枚方市の新型コロナウィルス関連の補正予算第3弾が可決 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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枚方市の新型コロナウィルス関連の補正予算第3弾が可決

5月15日は開会議会が開かれました。

いつもであれば、若干の補正予算があり、それ以外は、役選と言われ、正副議長などを決める議会です。今回はコロナ禍の中で対策の補正予算や条例なども上程され審議されましたので、その内容をこちらの記事でまとめております。

 

 

役選の部分はこちらの記事をご確認ください。

2時間程度ですので昨年と同様もしくは若干早いくらいで終わりました。

 

昨年度の様子

 

私も2つのことについて質疑をいたしました。

  1. 新型コロナウィルス対策で枚方市がどれだけのお金を使えるのか。
  2. コロナ関連での特殊勤務手当は支給していくべき。そして、財源確保していくべき。

 

 

 

補正予算第2弾についての概要は以下の通りです。

 

 

  • 事業名:事業継続固定費支授金
  • 概要:大阪府の休業要請支援金の対象外事業者で、本市においてテナント運営を行い、令和2年4月の売上が前年同月比で50%以上減少している事業者に対して、固定費の支授として10万円を給付する。
  • 市独自の取り組み。
  • 大阪府も休業要請対象外に対しての支援を記者会見で発表したため今後、府の内容を確認して市としての対応を決める。
  • 【変更】令和2年4月から6月までのいずれかの月で、昨年同月比で売上が15%以上50%未満の減少となった中小企業・小規模事業者に対し、固定費である家賃等の支援として、10万円を給付。
  • 予算額:約3.2億円

 

 

  • 事業名:子どもの学び・発達支援を目的とした図書カード配付事業
  • 概要:大阪府が実施する臨時休業期間中の家庭学習支援等に係る図書カードの配布について対象外となる就学前の子ども(幼稚園・保育所等に在籍しない3歳以上の子どもや0歳から2歳の子ども)に本市独自で2000円の図書カードを配付する。
  • 市独自の取り組み。
  • 予算額:約2200万円
  • 時期:配布は6月初旬ころ予定

 

  • 事業名:枚方市新型コロナウイルス感染症対策応援基金の創設
  • 概要:本市が実施する新型コロナウイルス感染症対策の取り組みを応援し、賛同していただける市民や事業者の思いを活かしていくために基金を創設する。なお、経済団体から本市と同様の考えのもと基金の創設に向けた意見があったことなどを踏まえ使途については、まずはひっ迫した状況にある事業者に対する支援に財源を活用する。 また、基金を創設するにあたり、市長など特別職の給与及び市議会議員の報酬に係る減額相当額について基金への積み立てを行う。
  • 市独自の取り組み。
  • 予算額:約890万円
  • 市HP等でアピールしていくということです。

 

  • 事業名:新型コロナウイルス感染症に対処するための業務に係る特殊勤務手当に関する特別措置条例の制定
  • 概要:新型コロナウイルス感染症から市民の生命及び健康を守るために緊急に行われた措置に係る作業 で、定められた業務に従事した場合は感染症等対策業務手当として、 1日につき3000円を支給する。
  • 市独自の取り組み。
  • 予算額:約62万円

 

  • 事業名:新型コロナウイルス感染症に対処するための業務に係る特殊勤務手当に関する規程改正
  • 概要:新型コロナウイルス感染症から市民の生命及び健康を奇るために緊急に行われた措置に係る作業で、定められた業務に従事した場合は感染症等対策業務手当として、1日につき3000円もしくは4000円を支給する。
  • 市独自の取り組み。
  • 予算額:約8000万円
    →この件質疑しました。コロナ関連での特殊勤務手当は支給していくべき。そして、財源確保していくべき。

 

  • 事業名:住居確保給付金
  • 概要:住居確保給付金について、令和2年4月20日から対象が拡大され、休業等により収入が減少し、 離職等と同程度の状況にある方も追加された。4月30日からはさらに使いやすくするため、ハローワークヘの求職申込みが不要となった。
  • 国府の取り組み。
  • 予算額:約5000万円

 

  • 事業:ひとり親等世帯への特別給付金
  • 概要:児童扶養手当等を受給しているひとり親世帯に対して1世帯あたり10万円を給付する。(生活保護世帯を除く)
  • 市独自の取り組み。
  • 予算額:約3.2億円
  • 時期:6月をめどに給付予定。

 

  • 事業名:就学援助認定世帯への特別給付金
  • 概要:就学援助の認定を受けた世帯に属する、児童、生徒1人あたり5万円を給付する(生活保護世帯を除く)
  • 市独自の取り組み。
  • 予算額:約3.1億円
  • 時期:7月支給予定

 

  • 事業名:就学援助の取り扱いについて
  • 概要:給食費など実費負担が発生しない部分についても就学援助として実施する。また、新型コロナウイルス感染症の影響による減収については、給与証明等で確騨を行う。 (現計予算で対応し、必要に応じて補正予算)
  • 市独自の取り組み。
  • コロナの影響で収入が落ち込んだ方も申請していただければ就学援助の対象にするということです。

 

  • 事業名:妊婦への特別給付金
  • 概要:国の特別給付金の対象日以降に出産し、5月31日までに妊娠届出書を提出した妊婦(日届出可)に対し、妊婦1人あたり5万円を給付する。
  • 市独自の取り組み。
  • 予算額:約1億円
  • 時期:5月中旬~下旬に申請書発送。6月中旬に振込予定。

 

 

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