9月26日、本会議、市役所の位置条例が否決
本日は本会議でした。
休憩をはさみ、かなり長い時間をかけての本会議となりました。
議長の立場としては、副議長、各派代表、議会事務局、市長サイドと情報共有しながらできる限り丁寧に議事進行に努めることを心がけました。議場での大きなトラブルはなかったと思いますが、その分時間はかかってしまいました。
9:15~9:45議会事務局と打ち合わせ
9:45~9:50議会運営委員会
10:00~12:45本会議議事進行
14:00~16:30断続的に議会運営について諸々調整
16:40~17:40本会議
17:40~17:50議会報編集委員会
18:05~18:10市長と協議
議決結果について
私は総合的に判断して賛成票を投じましたが、結果は賛成18票、反対12票で否決でした。
賛成票を投じた議員も反対票を投じた議員もそれぞれの考えで態度表明しているのでどっちがいいとか悪いとかではないと思います。現時点の議会の意思の表れであるということです。
ちなみに否決することは枚方市議会では14年振り、実質50年振りということです。
※14年前の議案は住民直接請求に基づく市長提出議案であり、手続き上市長が提出しますが実質的な市長提案の議案ではありません。実質的に市長が提出した議案となると「枚方市農地課税審議会条例の制定について」が50年前に否決されたところまで遡ります。
この議案が過半数ではなく特別多数議決なので可決が通常の議案よりも難しいことも差し引いて考えていただいてもいいですが珍しいことは珍しいです。
議会運営にあたって
まず枚方市の議会事務局は何パターンもの議事進行を想定して対応していただき、想定外の事業にも迅速かつ的確に対応していただきまして、議長として本当に助かりました。ありがとうございます。
枚方市議会として、特別多数議決は14年振り。また、記名投票も19年振りの対応。特別多数議決かつ記名投票ははじめてもしくは50年以上実施していません。しかしながら運営上のトラブルはなく進めることができたと思います。
前日までにリハもしてましたしね。
あまり詳細は言えませんが、前日から4パターンほど想定して臨んでいました。が、途中はどのパターンにも当てはまらない状況になり、臨機応変に対応していただき、想定パターンに戻ってきて、そのまま進めたという内容です。
ちなみに、生中継もあったのですが、私が確認した限りではありますが、同時接続62人で、通常の2-3倍でした。多い数だというつもりはありませんが、いつもに比べると注目度が高かったと思います。