電子書籍の利用者の増加にはユーザービリティの向上と学校でのタブレットとの連携が大事 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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電子書籍の利用者の増加にはユーザービリティの向上と学校でのタブレットとの連携が大事

11月27日に開催された教育子育て委員協議会での発言です。

 

 

図書館グランドビジョンについて。

電子書籍の導入が示されました。そのことと利用者の増加に向けて。

 

また、中学生は図書館の利用率が低くなりますが、全員に配布しているタブレット内で電子書籍を見るような形を作れば本に触れる人が多くなるのではないかと思います。ぜひ連携していただきたいという旨を伝えました。

 

また、本の予約システムについても、最初の登録の面倒さやネットでの予約が慣れないと大変なのでもっと使いやすくしていただきたいと伝えました。

 

 

 

【質問】

第4次グランドビジョン(案)の第4章では「一人ひとりの学びを支え、人と人、まちと未来をつなぐ図書館」をめざすとされ、それを実現するために、運営方針1から4までを定めておられます。
それらについて、否定することはありませんし、毎年約200万人もの人が訪れるというのも評価すべきであるように思います。
しかし、8ページからのサービス状況の推移をみている中では、スマートフォンやタブレット端末の急速な普及や、本市人口の減少などがあるとはいえ、貸出冊数や来館者数といった図書館利用の主要な統計数値が減少傾向にあります。
また、年齢別の利用者の統計を見ますと、大まかには小学生までと30歳代以降の大人の利用は多いものの、中学生から大学生、若い社会人の利用が少なくなっています。この世代の人々が特に読書が必要であるように思います。
こういった世代の人々に利用してもらうにはどの運営方針を重視する必要があると考えているのかお聞きします。

【答弁】

ご指摘の若い世代への利用促進につきましては、今回提示させていただきました各運営方針とも重要であると考えておりますが、まずは、運営方針2の子どもの読書活動の推進に取り組む図書館の部分からの取組が重要であると考えています。乳幼児期からの読書活動を推進し、各世代ごとに読書の定着ができるような取り組みが必要であると考えております。

【意見】

乳幼児期からの各世代ごとの読書の定着も必要であると思いますが、利用が少なくなっている若い世代は、それこそスマートフォンやタブレットを使いこなしています。
読書をするときにも紙の本より、電子書籍のほうを好まれるのではないでしょうか。運営方針1で示された電子書籍の導入により、利用が増加するのではないかと考えます。

 

枚方市の公立中学校に通っている生徒にはタブレット端末が配布されるので図書館の電子書籍がその端末で見ることができ、調べ学習などでも活用できるように部署連携をしていただきたいです。

 

 

また、私が図書館を利用する際に感じるものとして、最初の登録に手間を感じます。もっと簡単な方法で登録ができ、すぐに利用が始められるような取り組みはできないものでしょうか。
登録さえできれば、図書館利用は本の予約や貸出期限の延長などかなりの部分、インターネットで行うことが可能です。ネットでの予約と利用登録をもっと簡便にできるようにお願いいたします。

 

 

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