新技術を活用した業務効率化(自治体RPAの導入) | 前枚方市議会議員 木村亮太
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新技術を活用した業務効率化(自治体RPAの導入)

副議長という立場上、一般質問をいたしませんので会派の議員と連携して実施した質問を一部ピックアップしていきます。

この質問は岩本議員が質問しました。

一部を抜粋ししておりますので全文は岩本議員のHPをご覧ください。

 

RPAの導入の検討状況や、部署の再編について提案いたしました。

今までの担当部署の情報推進課はどちらかというとシステム保守がメインであり、守りの情報推進課となっている。これからはオープンデータの活用や、新技術を活用して業務効率化などももっとしていくべきで、攻めの情報推進課が必要であるという趣旨です。

 

【質問】

近年IT技術の発展が著しく、民間では仕事の進め方も大きく変わっているところですが、IT技術の活用は行政での業務においても大きな効果があると思います。

ITの活用は、業務の効率化だけでなく、いわゆる誤入力の防止や職員の負担軽減によるワークライフバランスの推進なども期待できます。

先に開催された総務委員協議会で報告の「行政サービスのアウトソーシング化等の検討」では、RPA導入の検討について報告がありましたが、現在の状況についてお聞きします。

 

【答弁】

「窓口業務やそれに付帯する事務、また庁内庶務業務など」につきましては、単にアウトソーシング化だけでなく、RPAの導入など、IT技術の活用によります「業務の効率化・コスト削減」について検討を行なっているところでございます。

RPAの導入につきましては、とりわけデータ量が多く、汎用的で、反復処理の多い定型業務に適性がありますことから、「財務会計システムを用いた支払業務」などにおいて効果を発揮するものと考えており、引き続き、その活用範囲についても検証を進めてまいります。

 

【質問】

現在、ITやICTの活用については、担当課が情報推進課と連携し、専門的な対応がなされていますが、例えば、情報推進課をネットワークシステムなどの保守部門と新技術を活用する部門とに役割分担することで、より現場の課題を共有化でき、新技術を導入できる環境を整えることができるのではないかと思います。

そのことにより、これまで以上に新技術活用が積極的に図れると思いますが、いかがお考えでしょうか。

 

【答弁】

組織・機構につきましては、事務事業をより効率的・効果的に推進するため、類似の業務を集約化し、機能性などにも留意しながら編成しております。

また、全庁的なテーマなどを検討する場合については、組織を横断するプロジェクトチームやワーキンググループを設置し、検討を行なってきたところです。

今後におきましても、組織・機構を編成する趣旨や、その時々の行政課題等を踏まえ、プロジェクトチーム等についても活用しながら、より効率的で機能的な組織体制の構築を図ってまいります。

 

 

【意見要望】

新たな組織をつくるということになると、色々と課題も出てくるとは思いますが、先ほどの説明にあったような、プロジェクトチームやワーキンググループの他、例えば、課のグループのあり方を見直すなど、できることはあると思います。

今回、新技術の導入や活用について質問いたしましたが、こうした取り組みを進めていくことで、行政もパフォーマンスを最大限に発揮でき、実施事業も効果が高まることが期待できますので、推進を要望いたします。

 

 

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