草津市クリーンセンターに視察
今日は枚方京田辺環境施設組合で草津市立クリーンセンターの視察に行ってまいりました!
最近はクリーンセンターという名前になっている施設が多いですが、ようするにごみ処理施設です。迷惑施設ともされ、周辺住民への配慮やイメージアップ兼ねてこのような名称になっているところが多いです。
枚方市の場合は、清掃工場という名称です。
この草津市クリーンセンターも地域の人たちに愛されるために様々な工夫がされていました。施設の2階がくさつエコスタイルプラザとなっており、環境についての学習や体験ができる施設になっている。
施設概要
1日の処理能力
- 普通の焼却施設の方:127トン(63.5トンが2つ)
- リサイクル施設の方:22.8トン
管理運営
グリーンパーク草津
月曜から土曜9時から5時。
一般の人が来たら案内するように2人体制で常駐している。
人員体制
- 分別が4人交代で16人
- 保守で5人
- リサイクル施設が34人
- 計量の窓口7人
- ゴミのコールセンター、施設案内7人
- 所長、副所長で2人
- 合計71人
建設費
- 108億円、うち39億円が交付金
焼却処理の流れ
リサイクルの流れ
施設の視察
市内の小学4年生が社会科見学に来るということで、施設の案内が随所にあります。(枚方市の東部清掃工場にもこのような案内はあったと思います)
こういったものも、
めくると・・
それぞれ、何にリサイクルされるかが出てきます。
ごみを搬入するところ
市民も平日9時~16時事前連絡なしで持ち込み可能とのことです。
視察中も何台か来ていました。
ごみのピット。ここからクレーンでごみをつかんで炉に入れていきます。7日分入るということです。
↓これは上のイラストのようなところに専用のアプリを使ってタブレットで見ると下のように発電機のタービンが回っているARを見ることができます。工夫がされてますね。
ちなみに、草津市は小学生全員にタブレットを配布しているとのこと・・・。
くさつエコスタイルプラザ
管理等の2階がくさつエコスタイルプラザとなっており、ワークショップや環境についての知識が身に着けることもできます。
いつでも(平日と土曜の17時まで)工場見学もできます。
環境協定を結んだ企業・団体の一覧。
楽しみながら環境の知識を学ぶコーナー。
草津市の地図(航空写真?)
家具のリサイクルコーナーもあります。展示していって2カ月に一回希望者に譲渡していくとのこと。
キッズコーナー。
ワークショップや打ち合わせができる場所。
3階には屋上緑化コーナーがあり、こちらも市民の方は利用できます。天気のいい日はご飯持ってきて食べる人もいるとのこと。
外に出るとこんな感じになっております。
一部畑コーナーもありました。
その他
これ、一瞬普通の照明のように見えますが、外の光をアルミのチューブを使って取り入れてます。天窓のようなものなのですが、天窓は真上から光を取り入れなければなりませんが、これは違う場所からの太陽光を取り入れることができています。
視察を受け入れていただきありがとうございます!