デジタルシティズンシップ教育についての議員研修会 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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デジタルシティズンシップ教育についての議員研修会

本日はデジタルシティズンシップ教育について、議員研修会がありました。

 

 

ネットにいつでもつながる時代の中で、悪いところに目を向けるのではなく、うまく付き合っていく必要があると言う話でした。ネットはいいところも悪いところもありますが、これからの時代避けて通ることは不可能だと思います。トライ&エラーする中で、よい使い方をどんどん見つけて学びの機会につなげていっていただきたいですね。

 

 

 

生徒が自分たちでルールを決めていくという話もありましたが、いいことだと思います。自分たちで課題を見つけて、解決に向けて話し合っていくためにグループワークしているのもいいですね。職員会議に出て生徒がルールの改善のプレゼンもしているということです。

 

 

「自分たちが約束を守れば縛るものが少なくなるようにしてほしい」
ってのはそうですね~。

 

研修の内容のメモ

ネットは様々なリスクがあるといわれるが、
危ないからと言って遠ざけるのではなく、自分たちで使い方を考えていくようにしていきたい。

生徒を縛り付けるルールではなく私たちの約束
自分たちで話し合ってルールを決めている。
気になることを専門家にインタビューしたりも。
するというパネルディスカッションの様子も冒頭ご紹介いただきました。

枚方中学校の取り組みを共有して、ほかの中学校でも小学校でも自分たちでルールを作る学校が出はじめているということです。

 

日本の教育情報化の課題

日本、OECD平均とともに、平日、学校外でインターネットを4時間以上利用する生徒が増えている。
なお、4時間以上利用する生徒の割合を比較すると、日本はOECD平均より少ない
日本は学校の授業(国語、数学、理科)におけるデジタル機器の利用時間が短く、OECD加盟国中最下位

 

教師から生徒に教えて、学んだ通りアウトプットすることが正解とされていたが、複雑化した社会では自分の考えを発信するとかが大事。

日本はほかのOECD加盟国と同様、学校外で多様な用途にデジタル機器を利用している。他国と比較してネット上でのチャットやゲームを利用する頻度の高い生徒の割合が高く、かつその増加の程度が著しい。
コンピュータを使って宿題をする頻度がOECD加盟国中最下位

つまり、

日本は教育の用途、学習のためにはICTがほとんど使われてなかった。

紙を重視しすぎていた。

 

それが1人1台端末になることによって変わってくるのではないか。

変わることの影響・・様々なリスクがあるんじゃないか。

ではなく、プラスの面をとらえていく。

子どもの可能性、できることが広がる

情報社会という公共のマナーを学ぶ機会が増える

ネットトラブルは端末があるからではなく、背景の要因を探ることが大切。

どのような機器も刃物と同様で使い方を学ぶことが必要

 

ネット依存

WHOが特定依存として認定された。
4項目が1年以上続いていたら診断する
身体面:姿勢の悪さ、腰痛、視力の低下
精神面:睡眠障害、昼夜逆転
学業面:学習メインの遅れ
対人関係:家庭への暴言、暴力、友人との関係悪化
時間の長さはない

ネット依存になるかどうかは

①家庭環境
文化資本の格差(文化的な経験、体験の格差・・・音楽、図書館、スポーツ、キャンプの経験)

親の習慣(親がスマホ・ゲームをずっとしているとか)

人は聴覚より視覚で得た情報を学んでいく

兄弟関係

受容・共感される環境

②発達特性
ASD(自閉症スペクトラム)ADHD(注意欠如・多動性)
早い段階(小学生の低学年くらい)でネットとのかかわり方に配慮する。
どのような配慮・・ネットを使っていい時と悪い時、やっていいことと悪いことを決めておく。声を掛けたらやめるなどの小さい習慣をつけていく。

ネット依存にならないように学校と福祉、発達機関、医療機関と連携していく。

 

1日30分までとか、9時以降はダメとかは時間を決めるのは今の子どもに守りにくい。
オンライン学習、調べものなど創作活動に使っていることもあるので、利用時間の長さのみで判断するのは現場に即しない。

使いべきではない場所と時間を考える(食事中はダメとか)
生活の中での優先順位を考える
個別の事情・背景にあわせて支援する

米国の一般的な家庭での約束
・ネットを使わない時間と場所を作る
・ペアレンタルコントロール(機器の機能制限)を試す
・家族の約束を明確にする
・どのようなメディアをいつ使用してもよいか一緒に決めて統一する
・一緒に見て遊ぶ(一緒に見ても大丈夫な良質なメディアを与えているかどうか)
・子どもが様々な体験を知ることができる機会を作る。身体的、感覚的、文化的に体験できる機会を作る。

守りにくい約束にして子どもの負荷をかけることはしない。
約束が守れなくても子どものせいにしない。守れない理由を確認し、守れたらほめる。
家庭でのかかわりの大切さ。
文化的、身体的な体験なども重要である

学校のかかわり

家庭に持ち帰った端末を学習以外に使ってもいいのか。

やっていいこと、いけないことを児童生徒とともに考えておく。
学習は、宿題をやることだけではなく、絵をかいたり、写真を撮ったりする創作活動を含むという考えもある。創作活動も学習といえる。
創造活動や調べ学習は初めから上手にできるわけではないので、大人のサポート、良きモデルも必要

情報モラル教育をアップデートしていかないといけない

情報モラルとは・・
「情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度」
2009年当時の実態を反映し作成されているため、
児童生徒の日常的なICT利活用は前提とされていない。
現在はサブ救の普及やオンライン学習の定着などにより、長時間利用が悪い行為とはいえない。
ICTの創造的活用も想定されておらず、悪影響のみを強調し、危険であるから学ぶという認識が示されている。

いくらこれはダメ、あれはダメと言ってもトラブルが減らない。
いい使い方を身に着けるほうが大事という風に考え方が変わってきている。

デジタルシティズンシップ教育は、
デジタルジレンマへの対処法を学ぶ。

SNSの対人関係から生まれるジレンマへの対処方法を学ぶ
自分がされて嫌なことは人とは違うかもしれない
多様性と寛容さを学ぶ

 

 

質疑応答

かえって仕事が増えていないか?

最初の慣れるまでは負担があったが、宿題の提出・採点、健康観察、出欠管理などがデジタル化していって負担軽減にも。

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