今後の中学校給食のあり方を考えるということです。
委員協議会の内容をインターン生にまとめてもらっております。
こちらは9月1日に開催された教育子育て委員協議会の中の中学校給食についてです。
最後に私の意見もつけております。
==
こんにちは!インターン生の石川と立川です。
今回は9/1の教育子育て委員協議会で傍聴させて頂いたことについて本ブログにまとめます。
今後の中学校給食について
施策等の背景・目的及び効果
枚方市の中学校給食について、平成28年4月から選択制のランチボックス方式で実施し、温かい食事は温かいままに、冷たい食事は冷たいままに提要できるなど、これまで一定の評価を受けてきました。一方で、個々の食事の量の調整が難しく、ランチボックス方式での受託者が限られてきており、今後の委託料等の経費が高騰することなど懸念されます。
加えて、大阪府内でも、これまでの給食提供方法に課題があるとして、提供方法を見直す自治体が相次いでいて、学校給食事業を取り巻く社会環境が大きく変化を見せている状況です。
こうしたことから、今後の中学校給食の持続可能なあり方、生徒にとって望ましい給食のあり方をあらためて検討する必要があり、その検討を進めるにあたり、多方面から様々な意見を聞くための会議体を設置するものです。
内容
有職者やPTA、学校関係者などで構成する「(仮称)枚方市中学校給食あり方懇話会」を設置し、それぞれの分野から意見をいただきます。
《主な検討内(案)》
①現行の給食提供にかかる課題と対応
②生徒にとって望ましい給食のあり方
③費用対効果を踏まえた持続可能な給食提供方法 など
《委員構成(案)》
①食育や栄養学に関する学識経験者
②枚方市PTA協議会(小・中学校の保護者)
③小・中学校の校長
④小・中学校の栄養教諭
議会からの意見
- 以前の議会で全体給食の意見も出たのであれば、初めから全体給食でよかったのではないか。
一度選択制にしたにもかかわらず今更、全体給食に変更するのは無責任ではないか。
- 全員給食にすると生徒の負担が増加し、クラブ活動の時間が短縮される。
- 全員給食ありきの資料や、話し合いが行われているのではないか。
インターン生の感想
私たちとしては現状維持のままでいいと思います。理由としては全員給食に否定的な方たちがいることです。味がいまいちや量が調節できないなど。また、実施するとなると初期費用3億円、年間5億円かかると言われています。いま、この状況下でやるべきことなのか、選択肢はあるのだから頼む方は頼めばいいと私たちは思います。
木村の意見
全員給食ありきの議論になるような気もしますが、フラットに議論をしていただきたいですね。
ちなみに、選択制のままでいいのか、全員給食にするのか?については、選択制なので、頼みたい人は頼めばいいのでは?そして、その結果が給食を選択している人が30%で調理場のキャパを超えていないのでこのままでいいんじゃないか、と基本的には思っていました。
ただ、親は子どもに給食を食べてほしい(弁当作る負担を考えると)、一方で子どもは給食よりも親の弁当がいい(好きなものが入るので)、そして、子どもの意見が尊重され弁当になっている現状、また、給食を頼みたくても周りが弁当なので給食を頼みづらいという声も聞きます。
こういうのを聞くと確かに選択の余地なく全員給食にしてしまうのもありえます。
が、初期費用3億円、年間5億かけてやっていくべきなのか、教育子育てに予算を重点投資するにしても、他の教育子育て施策から先にやっていくべきではないのか、とも考えています。
例えば、0-2歳の第一子の保育料の無償化とか、18歳までの医療費助成とか、放課後子ども教室をすべての学校で実施することとか。
いかがでしょうか?
こちらのブログに書いていますが、放課後子ども教室は4校モデル実施しますが、その後のほかの学校への展開の見通しが「コロナ禍の財政難で見通し立たたない」となっている状態です。
こちらの記事もあわせてご覧ください。