2月13日の厚生委員協議会。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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2月13日の厚生委員協議会。

今日は所属している厚生常任委員会の委員協議会でした。

 

今日から各種委員協議会が開催されます。

 

 

また他の委員協議会の内容もピックアップしてまとめていこうと思います。

 

案件が15件と多かったのもあり、10時に始まり、昼休憩を挟み14時半ごろ終了でした。案件が後半の病院と子ども青少年部の方々は午前中は出番なしで2時間座りっぱなしでした・・。

 

 

委員会室の様子です。

 

    (1)初期救急医療体制の再構築に係る進捗状況等について

    概要

    市立ひらかた病院の横に新医師会館ができる。
    令和3年6月以降に建設完了予定

    病院と新医師会館の通路を作り屋根を作る。
    ⇒費用は約500万円

    1階:枚方急病診療所、北河内夜間救急センター
    2階:講堂、災害時の外部支援者の活動拠点場所
    3階:休日歯科急病診療所、薬剤師会・歯科医師会の事務所
    4階:医師会の事務所

    議員からの意見。

    以前から提案していた話なので、いい取り組みであると思う。
    平日と夜間で対応する建物が違うことについては?
    ⇒患者にとってわかりやすいようにしていく。

    保健センターのフロアが空いてくることについてはどう考えているのか?
    ⇒検討しているところ。
    このゾーンを医療ゾーンとして確立していったほうがいいのではないか。

    感染症対策は?入口は別?
    ⇒専用の出入口、待合室を考えてる。

    コストは?
    ⇒今後協議

    夜間救急センターなど、コストが増えるくらいなら保健センターのままでもいいんじゃないか?
    ⇒入口がわかりにくい、病院への搬送も救急車が必要といったことが解決される。

    (2)令和2年度国民健康保険料等について

    概要

    40~64歳の方は年間最大96万円(今は93万円)
    40歳未満の方は年間最大80万円(今は77万円)

    収納率は93%で予定している。

    議員からの意見

    たくさん質問がある。

    保険料抑制の取り組みは?
    ⇒収納率の向上。1.5億円分。

    多くの方が引き上げになるのではないか。
    ⇒ほぼすべての世帯で引き上げ。

    府内統一にしていくという事だが、
    激変緩和措置をした場合としなかった場合は?
    ⇒緩和前が15万、緩和後13万

    なぜ財政調整基金?
    ⇒黒字になったのと、予期しない財政危機のために。

    これまでの黒字は?
    ⇒7億

    基金は保険料引き下げに使われるのか?
    ⇒それは認められていない。

    児童扶養減免は続けていくように要望。

    寝屋川、富田林は保険料据え置きも検討している。
    枚方市も黒字なので引き下げもしくは据え置きにするべきではないか。
    ⇒統一保険料の時に急激に上がらないように段階的に。

    (3)後期高齢者医療保険料等について

    概要

    賦課限度額が62万円から64万円
    一人当たりの平均保険料額は81,027円⇒88,047円

     

    議員からの意見

    所得なし層はどれくらいいる?
    ⇒所得なし層が一番多い。
    ⇒50%弱

    見直しとなる軽減制度について
    ⇒激変緩和措置として低所得者の減免を当面の間、均等割りの軽減があった。

    窓口負担も1割から2割に引き上げられるという話もあるが市民の方から寄せられる声はあるのか?
    ⇒報道を見て問い合わせもある。

    (4)骨髄バンクドナー支援事業について

    概要

    平日の日中複数回医療施設に出向くことが必要なため、ドナーとドナーの勤めている事業所に奨励金を交付。

    ドナーが通院・検査・入院に要した日数に応じて1日2万円、上限7万円。
    事業所に対しては1日1万円、上限7日

    コストは一般財源で115万円
    ドナー提供者は5人で想定。

    議員からの意見

    企業に対しての周知はどうする?
    ⇒枚方健康優良企業を通じて周知していく。

    献血をした人は?
    ⇒2万人、市内では1.3万人

    類似事業を実施している市は?
    ⇒東大阪市、池田市、豊中市

    ドナー登録者数と実施状況は?
    ⇒ドナー登録者数、1115人
    ⇒骨髄移植の実施状況、詳細はわからないが減少傾向。
    ⇒移植に至らない場合も95%
    ⇒課題は健康状態や仕事の都合がつかない(休めない)

     

    木村の意見(発言はしていません)

