ひらかたポイント制度の利用拡大と効果測定について | 前枚方市議会議員 木村亮太
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ひらかたポイント制度の利用拡大と効果測定について

先日、予算質疑があり、会派を代表して池上議員がいたしました。

その内容を随時アップしていきます。

木村が質疑作成を担当した分野です。

 

 

 

2018年1月から始まっているひらかたポイント制度、2021年までに20万人のカード発行、400店舗で使えることを目標としております。多くの人がポイント制度を利用することで使える店も増えてきますし、使える店が増えることでポイント制度を利用する人も増えてきます。経済圏を作ることができるかどうかが重要です。

また、健康・長寿・子育て分野の事業に参画すると付与されるポイントですが、健康促進という観点では本当に健康寿命の延伸につながったのか?といった効果測定が大事です。今後どのように検証していくかを考えておくことも大事です。そうではなければ、「あれにもこれにもポイント付与」となり、バラマキにもなりかねません。

 

ひらかたポイントとは

そもそもひらかたポイントとは何か?について。

枚方市が実施する事業にポイントを付与することで、市の実施事業やまちづくりへの市民の参画意欲の向上を図り、まちへの愛着を深めるとともに、行政課題の解決を図ることとするための制度。例えば、健診を受けることでポイントが付与されます。またそのポイントは市内の協力店舗で使用することができます。

詳細はコチラをご覧ください。

 

質問の概要

  • カード発行20万人と協力店舗400店舗に向けてどのように市民に周知していくか?
  • ポイントを際限なく付与していくのではなく市として目指す方向に効果がある事業への付与が大事であり、効果測定をしっかりとしていくべきではないか?

という2点について確認しました。

 

質問の詳細

【質問】

10、ひらかたポイント事業についてお尋ねします。

予算説明書127ページのポイント事業経費についてです。

1月から始まっているひらかたポイント制度ですが、協力店舗とカード発行についてそれぞれ平成33年度までに400店舗、20万人を目標としています。

今後、これらの目標達成に向けてどのように取り組まれるのか、お伺いします。

【答弁】

次に、10.ひらかたポイント事業について、お答えいたします。
協力店舗の拡大に向けては、制度の目的やメリット、平成31年度からポイント付与対象事業や対象者が大幅に拡大することなどを丁寧に説明するとともに、関係機関のご協力をいただきながら、積極的に参加を募っていく考えです。次に、カードの発行枚数の増加に向けては、特定健診やがん検診など、ポイント付与対象者が今後増加してまいりますので、庁内連携を図りながら、より効果的な周知を行うとともに、校区コミュニティ協議会や自治会、市内企業等へも出向き、配布を行っていく考えです。

【質問】

次にひらかたポイント事業についてお尋ねします、
協力店舗やカード発行の目標達成に向けて、しっかりと取り組んでもらうようお願いします。
一方で、ひらかたポイント制度はポイントをつけることが目的ではなく、市の実施事業やまちづくりへの市民の参画意欲の向上を図るとともに、行政課題の解決につなげることが目的です。

そのようなことから、ポイント制度を導入することで事業に対する参加数などにどのような影響があり、そのことが健康・長寿・子育ての充実といった政策目的の実現に対して具体的にどうつながったのかという効果をしっかりと測定する必要があると考えますが、見解を伺います。

【答弁】

ひらかたポイント制度の効果につきましては、ポイント付与対象事業ごとの参加者数などのKPIや、医療費の状況など政策目的に対する成果のKPIを設定し、効果測定を実施してまいります。中長期的には、効果測定の結果を踏まえ、対象事業の追加、より効果が見込まれる対象事業への組み替え等も行っていく考えです。

【意見要望】

今後も効果をしっかりと検証もしていただくこと、利用者、利用店舗を拡大して頂きますよう要望いたします。

 

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