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放課後キッズクラブの全校実施を早期に実施すべし。

一般質問の内容その5です。

放課後キッズクラブについて。

 

全校実施の実施時期が不透明になっていた放課後キッズクラブですが、令和5年度に全校において本格実施できるよう検討しているということです。

 

質問の趣旨

放課後キッズクラブとは・・子どもたちの「時間」「空間」「仲間」を確保するために、放課後や土曜に学校を開放して、自主的な活動をする場所を提供する事業です。(見守りのスタッフは付きます)

昔は、大人の見守りはなく、ただ、放課後に学校に残ってサッカーとかしてたと思うのですが、安全面の配慮等からそういうことができなくなっている時代背景です。そのため、「事業」という形で実施します。また、共働き世帯が増えて、留守家庭児童会室に入室している児童も多くなっているなど、学校が終わって家に帰っても親がいないことも多く、そういう点からも放課後に学校に残り、遊ぶ・学ぶニーズが高くなってきております。

 

今枚方市では、津田、山田、川越、さだの4つの小学校で先行導入しており、その後の実施については、以前の委員協議会で示された通り、当初は令和5年度からの本格導入の予定でしたが、「コロナ禍の財政状況を見据え、実施時期を検討する」と実施が先送りになっていました。

 

当時(2020年8月)の委員協議会資料。

教育子育て委員協議会の放課後キッズクラブについて

コロナ禍で先が見えない状況というのは理解しますが、子育て世帯のニーズは高い分野ですので、早く全校で実施すべき、という趣旨での質問です。

小学生のお子さんを持つ家庭のニーズは、以前の子ども子育て支援事業計画の事前調査では、以下の通りとなっております。

  1. 子育て世帯の経済的援助
  2. 子どもが集まれる屋外施設
  3. 小児医療
  4. 子どもの安全を確保する対策を充実する
  5. 親子が安心して集まれる保育所・幼稚園や小学校の運動場等の開放を増やす

5番目に学校開放が入っていますし、2番目も学校が放課後使えればある程度解決すると思います。そういう意味では、放課後に学校で活動するということのニーズはかなり高いといえます。

 

枚方市の子育て世帯の優先順位が高い施策とは。

質問の詳細

【質問】

今年度4月から放課後キッズクラブが津田、山田、川越、さだ小学校の4校で先行導入され、土曜日および三季休業期で実施されています。この事業は、保育を必要とする児童が通う「留守家庭児童会室」と全児童への居場所を提供する「放課後子ども教室」を一体的に運営することで、保護者が安心して就労できる環境と子どもたちが学校で楽しく安全に過ごせる環境の整備を進めることが目的だと理解しています。先行導入4校の放課後キッズクラブのうち、全ての児童を対象として居場所を提供している「放課後子ども教室」の年度当初の登録状況と現在の登録状況および先行導入実施校での「放課後子ども教室」1校にかかる経費について、まず伺います。

【答弁】

「放課後子ども教室」の先行導入4校における4月1日時点での登録率は27.2%、9月1日時点での登録率は、32.3%となっており、コロナ禍における影響で登録を見合わせている状況もありますが、7月以降、夏休みを前に登録が少し増えた状況でございます。
また、現在、先行導入している「放課後子ども教室」にかかる経費については、あくまで試算ではございますが、放課後キッズクラブの委託事業のうち、土曜日および三季休業中の実施にかかる「放課後子ども教室」の経費は1校あたり約430万円となっております。

 

【質問】

登録状況についてはコロナ禍や放課後子ども教室が平日に実施していないことも影響していると考えられますが、夏休み前に登録が増えたということであれば、利用ニーズはあると思います。
また、経費については、この事業が枚方市の全小学生を対象に居場所を提供するものであることを鑑みれば、決して経費的に高いものではないと思います。以前、枚方市で実施された「第2期枚方市子ども・子育て事業計画」の策定にかかるニーズ調査によると、小学生のお子さんを持つ家庭では、「親子が安心して集まれる公園等の屋外の施設を整備する」「子どもの安全を確保する対策を充実する」「親子が安心して集まれる保育所・幼稚園や小学校の運動場等の開放を増やす」などといった項目がいずれも上位にありました。
私たちが子どもの頃には学校の校庭で自由に遊べていましたが、現在の子どもたちは、外遊びや集団で遊ぶことが少なくなり、色々な経験を通して、人との関わり方を学ぶことが難しくなっています。また、不審者に対する心配や管理上、安全上の問題で自由に遊べる場が限られており、放課後に学校の校庭で遊べることは子どもや親にとっても安心できるというものです。この事業は、コロナ禍の影響も受けて、本格導入は、財政状況及び先行導入の契約状況を踏まえ、実施時期を検討することとなりました。しかしながら、4校のモデル実施で残りの学校の実施について先行きが不透明になっていることはいかがなものかと思いますし、この事業は公園を新しく整備するとか施設を建てるといったことではなく、今ある学校の施設を利用して行う事業がそんなに難しいものではないと考えます。市は「放課後子ども教室」の事業について、どのような運営を考えているか伺います。

【答弁】

放課後子ども教室は、放課後に、学校で子どもたちが安心して自由に遊べることができ、友だち同士で遊びを通じてふれあいの機会を広げられるよう、校庭や空き教室等の学校施設の一部を開放するものでございます。子どもたちの安全確保のために見守りのスタッフは配置しますが、子どもたちの自主性や主体性を尊重し、大人に指示されることなく、自由に遊びを創造し、工夫できるよう支援を行うものでございます。このような運営を目指し、令和5年度に全校において本格実施できるよう検討を進めているところでございます。

【意見要望】

先ほど、令和5年度に向けて、取り組んでいただけるとお聞きしましたが、市が行っている事業の優先順位を考えるとこの事業は早期に実施すべき事業だと考えます。また、安全確保のために見守りは行うということですが、子どもの自主性や主体性を尊重するためにも大人の関与はできるだけ少なくし、最低限の見守り体制を検討した上で、児童の入退室の状況等を保護者にアプリやメールで通知するなど、ICTを活用した安全管理も検討していただきたいと思います。
これまで私は留守家庭児童会室においても、入退室管理や連絡機能を合わせ持つICTの導入をお願いしてきました。一体的に運営を行うのであれば、そうした効率的な活用も含めて導入していただくよう要望しておきます。

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