枚方市の新技術を活用した交通安全の実証実験現場を視察(逆プロポ)
枚方市の逆プロポ(多分)第4段目の取組みにおいて実証実験が開始されたということで現地視察に行ってまいりました。
冬の夜でしたので寒かった・・・。
内容としてはこちらで、以前にもツイートしていました。
街路灯や防犯灯などの既存設備に拠らず、青色蓄光素材を活用した標識デザインを設置することで夜間の道の明るさや視認性を高める新手法「ナイトコンシェルジュ」を 12月19日から社会実証しています。
枚方市、新技術を活用した交通安全の実証実験もやります。
こちらも逆プロポから誕生した案件です。https://t.co/u10w8WJPqU pic.twitter.com/5aghJwoVR5
— 木村亮太@枚方市議会議員 (@kimura_ryota) December 23, 2022
市立杉中学校の生徒が市の課題を出し合った授業において、校区内には夜道が暗い
ことで視認性が悪く危険や不安を感じる場所があるという課題や改善への提案が
多数出てきた。
という地元の中学生の意見も踏まえて、実証実験を実施しています。
街路灯や防犯灯等によるハード整備には、設置できる密度や設置・維持管理費のコスト面での課題があるため、本実証では電力供給不要な青色蓄光素材を活用した標識デザインを設置して、明るさ確保だけでなく、デザイン性を備え、安心、かつ歩いて楽しい空間が同時に実現できるかの効果検証です。
実際にどんな感じだったかと言いますと、まさに蓄光ですので、めっちゃ明るいというわけではなく、ぼんやりと光ってるという印象でしたが、あるのとないのとでかなりちがうなーという印象でした。
本当に街灯がほとんどないところでは効果を発揮するのではないかと思います。
藤阪小学校区
各校区でデザインを変えており、こちらの校区はクローバーです。
道路と溝の境界がしっかりとわかるのはいいですね。
氷室小学校区
各校区でデザインを変えており、こちらの校区はカメです。
こちらの道路の方が暗かったので効果が高いと感じました。
地域の方の評価次第と費用次第ですが、本格導入も今後検討することができるのではないかと思います。
枚方市の逆プロポは、本記事の案件以外、子ども食堂DX、交通安全(この記事とは別件)、防災DX、オープンデータということで、2022年末時点で5件実施しております。