成人祭の実施時期。当事者である若者(と保護者)にも意見を聞いて決めるべき。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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成人祭の実施時期。当事者である若者(と保護者)にも意見を聞いて決めるべき。

枚方市議会議員の木村です。

 

↓こちらの質疑と同じく、本会議初日での質疑です。

エフエムひらかた、設備更新の前に今後のあり方の議論を。

 

概要

 

  • 成年年齢を20歳から18歳へ引き下げることを内容とする民法の一部を改正する法律が2022年4月1日に施行されます。
  • このことから、式典の対象年齢を18歳時か20歳時か検討をしていく
  • 検討していくときに意見聴取会を設置するが有識者、地域関係者、商業関係者、校長の4名で当事者である新成人がいない
  • 新成人にも意見を聞いていくべき

 

という内容の質疑です。

 

関連記事です。こちらもあわせてご覧ください。

成年年齢引き下げに伴って成人式は20歳で実施?18歳で実施?

SNSでアンケートにご協力いただいた皆様ありがとうございます。

 

 

枚方市が早速アンケートを実施してくれました。

 

 

 

質問の内容

 

【質問】

議案第9号、一般会計補正予算(第2号)について質問します。
議案書別冊25ページに社会教育費報償金として、成年年齢引き下げに伴う成人祭対応意見聴取会経費11万4千円が計上されています。
これについては、先日開催された文教委員協議会において説明のあった、成人祭式典の対象年齢に係る検討を行うための意見聴取会の委員4名分の報償金と聞いていますが、この4名の委員構成についてお伺いします。

 

【答弁】

意見聴取会の委員構成につきましては、幅広い視点からご意見をいただくために、学識経験者として社会学分野から1名、地域全体で新成人の門出を祝福するということを踏まえ、地域コミュニティ関係者から1名、18歳到達時の多くは高校3年生ということから、学校教育から1名、着物や着付け、理美容、写真館など関連各業界への影響が想定されることから、商業関係から1名の計4名を予定しております。

 

【質問】

意見聴取会の構成についてはわかりました。しかしこの中に当事者、つまり、今後成人を迎えようとする若者が入っていません。昨年度の新成人については、今年2月に500人を対象にインターネットアンケートを行い、62人から回答を得たということですが、これだけでは不十分だと思います。今後、成年年齢に達する青年や、また、その保護者を対象に意見を聞く予定はあるのか、お伺いします。

【答弁】

議員お示しのとおり、当事者のご意見をお聞きすることは、検討を進めるうえで重要だと考えております。これを含め、幅広くご意見を聞く機会を設け、その結果については意見聴取会に報告してまいります。

【意見要望】

 

幅広く意見を聞く機会を設けるとのことで、ぜひお願いいたします。

定住人口に関連する、ある調査の中では、
・20 代の中頃が 地域愛に対する分かれ目になる可能性がある。
・そして、20代前半における地域とのつながりがその後の地域愛に影響する可能性がある。
ということが報告されています。つまり、若いころに地域とのつながりや、市政参画した経験がその後の枚方愛、シビックプライドの醸成、枚方に住み続けるという気持ちにもつながる可能性もありますので、今回のように成人祭の実施時期や実施場所について、意見を集める中でまちづくりに参画してもらうような流れも作っていっていただきたいと要望しておきます。

 

 

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枚方市議会議員
木村 亮太
民間企業を経て2011年より枚方市議会議員。政治スタンスは未来に責任を持った政治。主な政策は行財政改革、人事給与制度改革、教育子育ての充実、持続可能な社会保障制度改革、ICTを活用したまちづくり。
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