ブログ

観光交流施設、6月議会で指摘した件は改善されず。

一般質問の内容その1です。

観光交流施設について。

 

質問の趣旨

幼児療育園の跡地活用が、観光交流施設の整備ということで話を進めていますが、しっかりとした議論が必要だと思います。人口減少時代に本当に新しい施設が必要なのかどうか。

2億円の寄付があったからと言って、新しく建てて維持管理を市がしていくべきなのか。

寄附をした財団の理事でもあり、観光交流施設の議論をしていく市の部長でもある人がいることで正常な議論ができていないのではないという指摘をしてきました。

 

この組織的な問題構造を解消しない限り市として正常な議論はできないと考えます。

 

この構造の問題について6月議会で指摘しましたが、残念ながら指摘をしたときと状況は変わっていないようです。。

 

一から議論を直したほうがいいと思います。

 

これまでも質問をしてきました。

 

観光交流施設、寄付をする側と受ける側に同一人物がいることが市として問題がないのか?(外形的公正性・利益相反)

ご寄付頂いた2億円、行政手続きがイレギュラーでは?ただ「お金をもらったから建てる」という安直な進め方にならないようにお願いします。

 

 

質問の詳細

【質問】

6月定例月議会の一般質問においても同様の通告内容で質疑を行い、その中で、昨年11月に受けた「枚方宿地区の活性化・にぎわい創出のための指定寄附」について、寄附者である財団の理事に就任している本市の部長の職務範囲内に使途が限定された指定寄附について、市として問題ないかを伺ったところ、寄附を受けるのは庁内的な意思決定を経て行うもので、適正な手続に基づいて行われたものとの見解を示されました。
確かに寄附をする意思決定、また、寄附を受ける意思決定についてそれぞれの団体において合議等での適正な手続を経ることは当然の事であり理解できます。しかし、寄附をする側、寄附を受ける側にも同一人物がいることで公正に議論が進めていくことができるのか、市民目線で考えても疑念を感じますし、また実際に不適切な様相を引き起こしているのはないかということで、前回、大阪府が事業実施にあたって取り入れられている、外形的公正性の確保という観点で、意思決定関与者と意思決定により利益を受ける者との間に特定の利害関係はないかといった視点からも問題がないのかという事について検証していただくよう要望しましたが、その後の検証状況と市民目線といった観点での認識について、お伺いします。

【答弁】

本市と寄附をいただきました団体の関係につきまして、再度、特定の利害関係が成立するかという観点で検証させていただきましたが、委託等の契約関係はなく、また、本市が補助金を支出したり、許認可を行ったりするなどの利害関係はなく、ご指摘いただきました視点での問題はないものと考えておりますが、我々市職員は、住民の信頼のもと公務を担っておりますので、市民目線や市民感覚といった点にも十分留意する必要があるものと認識しております。

 

【質問】

特定の利害関係などの観点では問題はないものということですが、法的や手続き上では問題はなくとも、寄附をする側の理事と、その寄附を活用して観光交流施設の整備を担当する部のトップである部長が同一人物であるという事は、やはり市民目線、いわゆる外形的視点からは公正性に疑念を抱かざるを得ない状態であり、この点については組織としても又、当事者の方にとっても重く受け止めていただき、今の状態を解消すべきではないかということを強く指摘しておきます。
また、そもそも今回の寄附の受け入れについては、庁内として十分な議論が定まっていない段階で収受したことで、寄附を受けてから1年近くが経過した現在でもなお、寄附金の使途などの意思決定がなされず、とりあえず財政調整基金に入れられている状態が続いていることからも、一連の行政手続きや意思決定の順序など、組織における手続き上の問題があったのではないでしょうか。2億円という高額の寄附をしていただいた団体のご厚意に応えられない状態が続いているというのは、庁内での合意形成のプロセスに課題があり、議論の積み重ねが不足しているからに他ならないと思います。
この現状について市として問題意識は持たれているのでしょうか、見解を伺います。

【答弁】

現時点においても寄附の使途が定まっておらず、寄附をいただきました団体のご厚意に応じられていない状態にあることは課題であると認識しており、寄附団体のご意向も踏まえつつ、庁内的議論をしっかりと行ったうえで、できるだけ早期に方向性をお示ししてまいります。

【意見要望】

寄附団体の意向を踏まえつつ、庁内議論をしっかりと行うということですが、
寄附団体にも所属しており、庁内の議論にも関わる方がいることで、市として本当にしっかりとした議論ができるのか、その構造がおかしくないのか、ということを指摘してますので、繰り返しになりますが、まずはその組織的な構造を見直したうえで議論をしていただきと要望しておきます。
この件については、私は美術館の時のようにならないか危惧しております。あの時も「建ててくれるからもらう」というだけで文化芸術施策のあり方や公共施設の維持管理、などの議論をしっかりとしないまま話を進めた市のスタンスが後々問題になったのではないかと感じております。

そもそも、枚方市としては公共施設マネジメント推進計画を策定し、「長期的な方向性としては、延床面積の増加抑制が基本。、真に必要となる施設について新設・増設をする場合には、複数施設の複合化による施設総量の最適化の観点や、民間活力を活用したより効率的・効果的な整備・運営を行うなど、トータルコストの縮減といった観点などから、十分に検討する」としています、観光交流施設が「真に必要な施設」かどうかはしっかりと検討いただきたいと要望しておきます。

また、「施設の整備は、まず、観光の方針を作成し、その方針とも整合を図りながら、寄付金の基金化を検討進める」という話もありましたが、いまだ観光の方針もありませんし、寄付金の基金化も進んでいません。この件は入口からおかしな話になってますので、一回立ち止まって最初から庁内全体でしっかりと議論をしていただきたいと要望いたします。

SNSにシェア
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<次の記事(2021/09/18)
人事評価制度(前例踏襲主義の打破や若手の意見が通る職場に)
前の記事>(2021/09/13)
受動喫煙対策の枚方市や他市の取り組みについて
記事一覧