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成年年齢引き下げに伴って成人式は20歳で実施?18歳で実施?

これまでは成人式といえば20歳の時に実施していました。今後は18歳の時の実施になるかもしれません。本日の文教委員協議会で案件として報告されました。

 

関連記事です。この件については議会でも質疑をいたしましたので、あわせてご覧ください。

成人祭の実施時期。当事者である若者(と保護者)にも意見を聞いて決めるべき。

 

概要

成年年齢を20歳から18歳へ引き下げることを内容とする民法の一部を改正する法律が2022年4月1日に施行されます。

 

このことから、「大人としての自覚を促し、自ら責任を持って生き抜こうとする青年の門出を祝福する」成人祭の趣旨を踏まえ、より喜ばれる魅力的な成人祭を目指して、式典の対象年齢の検討をしていくという話です。

 

 

改正民法の概要

  • 民法上成年年齢を20歳から18歳に引き下げることで、18歳から単独で各種契約を締結できるようになるとともに、親権に服することがなくなること。
  • 18歳、19歳の若者が、自らの判断によって人生を選択することができる環境を整備するとともに、その積極的な社会参加を促すことで、社会を活力あるものにする意義を有すること。

 

参考:枚方市における成人祭参加率の推移

  • H26:70.0%
  • H27:68.5%
  • H28:70.3%
  • H29:70.7%
  • H30:68.4%

全体では70%前後が続いていますね。枚方市の場合、現在は各中学校で実施する分散方式を取っていますので、会場ごとには結構ばらつきがあります。

はたちのつどいの中学校区ごとの当日参加者数

 

 

アンケート調査とその結果

調査対象は少ないですが62人です。

18歳とすべき:24.19%

  • 成人になったという自覚が生まれると思うから
  • 「成人式」という名称なら成人年齢に達した時に行うべきだと思うから

 

20歳とすべき:69.35%

  • 18歳時は受験や就職活動など忙しく、成人を祝う気分ではないと思うから
  • 飲酒・喫煙など、他の大人と同等の権利が発生するのは20歳からだから

 

その他:6.45%

  •  18歳、20歳のどちらでも参加可能(対象)にすればよい

 

 

課題

18歳で行う場合

  • 高校3年生の1月(成人の日)は受験時期と重なるため参加しにくい。
  • 施行初年度(令和4年度〔2022年度〕)は3学年分同時の実施となる。
  • 上記について、関連業界(着物、写真館、理美容等)への影響も大きい。

20歳で行う場合

  • 改正民法の趣旨である「社会参加や社会的、経済的責任の意識と自覚」や成人の日を定める目的である「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を励ます」などを新成人(18歳)にタイムリーに周知できない。

 

 

市としての今後の対応とスケジュール

  • 2019年6月文教委員協議会へ報告
  • 2019年6月~8月内委員会及び意見聴取会の開催(各3回程度)
  • 2019年9月文教委員協議会へ結果を報告

※意見聴取会・・・外部有識者等から意見を伺う。委員構成は、社会学、地域コミュニティ、学校教育、商業関係の各分野1名ずつの4名の選出を予定。

 

 

まとめと木村の考え

18歳が成人年齢になるのであれば、成人式も18歳の時にやるべきと思います。20歳になると18歳のタイミングよりも多くの若者が大学で地域を出てしまう方もいます。18歳の方が出席率が上がることが見込まれます。

 

ただ、アンケートの結果では(母数少ないながらも)20歳のタイミングの方がニーズが多いということになりますし、切り替えるタイミングでの課題はあります。ただ、切り替えの時には課題があれども一度きりの話なので切り替えてしまっていいのではないでしょうか。

 

 

逆に成人は18歳、成人式は20歳だと、「なぜ18歳から成人なのに成人式は20歳なのか?」という疑問が付いて回ると思います。

 

 

ちなみに、全国の中核市55市のうち、検討中が32市で、未検討が23市と基本的にはまだどこも結論が出ていない状況です。(※平成30年9月の調査より)

 

皆様はどう思われますか?

 

ツイッターでのアンケート結果です。

 

 

 

 

 

FBでのアンケート結果です。

 

アンケートにご協力いただいた皆様ありがとうございます。

多少の違いはありますが、どちらも「20歳の時に実施」の方が多数ですね。

※あくまでも私のツイッター、FBをフォローしていただいている方々の中での結果ですので、枚方市民かどうかの限定はできていません。

 

関連記事です。この件については議会でも質疑をいたしましたので、あわせてご覧ください。

成人祭の実施時期。当事者である若者(と保護者)にも意見を聞いて決めるべき。

 

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枚方市議会議員
木村 亮太
民間企業を経て2011年より枚方市議会議員。政治スタンスは未来に責任を持った政治。主な政策は行財政改革、人事給与制度改革、教育子育ての充実、持続可能な社会保障制度改革、ICTを活用したまちづくり。
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