事務事業評価before/after(議員の影響力について) | 前枚方市議会議員 木村亮太
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事務事業評価before/after(議員の影響力について)

年に数回議員向け研修会の講師をしておりますが、

その中で最後に話している内容の1つに、

議会、議員の力がそのまちの魅力を高める可能性はあるということです。

 

(もちろん、議会・議員だけではなく、首長、市役所職員、企業、市民それぞれの力も大事です。)

 

 

 

議員になって意外とできること少ないなぁとか、どこの自治体もやってること同じなので自分の影響力ってどこまであるのかな?思う方もおられるかもしれませんが、議員の影響力はやはり高いと思います。

 

例えば、事務事業評価をやっているかやっていないか。

 

事務事業評価とは・・・

行政活動において事務事業ごとに投入したコストや人員とともに、施策目標の達成に向けての実績度(有効度)を把握するために実施しています。(枚方市HPより抜粋)

 

要するに、この事業の目的、目標は何で、お金と人をどれだけかけて達成したのかしてないのか、今後の方向性はどうするのか、等が記載されております。

 

 

 

枚方市では毎年事務事業実績測定という名前で公開されていて、私もチェックしていました。枚方市議会議員の時はどの自治体も当たり前のように実施されているものかと思ったらそうでもなかったということを知りました。

 

 

改めて事務事業評価をやっているかどうかについて、まとめたものがあるか調べていたところ、少し古いですが総務省が取りまとめているものがありました。

全体で61%くらいですね。

(※平成28年10月1日時点最新の状況とは異なる可能性があります)

 

 

 

枚方市の場合、

議員時代にずっと事務事業評価を使って、予算決算質疑をやってきたのもあり、

当選当初はこのようなものが、

 

最後にはこのようなフォーマットになりました。

細かくなれば良いというものではないですが、職員の方々も「議員も見ているのでより詳細に公表しなければ」と思って改善していっていただいたのではないかと思います。

 

 

一方で、都道府県や政令指定都市などでも事務事業評価がなかったり、公表されていない自治体もあります。

 

これは議会から言及しているかどうかもあるかなと感じる次第です。

やっていないところは「作成に時間がかかる」というのが理由ですが、ずっと事務事業評価を使っていた立場からすると、その議会の議員は予算決算質疑が大変なのではと思います。

 

 

 

 

他の分野についても、他市の資料を見る機会が増えてきたのですが、枚方市の行政資料はしっかりと書き込まれているのが多い印象です。

 

 

 

講師という立場で様々な議会の議員の方と話しているとほんと多種多様だなと思います。

 

質問の形式(一括質問なのか一問一答なのか)

質問が割り与えられる回数、時間もそうです。

 

こういうことって実は議会の中で話し合えば変えていけることって多いんですよね。

 

議会がよくなればまちも良くなると思います。

当選当初の想いを大事に、政策を実現させて住民福祉の増進を図っていただきたいと思います。

私も、議員じゃなくなりましたが微力なら尽力したいと思います。

 

個別の政策アドバイザーもさせていただいておりますので、ご興味のある議員の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

 

contactアットマークkimura-ryota.net

実現したい政策をどう推進していくのがいいのか、一般質問作成の相談、情報発信の相談、行政資料を一緒に読み込みなどをしております。

 

 

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