枚方市駅周辺再整備の今後のスケジュールは? | 前枚方市議会議員 木村亮太
ブログ

枚方市駅周辺再整備の今後のスケジュールは?

代表質問の内容です。

順次アップしております。

 

質問の趣旨

枚方市駅再整備、スピード感を持って取り組んでいく必要があるのではないか?

ビックプロジェクトですので、議会・市民・事業者としっかりとコミュニケーションをとって進めていただきたい、という趣旨での質疑です。

 

2022年9月の議会で庁舎の移転条例を提出したいということですので、しっかりとそこに向けて議論を重ねていくことも大事です。

 

 

 

 

質問の詳細

【質問】

「魅力ある都市基盤の整備」についてのうち、①)枚方市駅周辺再整備については、本市の将来を左右する最重要課題の一つであります。市長は、この市駅周辺再整備は、人口減少や少子高齢化、経済低成長という厳しい時代だからこそ20年、30年先を見据えたまちづくりに取り組んで行かねければならないとされています。それでは、市長が思う本市全体のまちの将来の姿とはどのようなものなのかお伺いします。また、その将来の姿と枚方市駅周辺再整備とはどのような関連性をもって進められようとされているのかお伺いします。

【答弁】

枚方市駅周辺再整備についてですが、本市総合計画において、めざすまちの姿を「持続的に発展し、一人ひとりが輝くまち枚方」としています。このまちの姿は、SDGsがめざす、あるべき姿に通じるものであるとともに、先ほど申し上げた「暮らしたくなるまち」を意味するものでもあり、恒久的であるべきだと考えています。人口減少や少子高齢化などが、これまで以上に進む中で、こうしたまちを創造していくためにも、枚方市駅周辺の再整備については必要不可欠な取り組みであり、これからの時代に対応した、人が主役のゆとりと賑わいのあるまちに生まれ変わることで、枚方の中心市街地として、まち全体の発展や魅力向上に大きく貢献するものと考えています。

【質問】

市長が思う20年、30年先を見据えた枚方市駅周辺再整備を進めて行くうえで、やはり④、⑤街区などの枚方市駅南側地区のまちづくりが重要となってきます。そのためには、民間活力のエリアのコンテンツと庁舎の位置を具体化していくことが肝心となります。新たな土地利用を誘導するコンテンツについては、さらに実現性や魅力を高めていくために、今後サウンディング型市場調査を実施されることと、そのために今年度予定していたスケジュールを延期することを、先日開催された全員協議会で報告を受けました。なお、新庁舎位置については、こうした取り組みと密接に連動するものであり、議会の承認も必要となる重要事項でありますが、市長の決意と今後どのようなスケジュール感をもって進めて行かれようとされているのかお伺いします。

【答弁】

市駅周辺再整備については、将来のまちの姿を見据え、市域全体へのさらなる活性化に向けた起爆剤となるよう、現在、取り組んでいます連鎖型まちづくりを止めることなく、国や大阪府と連携してしっかりと進めてまいります。④⑤街区のまちづくりにつきましては、昨年実施しました市民意見聴取を踏まえ、この2月に「④⑤街区のまちづくりの考え方(骨子案)」を作成したところです。その実現性や魅力をさらに高めていくためには、民間活力が不可欠であることから、今般、民間事業者へのサウンディング型市場調査を今月に実施し、6月にはその結果をとりまとめるとともに、議会の皆様とも様々な機会を通じて議論を深めながら、9月を目途に具体的なコンテンツなど加えた「④⑤街区の市有地を有効活用したまちづくりの考え方(案)」とあわせて、新庁舎の位置条例の提案を目指してまいります。

【意見要望】

③街区のまちづくりが進む中で、④⑤街区のまちづくりについては、新庁舎をどこに整備するのか、これが決まらなくては何も進まず、新庁舎の位置によっては、まちづくりの条件が大きく異なることから、民間に求める機能や規模が変わってまいります。枚方市駅周辺再整備基本計画では⑤街区としています。しかしながら、この庁舎位置については議決事項であり、④⑤街区におけるコンテンツなどの考え方とあわせて、議会での議論も深めつつ、スピード感を持って早期に具体化していただけるよう、市長がリーダーシップをとって、進めていくことが必要だと感じます。また、市民や北大阪商工会議所などからのご意見や今後実施される予定のサウンディング型市場調査により実現性を高め、④⑤街区のまちづくりプランの早期作成とあわせて、市役所の位置を決めていかなければ、サウンディング調査に協力してもらえた事業者も市のまちづくりに対する本気度が見えないということで、結果として、事業者が消極的になってしまうと取り返しがつきません。答弁では9月に移転条例を、とのことでした。あと半年しか時間ないということになります。これまで議会とのコミュニケーションがあまりなかった中で、9月ということで、本来は府と同じタイミングで進めるべきものでしたので、そういう意味では大きく遅れており、これ以上遅れることができないというのも一定理解できます。9月に向けて進めていくのであれば、議会とのコミュニケーションをしっかりと取っていただき進めていただくよう要望いたします。
SNSにシェア
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
次の記事(2022/03/12)
観光交流施設の整備はこれからどうなる?寄付金の活用方法は?
前の記事(2022/03/10)
行政書士法遵守の徹底に関する請願が採択されました。
記事一覧