5月28日総務委員協議会 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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5月28日総務委員協議会

本日は総務委員協議会でした。

案件は2つでした。

 

ペーパーレス会議化に向けて、パソコンとタブレットのダブル使いです。

 

 

    (1)枚方市のSDGsの取り組みについて

    SDGsに連動させた施策展開を進めることで、SDGs達成に向けた土壌づくりと意識醸成に取り組む。
    市民・学生・事業者など枚方市に関わるすべてのステークホルダーが「ジンブゴト」としてアクションを起こし、SDGs達成につながる取り組みを推進する。
    1. 「めざすべきまちの姿」を実現
      するため効果的な事務事業の立案及び選択を行うとともに、適切なロジックモデル・指標・目標値を設定する
    2. 各種計画・施策との連動
      総合計画や各計画、施策とSDGsとを関連付け、全庁的な推進につなげる
    3. まちづくり提案事業等を通じた担い手の育成
    4. 公民連携プラットフォームを活用

    木村の質問

    【質問】

    SDGsの具体的な取り組みとして「まちづくり提案事業等を通じた担い手の育成」に取り組んでいかれるとのことですが、この事業の具体的な仕組みはどのようなものなのでしょうか。

    【答弁】

    まちづくり提案事業は、まちの活性化やまちの抱える課題の解決につなげるアイデアを募集し、それを実現するという体験を子どもたちにしてもらうことで、持続的な社会の担い手の育成につなげようとするものです。中学生・高校生・大学生が考えたアイデア・提案については、行政との連携や公民連携の仕組みなどによって実現しようとするものです。

     

    【質問】

    自分たちが暮らすまちの課題を見つけ、その解決に向けたアイデアを考えるというのは大変有意義だと思います。多くの子どもたちから多様なアイデアが出されることを期待しています。
    アイデアを実現につなげる手法としては先ほどのご説明の中で、行政との連携や公民連携の仕組みで行っていくとのことで、公民連携の手法には負担金の設定も検討されているようですが、これらに加えてアイデアを考えた学生が自分たちの力で解決していくということも考えられると思います。
    公民連携では、様々なアイデアを実現する中で負担金が必要なものもあるでしょうが、お金が発生しないレベルで連携できるようなこともあるかもしれません。負担金にこだわらず、アイデアを実現するという視点で民間事業者と学生をマッチングするということも考えられるようにも考えますが、見解を伺います。

    【答弁】

    この事業の目指すところは、枚方市のまちについて関心を持ち、一人一人が行動を起こしていくところに主眼を置いているもので、このことで将来の担い手の育成とともに枚方のまちへの愛着にもつながればと考えております。
    負担金につきましては、自分たちが考えたアイデアを実現するうえで、資金だけが課題となる場合を想定して設定を行っていますが、必ずしもそれを前提としたものではなく、様々な手法で子どもたちのアイデアを実現できるよう柔軟に取り組んでいく考えです。

    【意見】

    学生からの提案も実現していくにあたってはコミュニケーションを取っていくことが必要。後に出てくる駅前の件も同様だが、議会、多団体、企業などとのコミュニケーションをしっかりやっていただきたい。

     

     

    他の議員の意見など

    【意見】

    意義とか目的を大事にして欲しい。庁内の縦割り行政を越えていくためには共通理念が必要。庁内で合意形成を図っていくうえでSDGsという合言葉が有効なのでは。

    職員の意識醸成、7月の職員研修ではそういうのを意識したものになるのか。

    職員一人ひとりがSGDSの必要性を感じることが必要。自分にとってのSDGsは何か、行動にどうつながるか?を考えてもらう。

    研修1回だけでは浸透難しい。トップが何度もしつこく理念を伝えて共有していく必要がある。どのようにSDGsを推進していくのか?

    【答弁】

    研修だけではなく、各種計画とSDGsの関連付け、SDGsへの理解を深める発信をして全庁横断的に。

    【意見】

    仕事としてとらえても自分事としてとらえても。
    まちづくり提案事業についてはお願い。

    社会の担い手になってもらうとのこと。押しつけがましくならないように、楽しく取り組めるような呼びかけ。
    子どもが考えることを実現するのは大変。できない理由よりどうやったらできるかというのを考えてやってほしい。

     

    【質問】

    学校現場が大変な状況になってる中でこういう提案事業。学校現場から声があったのか?

