建設環境常任委員会の建設所管事務調査について
本日の14時から建設所管事務調査、再生可能エネルギーについての傍聴をさせて戴いて他県他市の具体的な事例に基づいて枚方市でどのような環境配慮ができるのかを詳しく聞くことができました。
地球温暖化対策の必要性について
230人以上に及ぶ専門家と1400本以上に及ぶ問題から「人類活動の影響で地球が温暖化していることについては、疑う余地がない」と結論がなされた報告書が2021年8月に公表されました。
枚方市の取り組み
- 2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言
カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みとして、「2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロ」にすることを目指し、国、府と連携し、市民と市が一丸となり、地球温暖化対策に取り組んでいくことを宣言しました。
- 第三次枚方市環境基本計画
令和3年3月に制定した「第三次枚方市環境基本計画」において計画の基本目標とSDGsとの関係を明確化するとともに2050年二酸化炭素排出量実質ゼロへの方向性や2050年のまちの姿のイメージを示しました。
傍聴をした斉藤とサカモトの感想
- 斉藤の感想
今回初めて傍聴いたしました。
実質などといった曖昧な表現を見逃さなかったり、そもそもその目標は適切なのか、など議員さん一人一人に様々な視点があり非常に興味深かったです。
この地球温暖化の問題は府や国だけにとどまらず、地球規模で考えるべき問題だと思いました。我々一人一人がこの問題の当事者であり、未来のためにしっかり向き合うべき問題のように感じます。
- サカモトの感想
この建設所管事務所の傍聴で私たちが今取り組んでいる未来自治体に繋げられるのではないかと思うことがありました。ICPPの報告書では人間活動の影響で温暖化していることは疑う余地はないとされ、今世紀半ばには温度上昇が2℃を超えると記載されていましたが、個人的に温度上昇が2℃を超えることによってどれだけの産業や人の生活に影響を与えるかというのを加えた方がことの重要性が伝わるのではないかと思いました。そういった観点から細かい部分での簡単な具体化というのはテーマをより詳しくしてくれますし、話の道筋をたてる上で大きな基礎になるのではないかと個人的に思いました。これは未来自治体を作っていく上でとても重要なことだと思いますしそれに気づけたのはこの傍聴を通じての大きな学びでした。