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2019年の枚方市長選挙の立候補者予定者の公開討論会の感想や、伏見市政について。

公開討論会の内容について、木村さんの意見を聞きたい、というお声をいただきましたのでこのブログを書いております。

公開討論会の内容についてはコチラ

↑記事はできる限り公平に書きました。その場で聞いて書きおこしていますので誤字脱字はありますが、他意はございません。誤字脱字等は予めご容赦ください。

 

 

こちらの記事では、感想と、伏見市政について書きます。

 

前提として

感想となると、どうしても主観が入りますので、「中立公正な視点で書きます」というとフェアじゃないので、まず最初に申し上げておきます。私は4年前の市長選挙で伏見市長を応援しておりましたし、それは今回も変わっていません。その理由も下に書きます。

ですので、どうしても記事の内容自体には偏りは生じているかと思います。

 

また、伏見候補も大橋候補もどちらも枚方市民、枚方市の事を思い、色んなものを賭けて、色んなものを背負っての立候補ですので、そのことについては敬意を表したいと思います。思っていることと、実際にできることって違います。どこまでいっても当事者と応援している立場では違う部分はあるので、どうしても外野感が出ているかもしれませんがご容赦ください。

 

スポーツ観戦してても、(サッカーで)そこでシュートしたらいいのに!とか、(野球で)なんでそんなボールを見逃すかなぁ・・!とか思うことあっても実際その場に自分がいてもシュート打てなかったり、見逃してしまうと思いますので、そういう部分あると思います。

 

また、公開討論会についても、市長選挙の候補を選ぶ有意義な場になっていると思いますし、前日までと当日の準備も大変だったと思いますので、主催をされた、商工会議所青年部の方々に置かれましては大変お疲れ様でした!

 

公開討論会の感想

一言で言うとう~んなんとも言えない、という感想です。感想になっていないですね。申し訳ないです。

 

事前に用意されている質問に答える形ではなかなか違いが見えない、わからないのではないと思います。

※これは運営の仕方を批判しているわけではありません。突っ込んだ質問となるとどちらかに偏る可能性もあり、公平に運営する観点からは問題ないと思います。

ですので、自己紹介の部分、クロストークの部分、最後のコメントの部分は面白かったです。

大橋候補もクロストークの部分でもっと鋭く突っ込んでいくのかなぁと思ったのですが、そういう印象でもなかったです。そういったところは大橋候補の優しさなのだと思います。逆に伏見候補も、できてないところは認めつつも、その代わりこういうことはしっかりとやってきました、と申し越しはっきりと言えばよかったのではないかと感じます。新聞には自己採点でこの4年間は60点って言ってるくらいですし。

 

面白かったと思うクロストークの部分だけ抜粋です。

 

待機児童のカウントの仕方について

大橋:待機児童の数字は国基準じゃなくて潜在的待機児童も含めるべきだ

伏見:潜在的な待機児童も受け入れられるように取り組んできた。国基準を目指してるのではなく、潜在的な待機児童ゼロを目指してる。

 

財源はどうねん出するのか

伏見:様々な政策が出ている。給食の無償化、15億円かかるという試算もあるが、財源はどのように生み出す予定か?

大橋:物品費に注目。A3の紙とかかなりのペーパー代など物品費を見直したい。電子市役所の実現することで財源を生み出す。市立ひらかたの経営改革。市民に愛される病院のために認知症外来。東香里病院初診で4ヶ月待ち。3億増加。

 

なぜ子育ての公約は実現しなかったのか

大橋:行革で実際50億出ているのであれば子育ての公約を実現できていたのではないか?

伏見:私の公約と行政の事業を比べたときに、何に優先したかという時に、すべて公約施策に充てるかどうかの際に政治判断。例えば、医療費で言うと、高校生を無償にするのではなく多子世帯を無償にした。

 

労働組合から支援をもらって改革ができるのか

伏見:大橋候補は市役所の労働組合から推薦をいただいている。本当に改革ができるのか?

大橋:土地開発公社の土地を売却する。(郵便局から票をもらっている自民党の小泉純一郎さんでも郵政民営化を実施したのと同じで)改革への思いがあればできるしやりたい。

 

 

 

 

 

伏見市政について

木村が伏見市政4年間で評価しているところ

美術館問題の解決

覚えていらっしゃいますか?美術館問題。とある市民の方から、「美術館を建てて寄付しますよ」という話。大変ありがたい話ではありますが、私としては、人口減少の時代に公共施設の維持管理・更新問題が出てくる、そういった中で既存施設の建て替えではなく新規施設についてはよほどの必要性がある時に限ると思っています。

当時は市有建築物保全計画という、市の公共施設を適切に保全・管理していこうという計画がありました。その中でも、既存の施設を問題なく管理し続けるだけでも、年間で今後20年間の保全コストは毎年約20億円かあるとされていました。

 

  • 当時はなかったのですが、
    その後枚方市では公共施設マネジメント計画が作成され→コチラ(枚方市HPへのリンク)基本的な方針
  • これから必要になる更新等費用が年間71億円
  • これまでの更新等費用が年間51億円
  • →差額分の20億円が足りない。
  • →長寿命化+延床面積縮小で持続可能な公共施設管理をしていく
  • と示されています。

