エフエムひらかた:これまでの利益剰余金を使わない自立経営を | 前枚方市議会議員 木村亮太
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エフエムひらかた:これまでの利益剰余金を使わない自立経営を

6月定例月議会本会議初日の質疑です。

質問の趣旨

 

  • 枚方市としてはエフエムひらかたへの放送委託料を廃止する方向
  • エフエムひらかたは自立経営の可能性を探ることに
  • エフエムひらかたは昨年度の減資で利益剰余金が約7000万円
  • 利益剰余金を使っていけば何年間は単年度赤字でも経営は可能
  • そのようなことは市として認めるのかどうか念のため確認

 

市としては利益剰余金を崩していく経営計画は考えていないということでした。

 

 

今後、放送委託料(約5000万円)がなくなった分はWEBやSNS関係の情報発の強化のためにも使ってほしい旨も伝えております。

 

関連時期:1年前のエフエムひらかたについての質疑

エフエムひらかた、設備更新の前に今後のあり方の議論を。

 

質問の詳細

 

 

【質問】

報告4号 株式会社エフエムひらかたの経営状況について質問します。
現在、エフエムひらかたの利益剰余金の額は約7,300万円と聞いています。
6月2日に開催されました総務委員協議会で、市はエフエムひらかたと令和2年度に自立経営の可能性に向けての検討を進めるとしていますが、約7,300万円もの利益剰余金があれば経営は赤字であっても当面は利益剰余金で会社経営は可能となります。エフエムひらかたの自立経営の可能性を検討するにあたっては、この剰余金を見込んだ検討となるのか、念のための確認という点も含めて、市としての考えをお尋ねします。

【答弁】

エフエムひらかたの自立経営の可能性検討にあたっては、事業規模や組織体制の見直し、新たな自主財源の確保などにより、年度の収支損益が赤字にならない経営が基本と考えており、市としては利益剰余金を見込むものではございません。

 

【意見要望】

自立経営の可能性検討は、利益剰余金を見込むものではないということです。
エフエムひらかたは設立当初と時代背景が大きく変わり、ラジオという媒体の性質上、聴取率が低く、情報伝達手段としての高い効果は見込めない状況であります。そのような厳しい状況の中で、今後、エフエムひらかたの自立経営の可能性を検討していくことになりますので、市としてしっかりと状況を見極め、検討を進めていただきたいと要望しておきます。

また、現在ではインターネットやSNSなど情報伝達手段が多様化し、環境が大きく変化してきており、今後は市からの放送委託料もなくしていくということですので、この放送委託料分をどのように使っていくのかも検討していただきたいと思います。もちろん市全体の課題解決のために使っていただくのもいいと思いますが、SNSやWEB周りの機能をもっと拡充するために使っていくことも選択肢にしていただきたいと要望し質疑を終わります。

 

 

 

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