異議アリ!を読んで。
2019/03/17
先日の秦野市の視察の際に各議会ごとに1冊いただいた、全秦野市長の古谷よしゆき氏が書いた『異議アリ!』を読みました。
いろんなエピソードが盛り込まれていて非常に勉強になりました。
視察でご説明いただいた志村参事から伺ったエピソードもたくさん書いていました。
秦野市に視察に行ったような気分になれます。
公共施設マネジメントの取り組みやその中でも利用者負担の適正化(要するに値上げ)は特に苦労されたんだなと感じます。
議会からも説明が足りないのではないか、と何度も議案の提出を見送った。との文章もありました。
選挙直前に公共施設の利用料金を値上げしたのも、政治家としてはすごい決断だったと思います。
この結果もあって落選してしまったのかもしれません。70歳で高齢であったとか多選批判もあったのかもしれませんが。
公営住宅の事業で黒字化させたのもすごいですね。低所得者向けというよりは子育て世代・定住人口促進の目的での取り組みでした。
臨時財政対策債についても言及していたのも共感します。
それ以外にも人材採用・人材育成の観点で
中途採用の年齢上限撤廃
職員を外に出向(県庁、国交省、早稲田大学マニフェスト研究所)
等も参考になりました。
トップの姿勢次第で市役所も自治体も変わるというのを改めて感じます。
ささっと読めるので枚方市の職員の方々にも是非読んでいただきたい一冊です。
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枚方市議会議員
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2019/03/17