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やはり問題のあった観光交流施設の進め方。

12月定例月議会の一般質問です。

一つ目。

去年の12月から取り上げている観光交流施設についてです。

 

質問の趣旨

観光交流施設について職員の不祥事につながっており、やはり問題があったと言わざるを得ないですので指摘をしています。

 

  • 枚方市駅から徒歩7分程度の場所に幼児療育園跡地があります
    (幼児療育園の機能は、磯島に子ども発達支援センターとして移転リニューアルしています)
  • 跡地活用を市として議論をしている時に
  • 財団から2億円の寄付
  • 寄附をもらったからと安易に観光交流施設を整備すると市が進めようとしていた
  • しかし、私としては寄付はありがたいものの本当に枚方市として観光交流施設が必要なのか?
  • 維持管理コストはどう考えるのか?慎重に議論すべき

 

というような話だったのですが、

 

寄附をする財団の理事と寄附を受ける観光の担当部署の部長が同一人物

 

でしたので、6月議会で指摘したのが、

 

寄附をする側(財団)と受ける側(枚方市役所)どちら側にもいることが利益相反にならないのか、外形的公正性が保てているのか、市としてフラットな議論ができるのか?

 

しかし、市としては

「問題ない」

 

ということでしたが、

結局、

 

残念ながら、職員の不祥事につながります

 

やはり問題があったと言わざるを得ません。

 

その後の処分や人事異動についても疑問です。

処分・・・減給10分の1を6ヶ月。

人事異動・・・副市長付き部長(という謎の役職)

あまり不祥事や特定の職員をたたたくみたいなのは気持ちのいい話ではないので、今後、寄付頂いた2億円以上のお金がこの関連施設の改修・立て替え等にかからないかどうかをチェックしていきます。市としてのガバナンスの問題もありますよね・・・・。

 

今回の答弁では「民設民営」が基本ということで、ひとまずは、さしたる考えもなく公共施設ができ、維持管理費がかかり、市民の負担になるということはないように議論が進められるでしょうから、これまでよりは大丈夫だとは思いますが・・・。

 

本当に市役所内部でどういう議論がされていたのでしょうか。内部で「この進め方はおかしい」というのは言いづらいものなのでしょうね・・・・。

 

2021年9月議会

観光交流施設、6月議会で指摘した件は改善されず。

2021年6月議会

観光交流施設、寄付をする側と受ける側に同一人物がいることが市として問題がないのか?(外形的公正性・利益相反)

 

 

2021年3月議会

ご寄付頂いた2億円、行政手続きがイレギュラーでは?ただ「お金をもらったから建てる」という安直な進め方にならないようにお願いします。

 

2020年12月議会

公共施設マネジメントの考えを忘れずに新規施設の検討を。

 

質問の詳細

 

【質問】

観光交流施設について、お伺いします。
私はこれまで、今年の6月と9月の定例月議会においても同様の通告内容で質疑を行い、その中で、昨年11月に受けた「枚方宿地区の活性化・にぎわい創出のための指定寄附」にかかる一連の事務手続きについて、市として問題がないかを伺ってきましたが、それに対する当時の答弁としては、「寄附を受けるのは庁内的な意思決定を経て行うもので、適正な手続に基づいて行われたものである。また、本市と寄附をいただいた団体との関係についても、特定の利害関係はなく、問題はないものと考えているが、市民目線や市民感覚といった点にも十分留意する必要があるものと認識している。さらに、寄附の使途については庁内的議論をしっかりと行ったうえで、できるだけ早期に方向性を示していきたい考えである」といった見解がそれぞれ示されました。
しかしながら、その後、10月29日付けで当時の観光にぎわい部長に対する懲戒処分、11月10日付けで当該部長に対し副市長付部長への人事異動が発令されました。
これらの経緯を踏まえると、私がこれまで再三再四、重大な問題があったのではないかと指摘してきたとおり、やはり問題だった、と言わざるを得ません。
これまでも繰り返し言っていますが、一人の人物により情報をコントロールすることが可能となるような、組織としてフラットな議論ができない異常な構造になっていたことが根本原因としてあることは間違いのない事実です。
そこでまず、寄附をする側と寄附を受ける側にも同一人物がいるといった、歪な体制が解消されずに現在に至っていることに対する見解をお伺いします。

 

