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LGBTなど性的少数者の現状や課題について

今日は枚方市人権擁護推進本部が実施している研修に参加させていただきました。

 

講師
神戸市看護大学 准教授
藤井ひろみ様

テーマ
LGBTなど性的少数者の現状が課題について

性的少数者の話は性の話ではなく、生活の話。最新の動向や生活の中で生きづらさを感じているという事例も紹介していただき非常に参考になりました。一人でも生きづらさを感じる人が少なくなればいいですね。まずは理解の輪を広げていくことが大事です。私も少しは知っていますが知らないことも多かったので非常に勉強になりました。

 

一番下に相談窓口も記載しておりますのでお悩みの方はお気軽にご連絡ください。

→関連記事です:枚方市のLGBTの取り組み

 

LGBTとは

  • L:レズビアン、女性の同性愛者
  • G:ゲイ、男性の同性愛者
  • B:バイセクシュアル、男女の両性愛者
  • T:トランスジェンダー、性別違和感があり、性別越境する(性同一性障害も含む)
  • LGBTは、L、G、B、Tの人々以外を含め、セクシュアルマイノリティの総称としても使用されることがある。

ホモは差別用語。蔑称としてホモを使っていたので差別用語になった。

レズビアンはOK。レズは差別用語。

LGBTからSOGIへ

SOGI(ソジ/ソギ)
Sexual Orientation(性的指向) 性的な指向
Gender Identity(性自認) 自分が男性である、女性である、など。

誰が?よりもどのような状態か?に注目し、誰かの問題ではなく、社会全体で何が問題か?を考えて解決に向かう。

全ての人が持っている性自認や性的志向なのに、特定の人が生きづらさを感じている社会。
それを解決しないといけないという言葉。

性の要素・・・性的指向・性自認・性表現(SOGIE)

  • 性指向(Sexual Orientation)
    同性に意識が行くか
    異性に意識が行くか
    両性ともに意識が行くかなど
  • 性自認(Gender Identity)
    外見上は男なのに女の自認があるなど
    性別不合あり
    性別不合なし
  • 性表現(Sexual Expression)どのような性表現をするか。どのような服装、トイレ

 

医学界では
性同一性障害ではなく、性別違和
今は、性別不合(Gender incongruence)

性同一性障害者の性別の取り扱いに特例に関する法律(GID特例法)が2003年制定されているが・・・

一定の条件のもとに性別変更ができる。しかし、条件に問題。

  • 20歳以上であること
  • 未成年の子がいないこと
  • 現に婚姻をしていないこと
  • 生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態であること
    →卵巣、精巣を取ることないこと、ないし手術をしている。
  • その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること
    →男性の性別で登録する人はペニスをつくること、女性は膣をつくること
    ↑国連からは下の2つが問題視されている。

違和感があっても性表現をしない人もいる。
ホルモン療法も一部保険適用。ただ、対象となる人は限られている。

 

同性婚の時代

21世紀に入って、多くの国や地域で、同性結婚法や同性カップルに対する婚姻に準じた法制度(フランスのPACSなど、Civil union)が整備された。

伝統的異性愛カップルと同じ権利状態を実現
現在、同性の混人法は多くの国で制度化。人権擁護の指標とみなされている。

※同性婚は性自認で見る。

 

同性パートナー認証制度導入自治体(2018年11月現在)

同性パートナー認証制度を導入している自治体も徐々に増えてきました。枚方市はまだですが、導入に向けて検討中です。

  • 札幌市
  • さいたま市
  • 千葉市
  • 渋谷区
  • 世田谷区
  • 中野区
  • 港区
  • 伊賀市
  • 大阪市
  • 宝塚市
  • 福岡市
  • 那覇市
  • 熊本市(2019年~)
  • 府中市(2019年~)
  • 横須賀市(2019年~)

 

 

性の問題から生活の問題へ(性的指向および性自認等による困難事例リスト)

LGBTの当事者が直面する困難としては以下のようなものが挙げられます。

  • 医療福祉の分野
    病院で自分のカルテに同性愛者と大きく書かれた。
    入院したところ、性自認にあった病院の利用ができなかった。
  • 就労
    終活の時に、結婚などの話題から性自認をカミングアウトしたところ、面接を打ち切られた。
    会社の飲み会で寄った上司から「お前はホモか?気持ち悪いな、もっと男っぽくしろ」と怒鳴られた。
    性自認にあったトイレの利用ができない。
  • 公共サービス
    役所に行ったところ、窓口で「あなたの子供レズなんやってね、育て方が悪かったんちゃう」と言われた。
    災害時の避難所での女性専用スペースの利用や、いh苦闘の物資の受給ができない。
    公的な書類に不用意に記載された性別欄と外見の性別が異なるため、本人確認ができない理由で必要な行政サービスが受けられなかった。

 

 

LGBTの若者が直面する困難

性的違和のある生徒がいじめられやすい。特に言葉の暴力。

  • 身体的な暴力
    性的違和のある男子:48%
    非異性愛男子:23%
    性的違和のある女子:19%
    非異性愛女子:10%
  • 言葉による暴力
    性的違和のある男子:78%
    非異性愛男子:23%
    性的違和のある女子:54%
    非異性愛女子:45%
  • 性的な暴力(服を脱がされる・恥ずかしいことを強制)
    性的違和のある男子:23%
    非異性愛男子:12%
    性的違和のある女子:12%
    非異性愛女子:7%
  • 無視・仲間はずれ
    性的違和のある男子:55%
    非異性愛男子:34%
    性的違和のある女子:51%
    非異性愛女子:57%
  • 上記のような経験はない
    性的違和のある男子:18%
    非異性愛男子:35%
    性的違和のある女子:30%
    非異性愛女子:36%

カミングアウトとゾーニング

  • カミングアウト
    自らのSOGIを自覚したり他人に伝えること
    する/しないの2択ではない。誰に、という相手があり、1回では終わらない→ゾーニング
  • ゾーニング
    どの範囲の人にまでカミングアウトをするかという線引きのこと

 

相談窓口(2018年12月現在)

  • ハラスメント相談窓口(事務局:コンプライアンス推進課)
    ハラスメント苦情相談員(市職員)、カウンセラー、弁護士が相談をお聞きします。
  • 大阪府人権相談窓口
    TEL:06-6581-8643/FAX:06-6581-8614
    受付時間平日・第4日曜日9時30分~17時30分(火曜日のみ9時30分~20時)
  • よりそいホットライン(一般社団法人)社会的包摂サポートセンター
    TEL:0120-279-338/FAX:0120-773-776(24時間受付 通話料無料)
  • 特定非営利活動法人QWRC(くぉーく)
    TEL:06-6585-0751 時間:毎月第1月曜日 19時30分~22時30分

 

→コチラもあわせてお読みください:枚方市のLGBTの取り組み

 

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