ごみ収集業務の民間委託率が今後80%までに??ごみ収集業務体制見直しについて。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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ごみ収集業務の民間委託率が今後80%までに??ごみ収集業務体制見直しについて。

先日開催された建設環境委員協議会から気になる話題を別記事にしております。インターン生にまとめてもらいました。

 

行政運営をより効率的・効果的にするため、減量業務室が行う改革の一環として、ごみ収集業務の体制の見直しを実施していきます。委託率を上げていくことはこれまで賛成してきましたが、80%までにしてしまってもいいのかな?と思っております。

 

概要

平成28年3月に策定された「新行政改革実施プラン(平成28年度~平成31年度)」における課題の一つとして「ごみ収集業務における技能労務職員の適正配置に向けた取り組み」を掲げ、減量業務室においては長期的な展望を踏まえた行政改革を進めていきます。
一方、ごみ収集業務においては、「官と民の最適な業務分担割合」や「妥当な委託割合」など、継続的な検討課題があり、これまでの間、行政の役割と責任を踏まえた効率的・効果的な業務運営に向け、課題整理を行ってきました。
こうしたことから、これらの内容を踏まえ。2020年度以降のごみ収集業務体制の見直しに向けた「ごみ収集業務体制見直し実施計画」を策定しましたので、報告をするものです。

 

  • 委託率を2019年の48%から2020年に80%(収集車ベース)
  • 3人乗車を2人乗車へ

あたりがポイントになるかと思います。

 

実施時期

  • 2019年3月:債務負担行為による予算計上
  • 2019年6月:収集委託契約(5カ年)予定
  • 2020年度~2024年度:実施計画による体制の構築

 

事業費及び財源

  • 《収集委託料》 一般財源 5,368,285千円(5カ年合計額)

↑建設協議委員会の資料より 《ごみ収集業務体制見直し実施計画 概要版》

 

まとめと意見

冒頭にも書きましたが、委託率を80%までしてしまうのは少し気になるところです。

ごみ収集業務は市民生活に直結する分野です。

これまでの民間委託は直営に比べてコストがかかっていたため、推進すべきでした。しかし、民間と格差のない給料表が導入され、理論的には直営も民間委託もコストがほぼほぼ変わらなくなりました。※

 

他市では民間委託の比率が高いため、市としての管理が行き届かないという話も聞くことがあります。そのため、私としてはある程度市として管理がしやすいように民間委託率は60~70%程度が適切ではないかと思っております。市としては80%を目指して進めていくということですので、それであれば、民間委託事業者の競争性を担保していい事業者が参入しやすい環境を整えていくべきであると考えています。

 

※詳細はコチラをご覧ください。2018年4月にごみ収集業務等に関わっている職員について、これまで適用されていた民間と格差のある給料表から、民間との格差が少ない給料表に適用がされることが決まりました。その他諸々含めて単年度あたり5,300万円程度の人件費抑制効果が見込まれるというやり取りを2018年恩3月の議会でしております。

 

 

 

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