京阪本線連続立体交差事業(高架化)の進捗状況(2020年6月時点) | 前枚方市議会議員 木村亮太
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京阪本線連続立体交差事業(高架化)の進捗状況(2020年6月時点)

2020年6月時点での連続立体交差事業の進捗状況です。

 

枚方市駅から寝屋川市駅までの京阪の線路(全長約5.5km)を高架化にする計画があります。枚方市駅から電車走ってると、枚方公園、光善寺あたりの線路沿いに空き地があったり、建物の取り壊しの工事をしていたりするのを見かけるかもしれませんが、用地買収を進めているところだからです。

 

 

現在の進捗状況

一言で言うと用地買収が予定より時間がかかっています。

枚方市側で用地取得すべき土地は約3万㎡となっており、そのうちの1.9万㎡が取得完了しています。(約60%)

用地取得については当初は平成30年(2018年)に終わり、平成31年・令和元年(2019年)から工事が始まるでしたが、長引いております。話をお聞きすると、用地取得にかかる費用の国庫補助が当初の予定通り来ていなかったということです。

 

現状の予定では令和4年度(2022年度)の工事着手を目指しています。

 

 

 

参考情報:平成25年に認可されたときの事業の概要

 

  • 事業費の概算:約1000億円
  • 事業費の負担比率:国55%、地方(大阪府・枚方市・寝屋川市45%)、鉄道負担7%
  • 枚方市側だけだと、事業費540億円、市負担分は約80億円
  • 完成は平成40年(令和10年:2028年)の予定です。
    ※上記の通り、工事着手が3年遅れているので完成も3年は伸びる??

 

 

コロナの影響で景気の動向も変わるので、また先がわからなくなりそうですね。ただ、不景気の時は経済対策として、公共事業を進めることもあるので、当初の予定通りもしくは3年遅れ程度で進んでいく可能性もあります。リーマンショックの時は公共事業が増えたということです。

 

 

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