枚方市で(仮称)おくやみ手続き窓口が開設されます。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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枚方市で(仮称)おくやみ手続き窓口が開設されます。

2020年8月24日から27日にかけ、各種委員協議会が開かれています。

そこで、委員協議会で気になる内容をピックアップしていきます。

この記事は、枚方市の「(仮称)おくやみ手続き窓口」についてインターン生の小川さんにまとめてもらったものです。

 

死亡届など手続きをワンストップ化するものです。

 

政策等の背景・目的及び効果

死亡届に伴う行政手続きは、多くの場合、庁舎内の複数窓口で行う必要があるため、窓口移動や処理時間などで遺族にとっては負担に感じられる方も多いと考えております。

これまでも、スムーズな手続きに繋がるよう、死亡届の提出時やインターネットのホームページを通じて、必要な手続きの一覧を案内してきましたが、遺族の方がご自身の判断で庁舎内の窓口に出向く必要があり、また、場合によっては長時間にわたることもあるなど、市民サービスの観点からも課題があると認識しておりました。

それらの課題に対応するため、(仮称)おくやみ手続き窓口の設置を進めるものです。

 

内容

(1)サービスの概要

  • 市民室内に(仮称)おくやみ手続き窓口を設置します。
  • 来庁による当日受付のほか、郵送申請及び事前予約や電話相談により、遺族の負担を最小限となるよう心掛けるとともに、窓口混雑の緩和に努めます。
  • 手続き所管部署との連携により遺族に寄り添った運営に努めます。

 

(2)ICTの利用

  • 窓口予約システム
    事前予約に電話だけでなく、専用サイトからのインターネット予約にも対応します。また、事前に故人等の情報を収集することで、必要な手続きについて事前に準備を整えます。
  • 窓口支援システム
    申請書に記載する住所、氏名などの必要項目について、システムによる省略可を図るとともに、ホームページ上で、故人の属性に基づく手続きが、申請者自身で検索できるようにすることで、事前準備を促します。また、郵送による手続きも案内します。

 

(3)見込み作業

年間約3,700件(令和元年度死亡者数:3,756人)を見込んでおり、常時2窓口を開設し、来庁者数に応じて更に1つを追加し、合計3窓口で対応します。

 

今後のスケジュール

  • 令和2年12月  令和2年12月号広報で周知
  • 令和3年1月~ おくやみ手続き窓口開始予定

 

 

事業費・財源及びコスト

  • 一般財源 2,316千円 9月補正予算に計上予定
  • 支出内訳
    • システム及び端末:925千円
      (賃借料:557千円、設定委託料:368千円)
    • 庁用器具費:1,226千円
    • 消耗品費:49千円
    • 通信運搬費:116千円
      ※賃借料については債務負担8,235千円(令和3年度から5年間)を9月補正に計上する予定。

木村の考え

このようにな手続きは人生で1~2回程度しかしないと思いますし、心身ともに疲労している時ですので、手続きしやすいようにしていることはいいことだと思います。

たらいまわしになることなく遺族に寄り添った対応をしていただくことを望みます。

 

 

 

 

 

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