【答弁】

本事案に関する団体理事への就任につきましては、去る9月定例月議会において、特定の利害関係が成立するかといった視点では、利害関係がないことから問題はなかったものの、市民目線や市民感覚といった視点では十分留意する必要があるという認識を示させていただきましたとおり、住民視点で疑念を抱かれるような状態が続いておりますことは、望ましい状況ではなく解消すべきものと考えております。

 

市の認識としても寄付をする側と受ける側に同一人物がいことは望ましい状況ではなく解消すべきものとの考えを示されましたが、現時点において団体理事を辞任する話は進められているのでしょうか。長沢副市長に伺います。

【答弁】

団体理事の件につきましては、先般、当該職員より、団体へ辞任の意向をお伝えさせていただいた旨の報告を受けております。

 

【質問】

ようやく解消に向けて進まれたとのことですが、本来であれば、昨年11月に寄附をいただいた段階において、当事者である職員自身で判断したうえで庁内での確認をすべきであったと思いますし、百歩譲ったとして、私が最初に指摘した6月の段階では寄附に係る褒章手続きを取下げられていますので、せめてこのタイミングで判断すべきだったのではないでしょうか。このタイミングで取り下げをしているということはすでにいびつな構造から問題が起きかけていたのではないでしょうか、それにもかかわらず6月の議会での「問題がない」と言った趣旨の答弁は本当に正しかったのでしょうか。その場を乗り切ればいいと思っていたのでしょうか。議会での答弁を軽く見ているようで非常に残念です。
そこから半年もの間、解消されてこなかったのは当事者の認識の甘さに一番の問題があると思いますが、市としての問題意識が希薄であったなどの組織的な構造にも問題があったと思います。市としてのガバナンスはどうなっていたのでしょうか。部長という役職の方ですから他の部長や部下からは言えないにしても、上司である副市長、市長であればこの問題構造を解消するための話ができたかと思いますので、そういった点からは副市長、市長も重く受け止めていただきたいと意見しておきます。また、こういったことが起こらないように風通しの良い職場にしていくためにも9月定例月議会で提案した360度評価の導入についても改めて進めていただきたいと要望します。
その後の処分についても、今回の特命事項についても結局もともとの業務を任命しているだけのように思えてとても疑問が残ります。処分に時間がかかるのはある程度理解はするものの、もともとは部長がその職に留任しております。その理由としては、猛省を促し、気持ちを入れ替えて風通しの良い職場風土の構築に尽力させるということですが、わずか2週間で人事異動となっています。所属職員の心情も踏まえての人事異動ということですが内外から批判が高まり、対応せざるを得なくなったのではないでしょうか。部下職員の心情を本当に考えていたのであれば最初から異動すればいいわけですので、市としては本当に認識が甘かったのではないでしょうか。
個人攻撃をするつもりはありませんし、これまでの経過について市として反省していただきたい点が山ほどありますが、そこばかりを指摘しても前に進みませんので、今回はこの程度に留めたいと思います。
次に、当該寄附金の使途についてですが、寄附を受けてから、すでに1年以上が経過し、これまでから度々指摘していますが、一連の行政手続きや意思決定の順序など、組織における手続き上の問題があったのは明らかでありますが、そういったことを踏まえ、いつになったらその方向性は示されるのでしょうか、見解をお尋ねします。

【答弁】

まず、「幼児療育園跡地」の活用につきましては、現在、庁内議論を図っているところであり、「民設民営」を基本に行っていくことを考えているところです。
この考えのもと、寄付金の使途についても適切なものになるよう、できるだけ早くお示ししていきたいと考えています。

 

【意見要望】

民設民営という答弁でしたので、市としてご寄付頂いた2億円以上の追加コストはかからないものという認識ですが、万が一、市として費用が発生する場合は、公共施設マネジメントの観点などから真に必要な施設かどうかをしっかりと精査していただきたいと思います。これまでは、庁内でもまともに議論ができないような組織的な問題構造を抱えており、そのためいただいた寄付金も1年経っても使途が決まらず、また、財政調整基金に積まれているという不思議な状態となっていたわけですが、解消されたということで、しっかりと議論をしていただきたいと思います。2億円という高額の寄付は大変ありがたいことだと思っています。職員が不祥事で処分されるなどすでに市政を混乱を招いた美術館の時以上の問題になっているようにも思えますが、市にさしたる考えもなく、ただ、寄付していただけるからと話を進めていかないようにお願いをいたします。

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