Homedoor川口さんの講演
本日は人権擁護研修会でHomedoorの川口加奈さんの講演を聞きました。
中学生のころにホームレス問題に気づき行動を起こしていったという話。問題に気づいても行動に移せる人、そして、やり続けることができる人は少ないので本当に素晴らしいと思います。
川口さんの話
通学路に新今宮を通っていて、ホームレス問題に気づく。
炊き出しのボランティアに行って、ホームレスは自己責任ではなく、環境の問題もあると知った。
路上死が大阪市で年間200人以上いることを知った。
そして、姫路市でホームレスが同世代の人間に放火された事件があった。
問題を適切に知ったかどうかの違い。
たまたま通学の途中に新今宮があった。
知らないと始まらないので、学校で作文を発表した。
そのあとは誰かがやってくれるんじゃないかと思っていたが、何も変わっていなかった。
海外のプログラムに参加した時に海外のボランティアの規模に驚愕。
自分のできる延長線上のことしかやってなかったけど、問題を解決するために何をしないといけないのかを演繹的に考えるようになった。
「あなたは社会に良さそうことをししたいだけなの?それとも社会を変えたいの?」
と聞かれてグサリ。
その後ホームドアを立ち上げた。
貧困から抜け出せない負のトライアングル
仕事⇔貯蓄⇔住まい
仕事を作ろうということでHUBchari事業
シェアサイクル事業でホームレス問題と自転車放置問題を一挙に解決する。
行政には断られたので、
230社飛び込み営業してノキサキを借りた。
ちょっとずつ拠点が増えてきた。今は300拠点。
アンドセンター
個室18部屋
月維持費100万円。
寄付を募って運用。
おかえりカフェを立ち上げる。
ホームドアを頼ってくる人はネット検索で見つけて相談をしてくる人が多い。
ソフトバンクが督促メールの下2行に孤独孤立対策WEBサイトのURLが載るように。
アウトリーチの支援が効果が出ている。
モチベの源泉は?
ただ、やるべきことをやっている。
知ったからには知ったなりの責任がある。