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EBPM、ICT活用、官民連携など行財政改革プランの基本的な考え方について

 

 

2019年9月17日から各種委員協議会が開かれています。

 

そこで委員協議会で話される案件の中でも気になるトピックをこのブログで発信していきます。

 

 

この記事はインターン生の福井くんにまとめてもらいました。

 

 

今回のテーマは「行財政改革プランの基本的な考え方について」です。

 

プランの目的

 

現在、全国的に、人口減少・少子高齢化の影響による労働人口の不足が深刻な問題となっています。

 

一方で、AIやRPA(パソコン内のソフトウェア型ロボットによるデスクワークの代行、自動化)などICTの進展により情報化が急速に進むなど、社会は大きな変わり目を迎えています。

 

こうした中で枚方市が持続的に成長し続けるためには、現行の行政改革で掲げる目的や、超スマート社会における行政の役割を踏まえながら、進化させた行政改革を進める必要があることから、その取り組みを示した新しい行政改革プランを策定することになり、今回はその基本的な考え方をまとめた、というものです。

 

基本方針について

 

これまでの行政改革は

・枚方市の『魅力』の向上

・次代を見据えた『行政』の再構築

・『市民自治』の推進

を基本方針としてきました。

 

新しい行政改革プランでは策定の目的を踏まえ、

①行財政経営システムを構築する

~エビデンスに基づく施策決定と行革効果の見える化~

②行政サービス・行政資源を最適化する

~事務事業等の見直し・検証とストック活用~

③スマート自治体への転換を目指す

~職員力の向上とICTの積極的な活用~

④職員の働き方と職場を変える

~さらなるワークプレイス改革の推進~

⑤民間活力の活用や協働を推進する

~市民・事業者など様々ん主体との連携・協力の推進~

という5項目を今後の基本方針として設定し、これまでの取り組みをさらに充実・発展させていきます。

 

計画期間は令和2(2020)年度から令和5(2023)年度までの4年間としています。

 

このブログでは木村が特に力を入れている①、③、⑤について取り上げます。

 

スマート自治体に向けたの取り組みはコチラのブログで詳細を書いております。

 

①行財政経営システムを構築する

 

枚方市で行われる事業について、企画・財政・行政改革の観点から一体的に評価し予算に反映する仕組みの構築や、行政改革の効果の基金化・基金の使途の明示などに取り組みます。

 

それに伴う課題として、

・事業の到達目標のさらなる明確化

・基金の使途の見える化

等が想定されています。

 

この項目についてはサブタイトルにエビデンスに基づく施策決定と入ったのが私の中では一番大事だと思っています。ただ、具体的に何をどうするか、については今後の部分であると思いますので、状況を確認していきます。

③スマート自治体への転換を目指す

 

今後の労働人口の減少を見据え、職員力の向上、人材育成を図るとともに、電子申請やキャッシュレス化等による窓口サービス向上など、ICTの活用により、市民サービスと職員の業務効率向上を図ります。

 

それに伴う課題として、

・ICT技術を活用できる人材の育成

・行政課題解決に向けた若手・中堅職員のプロジェクトの推進

・電子申請の促進

・電子申請、キャッシュレス化の促進

・窓口予約システムの導入

等が想定されています。

 

ICT関係については、ベテラン若手関係なく、詳しい人がどんどん発言していける空気になればいいと思っていますので、若手・中堅職員のプロジェクトに注目です。

 

スマート自治体の記事についてはコチラでもまとめています。

⑤民間活力の活用や協働を推進する

 

民間の持つノウハウや知見を活用した事業の拡大を行うとともに、市民や市民団体、事業者等との連携・協力を推進します。

 

それに伴う課題として、

・事務事業における規制緩和の検討

クラウドファンディングの導入

・市民参加による事業の展開

・民間委託・民営化の推進

等が想定されています。

 

 

②行政サービス・行政資源を最適化すると④職員の働き方と職場を変える、について

こちらについても、②では市有財産の有効活用や、マイナンバー制度の積極的活用、④TV会議・研修の導入、弾力的な勤務形態、移動時のテレワーク等の検討、オフィスでのフリーアドレスなど面白そうな内容が記載されています。

今回は基本的な考え方が示されただけですので、具体的な取組は今後に注目です。

 

オフィスのフリーアドレスや、テレワーク、テレビ会議などを実施していけば、今までのように大きな庁舎スペースも不要になってくるのではないかと思いますし、一つの建物に職員を集約する必要もなくなってきます。

 

今、市役所の建て替えの議論の中で、庁舎がバラバラなので一つにまとめよう、という話もしていますが、それもまた時代遅れになっていく可能性も。

 

 

今後のスケジュール

 

新行政改革プランに関する今後のスケジュールは以下のようになっています。

 

・令和元(2019)年9月 総務委員協議会へ「基本的な考え方」を報告

・同10月 プランについて意見聴取会を開催

・同11月 総務委員協議会へ次期行政改革実施プランの案を報告

・同12月 パブリックコメントを実施

・令和2(2020)年2月 総務委員協議会へプランの最終案を報告

・同3月 次期行政改革実施プランの策定

 

長い時間がかかりますが、枚方市がこれからも成長し続けるために、沢山の方々によって考えられています。皆さんも是非今後の枚方市について考えてみてください。

 

まとめ

スマート自治体化や民間活力の利用は、作業の効率化や人材不足の解消のために、積極的に進めていくといいと思います。

 

これからの社会は、市民と行政がより協力することが必要になってくると思います。課題も沢山あり、まだまだ始まったばかりの計画ですが、少しずつ形になっていくと思いますので、今後も注目です。

 

最後に、時代の移り変わりが激しい中では、計画を立ててその通りに実行することが大事な反面、計画自体が古くなることもありますので、常に時代に応じた対応を都度都度やっていくことも必要であると思います。現段階では最新だと思う計画を立てても、その計画にこだわることなく、新しい行政経営の手法を取り入れていってほしいと思います。

 

 

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枚方市議会議員
木村 亮太
民間企業を経て2011年より枚方市議会議員。政治スタンスは未来に責任を持った政治。主な政策は行財政改革、人事給与制度改革、教育子育ての充実、持続可能な社会保障制度改革、ICTを活用したまちづくり。
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