    【答弁】

    市内の中学校からは課題を提案するという事業への協力依頼があった。それを踏まえて市が課題を提供する。学校、生徒で考えるという仕組みを考えた。

    【意見】

    悪いことではないが、教職員の負担がある中で、コロナ対応もある中。実施をしていくのであれば現場の教職員の意見も聞いていただきたい。

     

     

     

    【質問】

    推進体制がよくわからないが、
    総合計画の推進体制というのは現時点であるのか?

     

    【答弁】

    全ての部長が入って、年に1-2回。総計の施策評価。事務事業の総括。

     

    【質問】

    年1回でいいの?

    【答弁】

    ロジックモデル、研修、事務事業と何を目指すのか、日々の業務の中でやりつつ、総括的な推進体制として年1回。

    【質問】

    個別の事業が無理やり総合計画に紐づけている印象も受ける。
    唐突に出てきてる印象も。事務事業の検証と共に。

    今後の目標、行程は示されるのか?

    【答弁】

    2030年担い手、できる限りまちづくりの参画。
    行程は事務事業で示されている。
    担い手の行程は示せていない。

     

    【意見】

    一定の目標がある方がいいんじゃないか。行程を示すというのをやっていただきたい。

     

    【質問】

    何のためにやるのか、というのが大事。やってる感を出して終わってることもある。なんでSDGsが必要だという打ち出しをしていくべき。今やっている方々にSDGsにどう位置付けられているかを伝えることが大事なのではないか。

     

    どうとらえていくのかが難しいが、将来の担い手育成としてまちづくり提案事業があげられてるが、対象者の設定はあるのか?

    【答弁】

    市内の中高大

     

    【質問】

    小学生が入っていない。2030年には小学生も担い手になるのでは。
    小学生の時の体験は残っているのではないか。小学生の時の将来の夢は具体的になっているのではないか。小学生対象の担い手育成はどう考えているか?

    【答弁】

    小学生の授業を把握し、SDGsの取り組みを適用するなど柔軟に。

     

    【意見】

    幅広い世代を対象にしていただきたい。他市にも発信してほしい。

    MDGs、ミレニアム開発目標。達成できずSDGs
    なぜSDGsが必要な、行動を写してもらいたい、というのを発信していただきたい。

    (2)令和3年度 枚方市駅周辺再整備の進捗と今後の予定について

    ③街区については、令和5年度からの建物の順次供用開始を目指し、既存建物の解体及び建築工事を進める。
    ④⑤街区については、枚方市の魅力を高めていくための機能を④街区における市有地の有効活用(民間活力導入エリア)により誘致していくため、市民からの意見聴取(アンケートやワークショップ形式)などを行い、その考え方(案)をとりまとめ、令和4年度の都市計画決定を目指す。

     

    今後のスケジュール

    木村の質問

    【質問】

    ワークショップの構成はどのようになっているのか。

    【答弁】

    一般公募枠として20人程度、市内5大学をはじめとする本市と包括連携協定を締結している大学を対象とした学生枠10名程度、計30人程度の募集を行って行く予定。

    【質問】

    大学生も良いが、大学の中には、包括連携協定を結んでいるものの市内にキャンパスがない大学もある。若い方の意見を聞くのは大事ですし、大学生がダメというわけではないが、若手で市内の事業者や団体の方とか子育て世帯の枠があっても良いのでは?

     

    【答弁】

    議員ご指摘の点については認識しており、川原町商店街やビオルネなどに案内を行う考え

     

    【質問】

    大学生など若い方の意見を聞くというのは理解しますが、20代30代で事業を営んでいる、団体を運営している方や子育て世帯などの意見を聞いてもいいのではないか。枠が最初からあるのと、応募したうえでそういう方が入るのとでは少し違う。

     

    議会への報告について、資料を見ると令和4年1月~3月頃に全員協議会とあるが、それまでの今から12月までは空白だが議会との議論はどのように進めていく予定か?

     

    【答弁】

    様々な機会を通じて議会の声をお聞きするとともに、意見交換を行いながら進めていく。その中でこれまで通り進捗に応じて全員協議会などの場で全議員に対応していく必要があると考えている。

     

    他の議員の意見など

    【質問】

    これまでの議会の進捗の報告。議会の情報収集、情報発信が疑問。ホテルの件も、ローカルサイトで情報を入手している状況。どのようになっているのか。

    【答弁】

    ご指摘の通り間に合わなかったこともあるので反省して情報収集&発信。

    【質問】

    情報収集発信は重要。議会への進捗状況も都度。
    大事業をつかさどる行政としてコミュニケーションを密に取れているのか。
    その原因は?

    【答弁】

    コミュニケーションは良好と捉えている。
    発信することを怠っていたのでそのようなことがないようにしていきたい。

    【質問】

    部署はそのまま?

