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歩行者と車の優先順位をどう考えるか。

以下のブログにも書きましたが、通学路安全対策についての続きのブログです。

八街市の事故を受けて通学路の安全対策について枚方市の状況

 

 

通学路の安全について菅総理からも号令がかかっています。

 

この件についてですが、

総点検よりも対策する際のルールや予算を変えていく必要があるのではないか、と感じます。

 

基礎自治体の感覚で言うと、点検はこれまでも実施しており、課題箇所も認識している場合が多いです。もちろん、再度点検の必要もあります。

 

対策を強化するというところで、車と歩行者の優先順位の付け方をもっと歩行者に寄せる、交通対策関連の予算を増やす、といった具体的なものがないと実効性のある対策はなかなか進まないんじゃないか、ということです。

 

枚方市も通学路交通安全プログラムというものを策定して、校区ごとに危険個所や対応策を書いております。

 

では、どのように対応していくか、

となると、例えば、

「通学路に車が通っていて危ないのでガードレールをつけてほしい」というお声をいただいても道の幅を考えるとガードレールの設置は難しい場合もありますし、それをすると、車のとおる幅が狭くなり一方通行にせざるを得ない場合もあります。

そうなってくると、車でこの道を通っている方からすると通れなくなり困るということにもなります。

 

結局、今は歩行者にも配慮する一方で、車の方にも配慮し、ということで、どちらかにだけ重心を置いた対策ができない状況です。

※「この状況が良い」という趣旨でなく、残念ながらこのような状況になってしまっているという意味でこのように書いております。

 

信号の設置について

 

ちなみに、「危ないので信号を設置してほしい」というお声をいただくこともありますが、担当課曰く、

  • 車の量、横断者の数を基準で設置してるので信号の新規の設置はほぼない。
  • 既存の道路に新しく信号を付けるのはほとんどない
  • そもそも信号を付ける予算が少なく大阪府全体で10個程度らしい
  • そのため、対策ができたとしても横断歩道を作るくらい

ということです。

こういう厳しい状況ですが、枚方市の担当者は地元の方との協議もしながら、通学路を安全な経路への変更、グリーンラインをひく、等々様々な対応もしていただいています。

 

ただ、先述の通り、ガードレールや信号の設置等の抜本的な対応までには至っていない場合もあります。

 

ガードレールの設置について

道路構造令(施行規則)おいて、車道幅員は最小4m、歩道幅員は2mと定められております。

 

 

お問い合わせいただくことのある殿山第一小学校への道路は、一部6mとなっている部分もありますが、6mに満たしていない部分もあり、ガードレールの設置に至っておりません。

 

 

 

○○なのでできません、という話ではなく、今も担当としては知恵を絞っていただいておりますが、本当に対策をするのであれば、車と歩行者のバランスの議論をしないと進まないのでは、と考えております。

 

枚方市の各校区の個別箇所について知りたい場合は

枚方市の通学路安全プログラム
に危険個所が記載されており、対応状況も記載されております。
確認方法については、こちらのブログをご参照ください。
また、この書類に書かれている文面だけではわかりにくいなど、個々の箇所については、
「●●小学校の○○の箇所について知りたい」等、具体的にお問い合わせいただきましたら確認します。
ちなみに、私から聞かなくても市民の方から直接市の担当課に問い合わせいただいてもお答えいただけるものだと思います。

 

 

また、八街市のように、この資料の中で危険個所として認定されていない場合でも、「この場所は危険だ」等ありましたら追加していくことも考えられますので個別に教えていただければと思います。

 

 

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