
そういった中で、先日、各公立幼稚園において、保護者ニーズを把握するため、預かり保育に関するアンケートを実施されたとお聞きしましたが、その結果はどのような状況であったのか、お聞きします。
【答弁】
各公立幼稚園において預かり保育に関するアンケートを実施しましたところ、就労などにより新2号認定を受けておられる方のうち、86%の方が預かり保育を利用していると回答されており、「いつも助かっている」といった声を頂いております。一方、新2号認定を受けておられない方のうち87%の方が預かり保育の利用を希望されており、「リフレッシュ」や「体調不良」、また「きょうだいの学校行事」等の際に、いつでも使えるような枠を設定して欲しいとの声を頂いている状況です。
【意見要望】
最後に要望ですが、公立の幼稚園は、小規模保育施設を同敷地内で運営している「枚方版子ども園」4園を含め、6園あります。それぞれの施設は部屋の数や面積も異なり、預かり保育を実施するスペースや職員確保等について課題があることも理解しています。
しかし、市民の皆さんから寄せられる声やアンケートの結果からも分かるように、保護者の皆さんは、様々な場面で預かり保育の利用を望まれているのです。
部屋の面積や人員の確保等、様々な課題はあるとは思いますが、各施設のニーズをしっかりと把握していただき、まずは実施できる園だけでも結構ですので、預かり保育の受入れ枠を広げ、全ての保護者の皆さんに利用していただける環境を整備していただきますよう、要望いたします。