ハイブリッド授業が始まって(いただいたお声)
枚方市で急遽、オンライン授業でも対面授業でもどちらでもよい、というハイブリッド授業が始まって3日経ちました。
日によりますが、今は概ね10%程度の生徒がオンライン授業を受けております。まだ始まったばかりなので、今後この割合増えていくのか、減っていくのか、ずっと10%程度になるのかはまだわかりません。
その中で色々といただいたお声について集約しております。
こういう状況なので完璧にできないこともありますが、どうやっていったらオンライン授業がうまくいき、感染者も抑制できるかという視点で取り組んでいきたいですね。
現場の教職員の方々は本当にお疲れ様です。感謝の言葉も寄せられておりますので最後に載せております。
出席停止という扱いについて
- 欠席にはならないけど出席にはならない。今後の進路の時に影響がないのか?
新型コロナウイルスの感染防止の観点から投稿を控えることを判断することは全く問題ないと思います。「欠席扱い」にはならないのですが「出席扱い」にもなりません。「出席停止」という扱いでインフルエンザの時なども同様の扱いです。このことで今後の進路(受験)に不利にならないというのはしっかりと打ち出しておかないと不安がありますね。
体育など副教科やテストについて
- ○日はクラスの半数がお休みしていて(校内では一番お休みの多いクラスだったようです)が○日は実力テストがあったので出席するように言われ数名以外は出席していたようです。受験があるので(内申点的に)休校でない限り中間、期末、実力テストは出席するしかないですよね
- 体育や図書の時間が自由行動で特にテーマなど無いため持て余す
- 某学校では、体育がある日や音楽がある日は登校、ない日はオンライン授業がOKと聞いてるが別の学校ではオンライン授業ならずっと学校と言われている。
- 学校では時間割どおりに授業を進める予定で、副教科などはオンラインでは同じようにできないので、その時間をどうするかは個々に任される
国語、数学、英語、理科、社会と言った科目はオンライン授業ができるけど、音楽や体育、美術などはできるのか?についてです。(この部分は枚方市のオンライン授業・ハイブリッド授業の状況というブログにも書いている内容です。)
どうしてもやりにくい部分ですが、各教科工夫して取り組んでいただいているとのことです。あくまでも一般的な事例になりますが、以下のようにやっているところもありますし、教育委員会からこのようにやってはどうか?と提案しています。
音楽
今日の授業の目標とか流れを示して、家でやってもらう。リコーダーや歌であれば動画に撮ってもらってあとでタブレット経由で提出する。
体育
今日の授業の目標とか流れを示して、可能であれば家でやってもらう。できないなら学校来た時に後でやる、または保健の授業に切り替える。
美術
絵や工作、彫刻などを持って帰って家でやってもらう、途中で先生に質問をしたかったらタブレットを使って聞く。
とはいえ、なかなかオンライン上では限界があるのも事実で、副教科の日は学校に行くのも選択肢の一つになってしまうかと思います。
授業について
- (複数人)黒板の文字が見えにくい。配信の前に文字が見えるかチェックしてほしい。
- カメラの位置を調整してほしい
- 技術の授業でパソコン実習があったが、先生の説明画面の共有はないし、実習もできなくオンライン組は何もできない状態だった。(途中から結局オンラインは切られた) →パソコンを使用すれば、説明する画面の共有はできるはず、、、(学校のネット環境にもよりますが)
- オフライン参加の生徒の顔が見えない →カメラの追加など
- オンラインは対面授業の様子を画面越しで見ているだけなので、疎外感を感じた。
- オンラインで挙手をしていても、先生には気づいてもらいにくく、クラスメートの様子も見えないためモチベーションが上がらない。
- モニターの画面共有ができず、モニターをカメラで写している。(スキルというよりセキュリティの話?)
ハイブリッドだと、オンライン授業の生徒にも気を配り、実際に教室に来ている生徒にも気を配り、なのでかなりハードルは高いですよね。OMOの発想が必要だ・・。
連絡について
- 小学校は集団登校しているので、登校班の編成が変わってきて対応しなくてはなりません。登校する人しない人の把握の仕方。
- 来週からいきなり短縮事業になるみたいですが、経過や減る分の授業をどうするかの説明がなかった。
- 先生の連絡が入っているが、登校前提の内容ばかり。オンライン組の場合も入れて欲しい
- 学校から全くオンライン学習の手順が降りてこなかった
- 学校からハイブリッド授業に関する具体的な接続の仕方などのお知らせは一切ありませんでした
- 接続できないなど、トラブル時の連絡が母親のGmailのため気付かない→タブレットにも連絡来るようにするといいですね。
- オンライン授業を始める前に先生の説明を受けないといけないが、やり取りが遅れ1日学校に行くことに。その日にコロナ感染者見つかる・・・。
その他
想像はしていましたが、学校、教師によっての差がやはりありますね。
- オンライン配信は、先生の技量によってかなり差を感じます。
- オンラインを受けた生徒にアンケートをとって、 改善に役立ててはどうか。
- ハイブリッドではなく、オンラインだけなどどちらかにした方が子どもも先生も楽なのでは?
ポジティブな意見・感謝の声
- ○○学校はしっかり対応してくれています。
- 休み時間に雑談もしていいようでいい取り組みだと思います。
- 現場の先生方は良くしてくれていると思います
- 個々の先生はオンライン授業を手探りで始めてくださっています。 ありがたいです。
- 現場の先生方はとても頑張ってくださっています。
- ○○先生が、めちゃくちゃハイブリット授業が驚くほど上手いです。 元教師の義母も一緒に見てましたが、絶賛してました。 オンライン子達も、教室にいるかのように、一体感を作ってくれます。 こういう授業も想定して、頭の中でシミュレーションしてたんじゃないかと思います。 このコロナ禍の中で、安心安全に学びの機会を作ってくれる先生には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。