 

美術館を建てていただき、市に移管していただくとなると、維持管理費は年間で7000万円程度で30年は美術館として使うことを約束するという内容。ですので、30年間で約21億円かかります。

 

もちろん市として、文化芸術にさらに力を入れていくという話がある中で、このようなお話であれば、いいのですが、私にはそう言った背景もなく「建ててくれるならというからもらいます」にしか感じられませんでしたので当時は反対しました。

しかし、美術館をもらう事が決定し、私自身、力不足を感じた案件です。

 

その後伏見市長にかわって、紆余曲折はありましたが、美術館を建てて、もらう、ということはなくなり、その代わり、その方から文化芸術振興に役立ててほしいということで現金1億円の寄付をいただくことになりました。

 

美術館の設置がなくなったという時の記事(条例が廃止)

1億円の寄付を受けたという時の記事

 

人事給与制度改革が進んだ。

私が当選以来、提案し続けている、官民給与格差の是正、頑張った職員が報われる人事給与制度について進みました。

これは大阪府内でも日本全体でもかなり進んでいる方だと思います。

問題としては、

【1】年功賃金すぎて給与の逆転現象が起こっていること。

  • 給料の逆転現象の解消(役職は課長>係長にもかかわらず、給料が課長<係長ということがあります)
    5年で5億円の効果→詳細はコチラ

【2】官民格差が著しくあること。

【3】頑張っても頑張らなくても給与が同じ
【4】前例踏襲主義になってしまうこと

  • 新しいことを考える企画力が評価される人事制度の導入→詳細はコチラ

 

このような人事給与制度改革は、やはり、公務員の組合から支援を受けているとやりにくいことだと思いますし、組合の支援を受けていた前市長時代にはなかなか進まなかったです。

 

 

実現していない4大公約について

  • 第2子以降保育料無償化
  • 小学校の少人数学級
  • 全学年実施中学校全員喫食実現
  • 卒業まで医療費無料

これらが実現していないというのは事実です。

伏見市政でこの分野で進んだこと、似たような政策で進んだことは、

  • 第2子以降保育料無償化→第3子以降保育料無償化
  • 小学校の少人数学級全学年実施→第5、6学年においても支援学級在籍児童を含んで1学級40人以下(これまでは4年まででした)
  • 中学校全員喫食実現→全員喫食に向けて議論中
  • 高校卒業まで医療費無料→多子世帯(双子、三つ子などのこと)の子ども医療費負担軽減

 

私の意見としては

  • 第2子以降保育料無償化:×××
    →第3子以降保育料無償化までやってるが第2子までやるべき
  • 小学校の少人数学級全学年実施:△
    →費用対効果の面から最近は懐疑的
  • 中学校全員喫食実現:△
    →費用対効果の面からまずは就学援助者の喫食率を向上させるところからやってもいいのではないか
  • 高校卒業まで医療費無料:△
    →現段階で15歳までになっており、高校生については医療費があまりかからないので、やってもいいと思うし、そもそも家庭の負担にもあまりなっていないので多子世帯(双子、三つ子などのこと)子ども医療費負担軽減で代替するのもいいのではないか。

と思っています。これだけ見ると、教育子育てにあまり力を入れなくてもいいと思っている人のよう思うかもしれませんが、今進めているタブレット端末を全校に配るとか、待機児童対策をさらに進めるとか、そちらの方が優先順位が高いのではないかと最近感じています。

また、学力の経済学の本や、EBPMの中で言われていることは幼少期の教育(小学校よりも、保育園、幼稚園の時期)に力を入れる方が子どもたちの未来にとって大事なのではないかと考えており、そちらにもっと力・お金を注いでもいいのではと思っております。

 

 

言ったことは守らないといけない、はおっしゃる通りだと思います。ただし、あくまでも公約(政策)はあるべき姿を実現するための手段であり、それ以上に有効な手段が見つかったらそちらにシフトしてもいいと思います。

自分自身ももともと中学校給食は全員喫食派だったのですが、現状の喫食率が低い状態(目標50%のところ、30%程度)を見ると、そこまでのニーズがないのかな?と思い始めています。

 

例えば、学力の向上の取り組みで言うと、大阪府が実施しているチャレンジテストでは、大阪府の平均を上回っているという実績もあります。

枚方市のチャレンジテスト(学力テスト)の結果

 

ちょっと伏見市長に対しての評価が甘いかもしれません。本人も60点と言ってるように、私も100点満点だとは思いません、仮に2期目を当選することになれば、さらなる実績を出していくことは求められると思います。

 

そして、もちろん、一度応援した人をずっと応援し続けないといけないというわけでもないとは思っています。私自身3回選挙しておりますが、3回続けて投票していただいた方もいらっしゃると思いますし、1回目だけ、とか2回目だけとか、そういう方もいらっしゃると思います。

 

ただ、今回は2人の候補を比較したうえで、政策の方向性がより近い伏見候補を引き続き応援しております。

 

 

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枚方市議会議員
木村 亮太
民間企業を経て2011年より枚方市議会議員。政治スタンスは未来に責任を持った政治。主な政策は行財政改革、人事給与制度改革、教育子育ての充実、持続可能な社会保障制度改革、ICTを活用したまちづくり。
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