自動運転のビックウェーブがやってくる! | 前枚方市議会議員 木村亮太
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自動運転のビックウェーブがやってくる!

今日は自動運転に関する勉強会に参加しておりました。とても勉強になりました。

 

 

 

自動運転が普及することで人の価値とは何か考え直すきっかけになりそうです。またライフスタイルも根本的に変わっていくかもしれません。いつからどのように普及していくかが注目ポイントですが、早いところはもう少しで実現していきそうです。

 

 

  • 群馬大学
  • 次世代モビリティ社会実装研究センター 副センター長
  • 小木津武樹 氏
    のお話をお聞かせいていただきました。その後はパネルディスカッション。

 

自動運転は大きく2つの動きがある。

  1. 車業界の方の動き。
    既存の自動車会社が進めている自動運転。
  2. 自動車業界ではないところからの動き。
    無人運転。完全自動運転
    自由な移動空間
    →小木津先生はこちらの方の動き。

 

 

1の方の考えだと、今の車は人間が運転をするという前提。そして、そのアシストとして自動運転。

従来の自動車は「あらゆる所」に行けるのが売りだった。
→当然自動運転も「あらゆる所」で動作しなくてはならない
あらゆるところですべての危険を認識することの難しさ
運転支援型の枠を超えられない。

群馬大学の完全自律型自動運転の普及アプローチ
「あらゆる所」で機能しなくてもいい、という前提で開発している。

 

これまでの1の方の自動車の発想で言うと、群馬から大阪まで行くことも求められるが、2の考え方だと、家からスーパー、病院とか、用途を限定した中での自動運転。

2の考えだと自動運転ロボットが町を見守るというようなことも出てくる

 

 

信号認識がハードル/自動運転導入の順番。

路線バスから自動運転を考えている。決まったルートを低速で走る。
信号も決まったところを認識させる。

実証実験の事例(群馬県前橋市

その次にトラック。物流トラック。ターミナル間を走る。

タクシー

自家用車

という順番。

 

人間が不得意なところは機会も不得意。
雨の夜。信号の赤が、前の車のブレーキランプとの赤の違い。

運用条件を決めておく。雨の日はやめておく、など。

バス路線も比較的シンプルな路線から導入していく。
2020年が完成時期ではない。

 

 

 

「自動運転」革命

これまでの自動車産業はメーカーをピラミッドの頂点として部品メーカーが傘下に合った。2の方の自動運転の考え方だと、産業構造が変わる可能性がある。

 

自動運転の条件

  1. 地域の人の納得。
  2. 走らせやすいところ
  3. マネタイズできるところ

 

 

パネルディスカッションでのキーワード

  • 半分以上の車が自動運転なってるのは10年~20年後?
  • 自動運転が苦手なのは人間との協調。自動運転しか走っていないと事故は起こらない。町自体が自動運転に最適化したまちを作ったら大丈夫。
  • トラック2020年、決められたルート。
  • 都市部でも路線を考えたら大丈夫(豊洲でも実験した)だが、ごみごみしてるところ、路駐が多いとか。走らせやすいのは2車線道路。
  • 自動運転に対して地域は拒否感あるかもしれないので地域の盛り上げが必要。
  • 3キロくらいのルートであれば3週間あればOK.実証実験の車両はバスが人気。
  • 1台1500万円で自動運転に改造。将来的には数百万になっていく?最終的に100~200万。
  • 自動運転があれば、コンパクトシティ関係ない?

 

 

 

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枚方市議会議員
木村 亮太
民間企業を経て2011年より枚方市議会議員。政治スタンスは未来に責任を持った政治。主な政策は行財政改革、人事給与制度改革、教育子育ての充実、持続可能な社会保障制度改革、ICTを活用したまちづくり。
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