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非管理職へのS・A・B・Cの4段階の人事評価の早期導入を。

一般質問の内容を順次アップしてまいります。

 

人事給与制度についてです。

 

質問の趣旨

以前から取り上げていた人事給与制度。

 

職員の評価をしっかりとするべし、という話と、外部の審議会から、今の3段階評価から4段階評価を導入すべしという意見があったのですが、まだ導入が完了していなかったので早く導入するべき、という話です。

 

 

それに合わせて、4段階にしたときの下位評価のあり方についても意見しました。

非管理職についての評価ですが今はSABの3段階評価です。それをSABCの4段階の評価にしようとしています。

S・A評価は4号給昇給(いわゆる通常昇給)、B評価は3号給昇給(通常の昇給より少ない額の昇給)

そして、C評価は昇給なし、という案を市として考えています。私としては「下位評価を受けたものはそれなりに厳格に評価すべき」とは思っていますが、仮に昇給なしにすると、上司が気を遣ってC評価をつけない可能性が高いです。

 

実際に今までも昇給やボーナスに反映していない時代でもSABのB評価をつける上司はほぼいませんでした・・。

 

 

今までの私のスタンスと違うかもしれませんが、制度が形骸化するくらいなら、C評価でも1号給か2号給など少しだけは昇給する設計で制度の導入をすべきではないか、ということも言っております。昇給は生涯賃金に関わります。その代わり勤勉手当(いわゆるボーナス)でしっかり差をつければいいと思います。

 

理想はC評価で昇給なしで、然るべき対象の方がC評価になればいいのですが・・・。

 

この間、私が提案してきたのも含めて、枚方市の人事給与制度はかなり進んできました。非管理職が評価に応じてボーナスが変わったり昇給額が変わったりすることを導入していない自治体はまだまだありますので。

 

 

 

質問の詳細

【質問】

人事給与制度について、伺います。

人事評価制度については、メリハリをつける観点でも人材育成を図る観点でも重要な制度であると認識しております。平成30年3月定例月議会の当時の代表質問において、「顕著な業績を上げた職員や果敢にチャレンジした職員などについては上位の評価をし、奮起を促したい職員については、人材育成の観点から下位の評価とするなど、評価者である管理職のさらなる意識の向上を図る」との答弁があったと記憶していますが、以前に非管理職員における評価をお聞きしたところ、SABの三段階評価で、S評価が2-3割、A評価が7-8割、B評価が0.1%や0%という状態で、しっかりとB評価も含めて適正な評価を求めてきたところですが、ここ数年間の評価ランクの「B」と「S」の分布割合がどのような推移となっているのか伺いまして、一回目の質問を終わりといたします。

【答弁】

本市の人事評価制度における、非管理職員にかかります評価ランクの分布割合につきましては、ご指摘の下位評価となります「B」ランクは2%前後、上位評価の「S」ランクが30%強という状況で推移しております。

【質問】

評価ランクが「B」となる割合は2%とのことですが、この数値は確か平成28年度に人事・給与に関する評価員から指摘を受けていた当時と比べると増えているのだと思いますが、私個人としてはまだ少ないように感じます。また、その一方で「S」ランクの割合が以前からですが高いようにも思います。

そこで、評価ランクが「S」、「A」、「B」の3段階になっていますが、それぞれどのような基準で決定しているのか伺います。

 

【答弁】

非管理職員の評価ランクの基準につきましては、8つの評価項目について、それぞれ5点満点で、標準点を3点としており、8項目の合計が、24点を下回る場合においては「B」ランクとなることとしております。また、24点以上28点未満を「A」ランク、28点以上を「S」ランクとしております。

 

【質問】

現状の評価ランクの運用基準についてはわかりました。

標準点を下回った場合に「B」になるということですが、例えば「S」となる基準を28点以上から30点や35点以上とすることで、「S」の割合が低くなると思います。そうすることで、現状の昇給数は「S」、「A」ともに4号給となっていますが、「S」であれば5号給とするとか、勤勉手当への反映割合をさらに大きくすることなどで、金銭的なモチベーションにもつなげていくことで、組織活性化に寄与すると思いますので、ぜひ検討を進めていただきたいと思います。

