2020年から3歳以上も公立保育所での完全給食が実施となります。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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2020年から3歳以上も公立保育所での完全給食が実施となります。

2019年9月17日から各種委員協議会が開かれています。

 

そこで委員協議会で話される案件の中でも気になるトピックをこのブログで発信していきます。

この記事はインターン生の臼井くんにまとめてもらいました。

 

今回のテーマは厚生員協議会の中の「公立保育所における完全給食の実施について」です。

 

私も議会で指摘していた公立保育所の完全給食が2020年から始まります。主食費として月1000円の実費負担はありますが「お金を払ってでも実施してほしい」というお声もありましたし、何卒ご理解会ください。

 

 

政策の背景・目的

 

現在、公立保育所の3~5歳児の給食については、副食のおかずなどは提供されているのに、主食のごはんやパンは家庭から持参している状況が続いています。保護者からは、食育の観点から、夏場の衛生管理や負担の軽減など、「完全給食の実施」が強く要望されてきました。

 

そのため、枚方市は完全給食の実施に向けて、本年(2019年)10月からの幼稚教育・保育の無償化の内容を踏まえ考え方を整理し、来年(2020年)4月から完全給食を実施することにしました。

 

今回はその政策の具体的な内容や予算を書いていこうと思います。

 

 

政策の内容

 

政策の内容自体はとても単純です。

 

・公立保育所11園において、3~5歳児に主食(ごはん・パン)を提供する。

※枚方市では、0~2歳児の主食の提供はすでに実施済

 

・保護者の負担額は、月額1000円の予定となっています。

 

※全員上記の政策が適用されることになります。また、副食費(おかず)に関しては、これまで通りお支払いしていただくことになります。

 

政策に係る事業費・財源及びコスト

 

<事業費>13,867,000円

(内訳)食器洗浄機、給湯器等備品購入費…..12,067000円

茶碗、配膳用食缶等消耗品費…..1,800,000円

 

<財源>福祉基金繰入金…..13,867,000円

 

<令和2年度以降に発生するランニングコスト>

米・パン等賄材料費 8,880,000円

※財源は保護者負担金(一人当たり月額1000円)を充当予定

 

まとめ

 

公立保育所における完全給食は、私が2018年12月議会・2019年6月議会において提案していたものです。

その時の記事はこちら→枚方市で保育所に子どもを通わせる保護者は、朝の忙しい時間にお昼ごはんを用意しなければならない?それも、3歳になった時から??(2018年12月議会、質問したのは池上議員)

おむつとか布団とか給食の主食の用意とか、保育所に入ることも大変ですが、入ってからも大変という現状(2019年6月議会)

 

実施が決まってよかったです。今後はおむつの処理や布団のリースなども推進していきます。

 

 

 

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