    【答弁】

    土地区画、エリマネ、3街区の進捗、新庁舎などあるのでそのまま頑張りたい。

    【質問】

    ③街区のレイアウトを詰めていく作業も駅前?

     

    【答弁】

    関係部署と連携して配置図案を示したので、今年度は実施設計。引き続き関係部署と連携して。

     

    【意見】

    基本計画、まちづくりをやりきるんだという気持ちを感じなかった。計画書を作成する、印刷するというのが仕事ではなく、街の未来を作っていくのが仕事。職員の熱意を高めることが必要。何のために再整備なのか、何がミッションなのか自問自答しながら進めてほしい。夢のある話を熱を持って語ってほしい。

    【質問】

    4街区細かい話も。民活エリアのところ、説明会が再開されてない。③街区とは?というそもそもの質問や市のサービスコーナーが設置されることも知られていない。市民周知ができているのか?

     

    【答弁】

    1月の市民説明会はやむを得ず中止。説明動画などで対応した。今後も広報ひらかたやHP,DVDの貸し出しなどで周知を図っていく。

     

    【質問】

    SNSを使わない方もいる。希望に応じた説明会は今後もするのか?

    【答弁】

    窓口や電話対応など適宜。希望があればコロナの状況も踏まえて説明はやっていく。

     

    【質問】

    出前講座自体も存在知られていないので工夫が必要ではないか。
    対面の市民説明会する必要があるのでは?

     

    【答弁】

    コロナの状況を踏まえながら出前講座、個別対応

    【質問】

    全体的な説明は行うつもりがないのは納得できない。
    全体の説明会をやってほしい。

    ワークショップ、回数は?

    【答弁】

    感染対策を講じながら8月に2回程度。

    【質問】

    2回と決めた理由は?

    【答弁】

    コロナ禍でも参加者に来てもらいやすくするために2回。

    【質問】ワークショップをやったというだけのものにならないか?

    30名ということだが、応募者が上回ることがあれば?

    【答弁】

    厳正に抽選。

    【質問】

    全ての人が参加できる仕組みを。

    規制緩和前提で議論するのか?市の素案を示して議論するのか?

    【答弁】

    規制緩和は前提ではない。基本計画は示したうえでアイデアを募集

    【質問】

    1回目と2回目でどういう流れ?
    意見をどう反映していく?

    現地視察をして基本計画を示してアイデアを検討
    2回目でグループごとに発表。

     

    【答弁】

    誘導するもの・機能などを意見いただき、アンケ、議会の意見も含めて45街区の内容を取りまとめていく。

    【質問】

    緊急事態などで万が一ワークショップできない場合は?

    【答弁】

    ワークショップ中止の場合はその時にどうするか判断。

    【質問】

    双方向の議論進めていってほしいというのが最低条件。
    去年の7月に企業のセミナーの講師していた。市民の存在を軽視しているのでは。

     

    ③は民有地ということで説明会もなく進めてきた。④は市有地なので市民にしっかりと説明を。

    財政。国はV字回復の見込みだったが、その状況は崩れてるのでは?

    【答弁】

    2月の員協で示した。コロナの状況が不透明、引き続き見極めていきたい。

    【質問】

    1-3月リーマンショックを越えている経済状況。
    コロナ禍で大型事業は中止延期等が全国的にある。コロナ禍で進める理由がわからない。適切な判断。

    ③街区。周辺住民から騒音振動についての意見あり。市としてどういう指導?

    【答弁】

    地元に配慮、丁寧な説明を求めている。引き続き求めていく。

    【意見】

    この事業、市もお金を支出しているのでしっかりと再開発組合に指導を。

     

    内容が良く見えない、方向性が見えない。長期的なロードマップがある中で短期的なものがある。どこを質問していいのかなという中、とても重たくて大変な事業という認識。庁内一体となって取り組んでいかないとなしえていくのが難しい。

    アンケ、ワークショップなどでてきているが、市の趣旨を踏まえて議論できるように一体的に。
    大学生、市内にキャンパスがある大学生じゃなくて、市内在住の大学生とか高校生でもいいんじゃないか。

    エリマネ、ワークショップ、人への対応が大事。相互に理解を深めていけるような話し合い。

    庁舎も大きな課題。移転条例。議会に理解を深めていくために勉強会。②街区③街区権利者からの声も聞いている。話し合いによって解決できることもある。コミュニケーション取りつつも行政も行政の立場。重たい事業だということを念頭に進めてほしい。

     

     

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