枚方市で介護予防分野でのPFS実施に向けて具体的に。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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枚方市で介護予防分野でのPFS実施に向けて具体的に。

本日の市民福祉委員協議会の内容です。

枚方市でのPFSが実施に向けてかなり具体的な案件として出てきました。

 

枚方市におけるPFS実施の今後のスケジュールは以下の通りです。

来年度(令和4年度)の7月から事業実施予定です。

 

 

 

※総務委員協議会でも、

「PFS(成果連動型民間委託契約方式)を介護予防事業で活用を検討」という文言がありました。案件名は令和4年度の入札・契約制度について

 

 

枚方市において提案したのは多分私が最初ですが、実現に向けて市役所の中で色々と取り組んでいただいている職員の方々には頭が下がります。ありがとうございます。

 

 

PFSの検討イメージ

運動習慣がなく、かといって、運動までのハードルではなく、文化的活動などの軽い活動に参加する方を増やすためにPFSを活用していくということです。

 

今枚方市で実施している生きがい創造学園事業と似ていますね。今後はそちらの事業との整理もしていただきたいです。

 

 

PFSの内容

簡単に言うと出来高払いです。これまでの民間委託だと、成果が良かろうが悪かろうが決まった金額を支払っていましたが、このPFSは成果に応じて支払う費用が変わるというものです。

前例がなく効果がどれくらいになるかわからない事業で「まずやってみよう」の時に実施しやすいですね。

 

 

 

 

 

 

これまでの提案の経過。

 

  • 最初はSIBとして提案(2017年6月)

官民連携による健康政策(SIB・健康ポイント)

  • その前にもSIBについて、2016年の12月議会でも言及だけはしておりました。

医療費の抑制について:糖尿病の重症化予防を

 

 

  • その後PFSとして提案(2019年6月)

PFSなどの新しい官民連携の手法の導入を。

  • 枚方市で研修会に実施(9月)

成果連動型民間委託契約方式(PFS)についての勉強会

  • 市営運営方針に掲載。(2021年3月)

3月定例月議会初日。

  • そして今回の委員協議会(2021年11月)で来年度実施予定と報告されました。

 

 

他の分野でも実施していっていただきたいですね。

指標設定等をゼロベースで実施するのは事業規模が小さいと自治体にとっても手間ですので、ある程度のパッケージを作っていっていただきたいなと思います。糖尿病とかがん検診とかはもう実績がありますので。

この枚方市の案件については、内閣府の支援があってそのあたりの負担軽減がされていますが、毎回は大変だと思います。

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