新しい清掃工場(ごみ焼却施設)の完成が2年遅れます。
2019/11/20
今日は枚方京田辺環境施設組合議会が14時から開催されました。
その前の13時から組合議員向けに説明会があり、
可燃ごみ広域処理施設整備スケジュールの見直しについて説明がありました。
結論から言うと、
新しい清掃工場(ごみ焼却施設)の完成が2年遅れます。
当初の予定は2023年、見直しのスケジュールは2025年です。
詳細の見直しスケジュール
2025年(令和7年度)稼働です。
参考までに現行のスケジュール
スケジュールが遅れる理由
新しい清掃工場の建設予定地の近くに、オオタカという京都府で絶滅のおそれのある野生生物として指定を受けている野鳥の巣があるため、生態系に配慮しながら施設の建設を進めます。
それにより、
- 環境影響評価(環境アセスメント)で+1年
- 造成工事で+1年
合計2年遅れることになります。
自然が相手の事なので仕方がないですね・・・。その分穂谷川清掃工場にもう少し働いてもらう事になります。そのための追加の補修費用等は今後詳細の話が出てくる予定です。
ちなみに、このオオタカですが、
京都府では、指定希少野生生物の指定受けていますが、国である環境省では指定がされていません。
→京都府の該当HP(指定希少野生生物の指定)
→環境省の該当ページ(オオタカの国内希少野生動植物種解除と解除後の対応について)
京都府では絶滅の恐れがある野生生物、環境省では絶滅のおそれがあるとされるカテゴリーから外れ準絶滅危惧種となっています。
その他の議会の案件としては、公平委員会の専任の同意について、一般会計の決算認定について、議員の派遣について(視察の日程共有)、一般質問がありました。
一般質問では、スケジュールの変更に関連して、4人の議員が質問をされました。
2019/11/20