    いい取り組みだと思います。ただ、これは市で個別にやるよりも国全体で制度化したほうがいいものではないかとも感じます。

    (5)禁煙支援事業について

    概要

    禁煙外来に通院した時の費用を助成。
    上限2万円

    6か月後に禁煙継続できていたらひらかたポイント1000ポイント。

    100人程度を想定。

    コストは約230万円。一般財源は180万円。

    市内で喫煙率や禁煙したいという人は?
    ⇒喫煙率は12.1%、禁煙したいという人は49%

    吹田市、四條畷市が類似事業。
    先着100人

     

    木村の意見。

    枚方市の成人に喫煙率と禁煙したいという人を掛け合わせると、

    数万人以上になる。

    (約33万人×12%×49%=1.94万人)

    まずはということで予算上は100人を想定しているが、禁煙したいという方々にしっかりと周知をして、いい意味で予算が足りなくなるように取り組みをしていただきたい。

     

    (6)子どもの健康にかかる保健事業の拡充について

    ロタウイルスのワクチンを定期接種化

    コストは予防接種委託料、周知のための印刷代などで3780万円(地方交付税の措置予定)

     

    議員の意見。

    多くの保護者が喜ぶと思うが、スケジュールが過密。分かりやすいように。

     

    新生児聴覚検査の拡充

    聴覚検査の再検査の費用が自己負担だったものを市が助成するように。

    コストは一般財源で40万円

     

    障害児歯科健康診査事業の実施

    来所が困難な障害児を対象に家庭訪問で個別の歯科健康診査を実施する。

    費用は9000円(人件費はやりくりの中で)

     

     

    (7)介護予防事業の新たな取り組みについて

    ノルディックウォーキング実践グループの支援体制の構築

    ノルディックウォーキングに登録した人はノルディックポールとユニフォーム、タオルマフラーを一定期間無償で貸与。

    イベント参加等でひらかたポイントを付与。

    議員の意見

    対象が絞られているのではないか?
    ⇒効果的かつ多様なメニューを用意していくことが大事。
    ⇒元気な方が対象になってるが要支援者対象のものも考えていく。

    高齢者お出かけ推進事業の拡充

    高齢者お出かけポイントの付与対象事業に「高齢者居場所」が追加

    ポイントの活用方法としてタクシークーポン券への交換を追加

    高齢者居場所は登録制。

    タクシークーポン券(1枚500円分)への交換を令和2年4月から。

    議員の意見

    廃止したところはあるのか?
    ⇒居場所で117か所のうち2か所が登録廃止。

    高齢者専用ポイントの対象は拡充していくのか?
    ⇒今後も増やしていくことを考えている。

    どういう手続き?
    ⇒月1回報告を受け、地域包括支援センターでシールもらって、参加者に渡す。

    ポイントの譲渡は可能か?
    ⇒不可
    認知症の方の対応は?
    ⇒地域の方で適正に管理していただきたいと思っている

    ポイントの交換場所
    ⇒長寿社会総務課、楽寿荘、総合福祉センター

    木村の意見

    介護予防の取り組みについては効果測定をしっかりとしていただきたい。

    ポイントが付与される高齢者委が場所とそうじゃないところがある。
    事務作業の負担があるため、居場所ごとの登録制度
    ITを活用して負担軽減でき、全部が導入できる仕組みを検討していただきたい。

    (8)枚方市地域福祉計画(第4期)(案)について

    概要

    地域福祉計画案ができた。

    議員の意見

    地域活動の参加者少ないなどの課題。
    民生委員活動の理解促進とは?
    ⇒欠員が生じているので見える化の取り組みを考えてる。

    他市では目標数値を示しているところもある。
    継続して同じ課題がある。継続している課題だけでも目指していく方向を示すべきではないか。
    ⇒単に件数の増加や満足度ではなく取り組みの質も問われるのではないかということで、地域住民事業者と相互協力していく。

    木村の意見(発言してないですが)

    地域の担い手を増やすような取り組みがこれまで以上に必要。

    (9)手話によるコミュニケーション支援の取り組みについて

    概要

    手話言語条例の策定を進めていく。
    コストは56万円(策定審議会の委員報酬等)

    令和3年3月に条例案を議会に提出予定。

     

    (10)第2期枚方市子ども・子育て支援事業計画(案)について

    概要

     

    2015年3月に策定した枚方市子ども・子育て支援事業計画が今年度末で終わりとなるため、2020年度をはじめとする第2期計画を作ってきた。最終案を報告。

     

    議員の意見

    教育部門、福祉部門も含めて進行管理していく必要がある。

    地域子育て支援拠点事業と地域開放との違いは??
    進行が遅れている。

    民営化をやめてほしいという意見を聞いてほしい。

     

     

    木村の意見

    毎度申し上げている事だが、保育の需要量の見込みが甘いのではないか?