次に、メリハリのある人事給与制度の構築に向けて、平成29年度の人事行政制度調査審議会の答申において、総合評価制度の見直しについて意見があり、下位評価に係る評価を厳正かつ適正に実施する観点から、評価基準や評価ランクを現状のSABの三段階から、SABCの4段階に細分化する指摘があったと認識しています。

このことについては、昨年度の12月定例月議会で再任用の退職時期を半期退職から年度末退職に変更する条例改正の議案が出てきたときにも、評価の細分化を同時か先に進めるべきだと指摘をいたしましたが、その後、現在の総合評価制度について、どのように運用されているのか、伺います。

 

【答弁】

現在の評価制度につきましては、人事行政制度調査審議会の答申を受けまして、評価ランク決定の基礎となります評価基準表の8つの評価項目の着眼点で使用する評価区分では、令和元年度から「A」を標準とする「S・A・B」の3段階評価に、更に、下位評価の「C」を加え4段階で評価しておりますが、最終的な評価ランクの決定では、これまで同様の3段階の評価にとどまっております。

今後、さらなる適正な人事評価制度の構築に向けまして、評価ランクでも「C」ランク区分を導入し、4段階評価とする検討を進めているところでございます。

 

【質問】

個別の評価については4段階になっていますが、総合的な評価ランクの4段階評価の導入は検討中という御答弁でしたので、さらなる厳正かつ適正な評価実施に向け早急に導入いただきますようお願いいたします。

 

次に、評価結果の給与等への反映状況についてお聞きしますが、職員の業務に対する取り組み姿勢や職務遂行能力、あるいは仕事の成果を的確に把握した上で給与等へ反映し、メリハリをつけることは、職員の意識改革に効果があるものと考えていますが、仮に今後「C」ランクを導入した場合の昇給や勤勉手当への反映について、どのように考えているのか、伺います。

 

【答弁】

まず、評価ランクの昇給への反映についてですが、非管理職員については通常4号給のところ、下位評価の「B」ランクの場合、3号給としているところでございまして、導入する「C」ランクは昇給しないといった方向で、検討を進めている状況でございます。

また、勤勉手当への反映につきましては、下位評価の「B」ランクの場合、通常より0.015月分を減額しているところであり、「C」ランクについては、その倍額を減額とすることで検討を進めております。

 

【意見要望】

C評価を受けると昇級しない、ゼロ号給ということです。「C」ランクを新たに設定することで評価区分を細分化することは、より適正な評価に向けて実施すべきであり、Cランクの評価を受けた方にはじぶん自身でも職務に対する姿勢などを見つめなおしていただきたいという観点からは、ある程度のメリハリは必要があると考えます。一方で、「C」ランクは昇給しないとした場合、その職員の生涯賃金に影響をすることになります。評価者も、被評価者に配慮して、最下位ランクの「C」ランクをつけない、ギリギリB評価にしておく、ということも考えられ、その結果として、SABCの4段階評価になってもC評価となる職員が出てくる事はなく、制度の形骸化も懸念されます。

また、一度「C」ランクとなった職員が挽回することができるようにもしておくべきであると考えます。例えば、今ではS評価でも4号給昇給でA評価と同じとなっておりますが、その後の努力によって「S」評価となった場合や特筆すべき成果を上げた場合などに通常を上回る昇給、つまり、管理職では採用している5号給昇給などを可能とすることも検討すべきであると考えます。

C評価は早く導入していただきたいですが、一方で「C」ランク評価となったときに実効性のある制度にするという点から、昇給をゼロにするのかではなく、例えば1号給や2号給は昇給できるようにすることや、もしくは一時的な減額措置である勤勉手当においてメリハリをつけるといったことをあわせて検討すべきではないかと、意見としておきます。また、枚方市の人事給与制度においては評価に応じて昇給や期末勤勉手当への反映が非管理職も含めて一定されております。厳格に評価することや反映幅をどうするかというところは引き続きの議論になるかと思いますが、今後は評価において金銭以外のインセンティブについても検討していただきたいと要望をいたします。

 

 

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