枚方市の人事制度はさらにメリハリのある人事給与制度に。
2018/11/29
26日から各種委員協議会が開催されています。
その中でも市民の方が気になっているであろう案件、木村的トピックなどを少しずつ情報発信していきます。
この人事制度の問題は、長年取り上げていますので、ついに・・・!という想いです。
メリハリのある人事給与制度について
給料表の見直し
- 職務職責に応じた給与制度にするべき
- しかし、給料表の重なりが起きている
- 結果として給与の逆転現象が起きている
(職責は係長<課長代理、給与は係長>課長代理) - 頑張っても頑張らなくても年功で給与が上がっていく
- 昇任昇格意欲がなくなる
この状態の解消をずっと議会で取り上げてきました。
今までの給料表。
わかりにくいかもしれませんが、以前に取り上げた時点の実態は以下のようになっています。
※2015年度時点。主任、係長、課長代理はほとんど一緒ですね。
それが、以下の給料表になります。(12月議会で条例改正が可決されれば)
さすがに重なりゼロにはなっていませんが、以前のものと比べると重なっている部分が少なくなりました。
以前はほとんど同じでしたが、主任と課長代理で重なっているところはほぼほぼゼロですね。
管理職手当の見直し
またそれに合わせて、類似団体と比較して低かった管理職手当も増額されます。
- 理事:90,000円→114,000円
- 部長:87,000円→96,000円
- 参事:75,000円→80,000円
- 次長:73,000円→78,000円
- 課長:66,000円→69,000円
その他、管理職が多く、非管理職が少ないという頭でっかちと言われる状態も今後解消していきます。
これらによりメリハリのある人事制度になります。
副次的な効果ではありますが、以上の取り組みで人件費削減効果は平成35年(2023年)までで合計5億円、年間にして1億円程度です。
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枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)
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未来に責任
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2018/11/29