フリースクールの視察及び意見交換@立川・井上 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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フリースクールの視察及び意見交換@立川・井上

こんにちは。インターン生の立川と井上です。

8月23日に参加させて頂いた「フリースクールの視察及び意見交換」を行いましたので本ブログに内容と感想をまとめます。

フリースクールとは?

概要

何らかの理由により学校に行くことができない、行かない、行きたくても行けないと感じている子供たちが、小学校・中学校・高校の代わりに過ごす場所です。

環境の変化等によって発生する不登校やひきこもりをはじめとし、軽度の発達障害、身体障害、知的障害などの身体的事情を抱えるたくさんの子供たちを受け入れて、学びの場を提供しています。

多くのフリースクールは、個人経営、NPO法人やボランティア団体などが運営する民間の教育機関です。共通点としては、子供たちの主体性や自由を尊重しているところです。一方で、相違点は、教育方針や理念、かかる費用等などに偏りが起きるところです。

目的

フリースクールに通っている子供たちは十人十色です。

そのため、個人によってフリースクールに通う目的が違います。

例)学校復帰・人間関係の強化・学習意欲の向上・心の負担の軽減 など

成果

フリースクールで得られる成果はかける時間によって様々です。

〈短期間の場合〉

  • 中の世界から外の世界へ一歩踏み出せる
  • 笑顔や個性が溢れる
  • 自分の居場所が見つかりそこで友達もできる

〈中期間の場合〉

  • 様々な病気の緩和
  • 楽観性/運動習慣の定着

〈長期間の場合〉

  • 中学校、高校、大学の進学
  • 家から離れた環境下での生活(=ホームステイ)

感想

自分たちが幼い頃にもフリースクールの存在があったことに驚きを感じました。今よりも不登校率が低かったことや、学校には必ず行かなければならないという考えが親世代や私たちにも広まっていたため認知度が低いのではないかと考えました。

近年、何らかの理由で学校に行けない・行かない子供たちが増えてきている現状があるからこそ、まず市や自治体などが教育方面の問題にも興味関心を持ち理解を進めていくことが必要です。そして、そこから市の環境や経済状況などをみながらその地域にあった取り組みを行うことで将来の対策にも繋がると思います。

時代が変化するとともに、人の考え方も変わってきています。だからこそ、学校に必ずいかないといけないという考えを緩めて学校で学ぶことをフリースクールや自宅でも行える環境づくりが発展していくことにより子供たちも幸せに過ごしていけるのではないかと考えました。

 

 

 

木村の意見

実際に運営に携わる方の話を伺い非常に参考になりました。

 

支援学級の生徒も増えていますね。また別記事にまとめます。

 

「不登校は良くないから学校に戻れるようにした方がいい」と昔は考えていましたが、不登校にも様々な事業があることや、フリースクールを出席扱いとする通知なども出てきている背景から、「学校に来ていなくても、学校に求められる機能を他で代替していればいいのではないか」と思うようになってきました。

第一の選択肢は学校でいいとは思いますが、それが合わない方もいるのが現状ですので。

いずれにしてもすべての子どもにとって明るい未来が描けるようにしていくためにはどうするべきか、学びの保障や様々な点から引き続き考えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

私の意見は以下の記事にまとめておりますので、よろしければあわせてご覧ください。

フリースクールの支援など学校復帰以外の方法で不登校支援を実施している自治体が少しずつ。

 

 

 

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