調理場がストップした時のストックは1日分で大丈夫?
8月6日に開催された8月緊急議会での質疑です。
コロナ関連の補正予算について。
事業の概要
調理場職員等にコロナ感染者が発生し調理場が使用できない時のために、急遽の対応として、また災害時にも活用することができる非常食を備蓄しておく。
予算は約100万円。
4400人分。
最大食数を調理している第一学校給食調理場が調理不可となっても1日分は対応できる。
質問の趣旨
学校給食の調理場職員等が新型コロナウイルスに感染してしまった場合、
- 調理場の閉鎖は複数日となる。
- ストックとして備蓄する救給カレーは1日分
- 複数日分のストックを用意しておいた方がいいのではないか
- 場所は各学校や給食調理場の跡地を活用すればいいのではないか
と言ったものです。
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質問の詳細
【質問】
議案書15ページの新型コロナウイルス感染症対策経費のうち、賄材料費に計上されている学校給食用非常食の救給カレーについて質問します。
この救給カレーは、調理場職員等にコロナ感染者が発生し学校給食の調理場が使用できないとき等に、急遽の対応として災害時等にも活用することができる非常食を給食として提供するために備蓄するものと聞いていますが、調理場で調理員等にコロナ感染者が出た場合、調理場は何日の閉鎖になりますか、また、何日程度調理ができない状態になるのでしょうか。
【答弁】
調理員等が新型コロナウイルスの陽性となった場合は、自宅待機等の対応となりますが、調理場の消毒は1日程度で完了し使用可能になると想定しています。
ただし陽性者との濃厚接触者等の確認作業に時間がかかる場合や、場内の複数または多くの調理員に自宅待機等の要請があるなどのケースであれば、一定の期間調理場が使用できないことも想定されます。
【要望】
非常食の提供は、1日分ということですが、少しでも保護者にお弁当持参の負担をかけない方策として、生徒や保護者のニーズも確認しつつ、この期に数日分の非常食を備蓄しておくのも良いのではないでしょうか。
今回は九州地方等での自然災害の影響で非常食の在庫が不足していて納品数に限りがあることや備蓄品を保管するする場所も少ないとのお話も聞いておりますが、今後の対応として、備蓄数を増やすことや廃止予定の第三学校給食共同調理場を利用しての保管なども検討されてはどうかと意見しておきます。