新型コロナウイルス対策に関して枚方市に対して提言。都度更新。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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新型コロナウイルス対策に関して枚方市に対して提言。都度更新。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、学校の休校、外出の自粛による経済の停滞など様々な問題が出ております。

 

 

新型コロナウイルスに対して、最初から完璧な対応ができたらベストですが市や教育委員会も感染状況や国や府の対応を踏まえて都度都度対応している状況です。

そういった中で、行き届いていないこともありますので、市民の皆様から頂いた声を枚方市議会としても、議員の提言を議会でまとめて枚方市に都度提言をしております。

 

 

ちなみに今は緊急事態ということで、担当課に個別に連絡がいくと、担当課としても対応に追われるので、議会からの提言・意見については、一度議会で取りまとめてから担当課に連絡がいくようになっております。

 

イメージで言うと以下のような流れです。

通常時:議員⇔担当課

現状:議員⇔議会事務局⇔枚方市の新型コロナウイルス対策本部⇔担当課

 

 

 

以下が私の提案です。ご意見をお聞かせいただいた皆様ありがとうございます。

 

最初のものは4月2日が締め切りのため、そのタイミングでの提言です。緊急事態事態宣言も出されず、当初は学校が再開するという予定の段階でのものです。その後にいただいている提言についても都度更新してまいります。

(状況が刻一刻と変わっているため、それはもう国の制度としてありますよね、などのツッコミはご容赦ください。。)

 

以下については私が第一段階で提言した内容です。いつもは行財政改革を中心に訴え、比較的給付や補助金などについても厳格に見ている立場ですが、今回については状況が違うというのでいつもとは違う考えでの提言もあります。

 

 

経済対策

 

  • 国民健康保険料の免除。
  • 売り上げが落ち込んでいる飲食店等の情報把握
  • 地元金融機関と連携をするなどで金利ゼロでのつなぎ融資。
  • 売り上げ減の飲食店などのテナント料の支払い猶予の働きかけ
  • 給食費の無償化・減免
  • 生活困窮者の相談窓口の充実(できれば電話やオンラインなど対面を避ける)

 

情報発信。

  • 枚方市民の感染者の情報とその後の経過について
    ⇒回復している方もいるというのも伝えたほうがいいのではないか
  • 新型コロナウイルスに関する特殊詐欺等への啓発。
  • 感染防止のために市役所窓口の混雑状況をyoutubeで配信して、混雑の緩和をする。
    参考事例:千葉市https://www.city.chiba.jp/shimin/shimin/kusei/2020referencenumberyoutube.html

 

 

組織体制について

 

  • 担当課(病院、保健所、危機管理室)だけではなく、ほかの課も含めて人員の協力体制を。多忙となっている課があるなら余裕のある部署から派遣する。
  • 危機管理室や、保健所など新型コロナウイルスを重点的に担当していた部署に在籍していた方は年度が替わった今でも引き続き業務に携われる体制を整える。

 

教育

  • 入学式等の保護者もかかわるイベントの実施するかどうかについては早め早めの連絡を。
  • 子どもの居場所づくり
  • 感染症対策を取り、事前予約制にしたうえで、屋外施設の開放。十分な距離を取ったうえで。
  • 外出を自粛していても限界があり、推奨はしなくても公園で遊ぶ子供も出てくると思います。そのため、公園の遊具点検。
  • 学校からの連絡事項のオンライン共有。
  • 休校を延長するなら、都度自習課題を出す。
  • 学校を再開するのであれば、布マスクの作り方講座の実施
  • 4月6日追記コロナ感染が不安で登校日にも各家庭の判断で欠席する場合も出てくると思いますので、その際はインフルエンザと同様に欠席扱いにならない対応を。
  • 4月6日追記。学校の休校に伴い、就学援助費も給食費分が減額となっているが減額しないこと。

 

子育て・保育。

  • 江東区以外の特別区22区や大阪市、福岡市等と同様に1~2ヶ月の一時的な育休延長による家庭保育での保育園資格保持を認めてはどうか。
  • 参考:大阪市の事例(https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000497849.html
    ※4月9日追記。育休延長期間の更なる延期(大阪市は6月末まで延期)
  • 4月6日追記。枚方市の求職中の認定期間が4月末のように迫っているのであれば、認定機関の延長。参考千葉市

    ”保育の必要性の事由が「求職中」の認定期間について
    保育の必要性の事由が「求職中」で4月30日までの認定期間となっている児童について、5月1日までに就労開始ができない場合は、認定期間を5月末日まで延長いたします。園の所在する区こども家庭課に、ご相談ください。※今後の状況により、取り扱いが変更となる可能性があります。
    https://www.city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/unei/covid19-hoiku.html
  • 4月10日追記。保育所の利用の自粛をしても会社を休めない方々について。現状は個別相談をしているということですが、練馬区のような書面を作成することも提案。
    参考:緊急事態宣言を受けた保育施設における登園自粛の改めてのお願い
    保護者勤務先への要請文PDF
    今後、原則休所とするかも検討。13日の知事の休業要請でも状況が変わる可能性あり。⇒別記事にもしております。
    4月14日追記。職種を限定して臨時休園、もいくは、自粛の要請文をもっと踏み込んだ表現にすることや大東市や練馬区のように保護者が休めるように会社への要請文を作成することを提案
  • 在宅率が高くなることで虐待のリスクも高まるため、虐待ケア・相談窓口の強化。

 

 

 

高齢者

  • 外出機会が減ることによる運動不足等への対応として、フレイル予防の啓発。楽10体操の動画を送るなど。体協が限定公開している楽10体操の動画をコロナが終息するまで公開。https://youtu.be/Vn3RbMOzgoE
  • 4月9日追記。緊急事態宣言も実施され、長期戦となる場合、病院や施設に入所している方と家族の面会もできない期間が長くなるため、オンラインでの面会についても今後検討していく必要がある。

 

 

公共施設の利用について※4月9日追記

公共施設の利用中止、返金について、施設に直接お金を取りに行かなくても返金ができるように。また毎月1日に実施している抽選も中止にするか、施設の側で代理で抽選するなど、人が公共施設に密集しないように。

 

休業要請※4月14日追記。

市内の休業をしていないモールに人が集まっているというご意見をいただいているので、市としてできる範囲で対応を求めていきます。くずはモールなどの他のモールが休業になるため、開いているモールに集まっているようです。

※当該モールの名前については、ネットでは出ていますが、この記事では名前を挙げることは控えておきます。

 

 

 

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