    上振れした時は民間保育所等とも連携を取って拡充ができるように備えておくことが必要。

     

     

    (11)結婚新生活支援事業について

    概要

    これまでは

    • 年齢:34歳以下
    • 年間所得:夫婦合算で400万未満
    • 補助金額:40万円

     

    これからは

     

    • 年齢:40歳未満
    • 年間所得:夫婦合算で400万未満
    • 補助金額:30万円

     

     

    年齢要件を緩和して補助金額を減らした。

     

    コストは約6000万円。

    そのうち、市の負担額(一般財源)は3600万円)。以前の要件なら5100万円くらい市の負担があった。

    議員の意見

    年齢制限の緩和はいいが、その分支給額が減っている。なんか中途半端。

     

    木村の意見

    大前提として、少子化対策、婚姻率のアップ、転入促進は大事だと思っている。しかし、この事業は所得要件があり、補助金額も30万円。大金ではあるが、これで転入しようとか結婚しようというインパクトがあるのかは不明。

    やるならもっと所得要件も緩和して支給額も増やす必要がある。しかしそうなると今以上の財源負担。

    少子化対策にお金をかけるのは大事だが、少子化対策の中でも何が効果があるのかを見極めながら予算を使い必要があるのでは。

     

    (12)子どもたちが健やかに成長できる環境づくりについて

    子どもの貧困、いじめ、虐待、ひきこもり、不登校など子どもを取り巻く状況が深刻さを増す中、すべての子どもが一人の人間として尊重され、その権利が保障される地域社会の構築に向けて、(仮称)子どもを守る条例を制定予定。そのスケジュール等の提示。

    令和3年3月に条例を議会に提案予定。4月から条例施行予定。

    議員の意見

    子どもの条例だが、親とか本人にどうやって周知していく?
    ⇒教育委員会との連携も。

    子どもたちから意見を聞くことについて。不登校当事者からの意見の把握は?
    ⇒関係団体、支援団体からも。

     

    (13)待機児童対策(待機児童用保育室の設置)について

     

    議員の意見

    位置づけ、保育料は?
    ⇒認可外保育施設という累計。保育料は今後検討。
    誤解を招かないように周知を。ネーミングも親しみやすい。
    ⇒待機児童保育室、臨時室

    安全対策を徹底していただいて。

    近隣の小学校や地域の方の課題。
    ⇒車での送迎が増える。学校の横なので登下校時の安全確保等

    南部地域以外の方は利用できるのか?
    ⇒利用できる。

     

    木村の意見

    市内を4つのエリアに分けてエリアごとに整備という話を聞いていたので、他のところについてはどう考えているのか?

    市有地の活用や、生産緑地の活用など広い視点で、今後の候補地探しを。

     

    (14)第4次枚方市ひとり親家庭等自立促進計画の策定について

    概要

    現行の第3期計画が令和2年度で終わるので、第4期計画を策定する。
    令和3年度3月に策定予定。

     

    議員の意見

     

    ひとり親の実態をどうやって把握するのか?一人一人の声を吸い上げる体制を。

     

    木村の意見(発言してません)

    「自立」支援促進計画という名前になっているので、自立できているのかどうかをしっかりと把握して効果のある施策を実施していくべき。

     

    (15)市立ひらかた病院改革プラン(第2次中期経営計画)の中間報告について

    市立ひらかた病院改革プラン(第2時中期経営計画)は令和3年度までの5ヵ年計画。プラン策定から約3年が経過することを踏まえ、中間報告と必要な修正を行った。

     

    ※詳細内容についてはまた別記事にする予定です。

    議員の意見

    木村の意見

    医師の働き方改革の問題。

    ※2024年までに医師についても長時間労働の是正等が求められている。

    市立ひらかた病院は大阪医大から医師を派遣していただいているが、今後はこの働き方改革の流れの中で大阪医大自体が医師不足になり派遣が少なくなる可能性がある。そういう状況を見据えて医師確保策を考えていくべきだし、リスクヘッジもしていくべきではないか。

     

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