市立ひらかた病院に導入される内視鏡手術支援ロボットのダ・ヴィンチXi内覧会 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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市立ひらかた病院に導入される内視鏡手術支援ロボットのダ・ヴィンチXi内覧会

今日は表題の通りですが、ダヴィンチの内覧会に行っておりました。

 

操作させていただきましたが、素人でも使いやすかったです。技術の進歩ってすごいですね。今後は遠隔手術も可能になってきそうですね。

(全議員に招待されたものですが、議長公務として参加したので議長のタグをつけています)

 

 

 

 

    ダヴィンチとは・・・

     

    ↓こんな感じなのですが、ロボットで腹腔鏡手術をするようなイメージです。

    直接お腹を開ける手術でもないですし、ロボットアームで繊細な動きができます。人の手が触れないので衛生的です。

     

    私も操作させていただきましたが、素人でもよさがわかりますね。

    腹腔鏡手術だと、鉗子の可動域が限られていますが、ダヴィンチは関節があるようなもので操作性抜群です。

     

    海外製の機械ですが、今後は日本製も開発されていくということです。

    hinotori(手塚治虫の火の鳥が由来なのでしょうか)

     

    林院長と河合プロジェクトリーダーのお話

    市立ひらかた病院では腹腔鏡手術で90%の手術をカバーしていた。開腹手術は10%程度。

     

    これまでは腹腔鏡とロボットで診療報酬の点数も同じだったが、
    生存率や再発率もロボット手術の方が上回ったというのが論文で証明された。

    そのため、4月からロボット手術に加算がつくようになった。

    世界における導入台数、累積症例数は以下の通り。

    患者にとってもダヴィンチはメリットがあるが、医者にとってもメリットがある。
    診療科ごとの医師数でいうと外科が少なくなっているので、ロボットを導入することで若手の外科医を呼び込む。

    外科の医師はかなり減っているということです。増えているのは糖尿病内科。

     

     

     

     

    公立病院の導入状況は以下の通りです。大阪府内でも導入している公立病院は結構ありますね。

    ===

    開腹手術
    おなかを大きく開ける、痛みも大きく、手術の後も残る、空気に触れるので合併症にもなりやすい。

    腹腔鏡手術
    小さな跡で、傷も残りにくい。
    手を触れずに手術する。

    ただ、関節機能がないので高難度な技術が必要。

    市立ひらかた病院は4人技術認定受けている。

    ロボット手術
    腹腔鏡の利点+関節機能があり、使いやすい。手振れもないので合併症も少ない。

    術後のQOLも高いんじゃないかと言われています。

     

     


    7月中旬から黄色い部分、薄い黄色のところがその後(8月9月ごろ)と予定しているということです。

     

     

     

     

    ダヴィンチを操作させてもらいました。

    めちゃくちゃ使いやすくて素人でもよさがわかります。

     

     

    ちなみにこちらが、通常の腹腔鏡手術の手術室。

     

    デモをさせていただきました。

    3Dカメラで撮影した映像を見ながらでしたが、鉗子の操作がうまくできず時間が非常にかかりました。

     

     

    腹腔鏡手術→ダヴィンチの順番で操作させてもらったので、違いが明確でした。

     

     

    余談ですが、消毒ロボット

    昨年度から消毒ロボットを導入しています。

     

    全自動なので、ルンバのような感じで、充電ステーションまで帰っていきます。

     

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