空き家・空き地対策および子育て世帯の流入について。空き家の流通量を増やすことが大事。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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空き家・空き地対策および子育て世帯の流入について。空き家の流通量を増やすことが大事。

代表質問の内容です。

順次アップしております。

 

 

質問の趣旨

 

定住人口を増やすには、教育子育て施策の充実をし、住みたいと思われる街づくりにすることと、住むための住宅を供給することが必要です。そのため、新規の住宅開発もありますが、既存の家である空き家の流通量を増やすことが大事という趣旨で質問しております。

 

以前に数字を調べたことがあります。鶏が先か卵が先か、というところはありますが、一定ニーズのある自治体が家を建てたら人が増えるんじゃないか?という話です。

なぜ枚方市は転出超過になっているのか?家を100軒建てれば社会増減が+39人? | 枚方市議会議員 木村亮太オフィシャルブログ「未来に責任」Powered by Ameba (ameblo.jp)

質問の詳細

【質問】

空き家・空き地対策及び子育て世帯の流入について伺います。枚方市における中古住宅の流通については、民間情報サイトによると大阪府下の市町村のなかでも上位であるとの情報もありますが、一方で物件が見つからずやむを得ず他市を選択されたという声もお聞きします。そのようななか、住宅を供給する観点から、空き家の市場流通もその方策のひとつと思いますが、市政運営方針に記載されている、空き家の利活用の促進や市場へ流通させる取り組みについて、どのようなことを考えているのか伺います。

【答弁】

次に、空き家・空き地対策及び子育て世帯の流入についてお答えします。発生した空き家については、効率的に市場流通性を高めることで、定住促進につながるものと考えています。このため、庁内連携によるおくやみ窓口や、地域の協力を得ながら行う実態調査などにより、空き家情報を収集し、所有者への働きかけを通じて、利活用や市場流通につなげる取り組みを行います。

【質問】

先ほど、空き家・空き地対策及び子育て世帯の流入について、ご答弁いただきました。今後、この取り組みを推し進める事で、空き家の流通、ひいては定住促進、人口流入にも寄与するものと思われますが、地域における課題やその背景は様々かと思います。今年度策定された第2次枚方市空家等対策計画において、空き家率の管理指標を示されていますが、不動産の流通状況を踏まえた空き家の利活用や流通に対しても、目標を設定しながら効果検証を計る必要があると思います。この点について、どのように考えているのか伺います。

【答弁】

景気などの社会情勢に影響される不動産市況は、空き家の流通性に大きく関連することから、その動向については、注視していく必要があると考えています。目標設定については、本市の働きかけによる空き家のマッチング件数など、個別施策を評価できるよう設定する考えであり、第2次枚方市空家等対策計画に基づくアクションプランの取り組みのなかで、実態に即した指標を検討します。

【意見要望】

令和4年度、空き家・空き地対策のさらなる充実に向けて取り組み、空き家の解消や、子育て世帯の流入に繋がる事を期待します。一方、空き家対策だけでなく、定住促進に寄与する施策の推進や、安定した住宅供給などについても、市全体の課題として捉え、取り組んでいくよう要望します。

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