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PFSなどの新しい官民連携の手法の導入を。

一般質問の内容です。

 

質問の趣旨

 

  • PFSの導入
  • 枚方市の課題をもっとオープンに

という2つの話をしております。

 

前提として

「民間活力の導入することでコストの削減と市民サービスの向上が可能となる」と言われておりますが、ただ民間委託をするだけでは、コストの削減効果も昨今では低くなっております。この件については12月議会で指摘をいたしました。

 

ごみの民間委託、比率を上げすぎでは?本当にそこまでの効果がある?

 

そのため、これからの官民連携については、民間の創意工夫がもっと発揮され、参入意欲が高まる手法・仕組みがが必要だと感じており、上記の2つの話をいたしました。

 

 

PFSとは

PFS:Pay For Success:成果連動型民間委託契約方式)

決まったで発注して業務を実施してもらう従来の委託ではなく、成果に応じて費用が変わる委託方式。全国的にもいくつかの自治体で先進的に取り組みがされている。もともとはソーシャルインパクトボンドの普及を目指してきたが、民間からの資金調達が難しく、成果報酬型の部分だけで、いくつかの自治体が実施しており、内閣府としても今後広げていこうと考えている手法。

 

↑内閣府HPより。

 

ソーシャルインパクトボンドとは・・

民間から資金調達をして成果連動型で報酬を支払う手法。民間には成果に応じて資金がリターンされる。こちらもいくつかの自治体で先進的に実証実験がされているが、なかなか全国的なひろがりを見せていない。他国(発祥はイギリス)においては自治体レベルというよりは国レベルで予算を付けて実施している。

 

 

このPFSという手法もまだ全然定着していないものですが、健康施策などで先進的にチャレンジしていただきたいと思っております。

 

枚方市の課題をもっとオープンに

こちらについては、自治体の紹介と課題を首長がプレゼンし、民間企業からアイデアを募るような場ができつつありますのでその紹介と、今枚方市で取り組んでいるシティプロモーション推進プラットフォームの改善案について話をいたしました。

 

枚方市も官民連携のプラットフォームとして、シティプロモーション推進プラットフォームというのがあるのですが、若干とっつきにくい印象ですし、登録しないと市の課題の詳細がわからない仕組みになっております。

 

質問の詳細

【質問】

限られた財源の中で、市民サービスを向上し、魅力のあるまちをつくるためには、官民連携や民間活力の活用が不可欠だと感じております。これまでもコストの削減と市民サービスの向上を目的として、民間委託、民営化、指定管理者の導入なども進めてこられましたが、場合によってはコスト削減効果があまり見えなくなってきている中、官民連携は次のフェーズに移行していく必要があると考えます。そこで、官民連携について1回目の質問ですが、PFS(Pay For Success:成果連動型民間委託契約方式)という新しい手法について内閣府が普及促進に向けた取り組みを進めています。これは、従来の委託契約のように、効果に関わらず定額の委託料を支払うのではなく、成果指標の改善状況に連動させた委託料の支払いを行うというもので、民間ノウハウの活用、事業の柔軟な実施により、これまで以上に高い費用対効果が期待できるとされています。
私は、医療・健康など様々な分野において、本市においてもこの手法の導入でより高い事業効果を得られ、市民サービスの向上につながっていくのではないかと考えますが、この手法について市は現状どのように考えているのか、見解を伺います。

【答弁】

次に、官民連携についてお答えします。
議員お示しのPFS(成果連動型民間委託契約方式)による事業実施につきましては、内閣府が取り組まれている自治体への職員派遣による研修会などを活用する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により取り組みを延期しております。引き続き本市における取り組みの有効性について検討を行っていきたいと考えております。

 

【質問】

PFSについては、導入に向けた検討を引き続きお願いします。
このような契約の仕組みのほか、民間事業者との連携については、幅広く進めていく必要があると考えます。例えば本市の課題を共有するため民間事業者にプレゼンをし、解決へと手を挙げた事業者とプロジェクトを進めていくといった、オープンな場での議論を呼び起こしながら実施につなげるような取り組みや、事業者が参加したいと思うような仕組みづくりが必要ではないかと考えています。シティプロモーション推進プラットホームでも実施可能な内容かもしれませんが、現状のプラットホームで議論が活発に行われてはいないように思います。市政運営方針でも「公民連携の取り組みをさらに強化します」とありますが、今後の市の取り組みについて伺います

【答弁】

本市の公民連携の取り組みにつきましては、シティプロモーション推進プラットホームについて、より民間事業者と行政が連携しやすい仕組みとなるよう見直しを行ってまいります。また、様々な民間事業者のノウハウの活用に向けた情報収集、実施検討につきましても、大阪府の公民連携デスクとの連携などにより積極的に進めていく考えです。

【意見要望】

シティプロモーション推進プラットホームという名前も本質的には意味は間違っていないと思いますが、シティプロモーションという名前が地域再生、観光振興、住民協働など様々な概念が含まれているという話もありますが、町を宣伝する、アピールするというふうにとらえられがちだと思いますので、名前についても今以上に適切なものにしていただきたいと要望します。また、ホームページでの案内も、少し硬い印象を受けますし、登録をしないと市の課題がわからないので、最初からこういうことを解決したい、といった市の課題を頭出しするとか、これまでの事例などもアップして事業者の方からもとっつきやすいものにしていただきたいと要望いたします。

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