子育て用品のリユースを。 | 前枚方市議会議員 木村亮太
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子育て用品のリユースを。

同じ会派の岡市議員の質問です。

私も質問にあたり少し関わらせていただきました。

 

 

質問の趣旨

 

他の自治体では公営リサイクルと称して、市が市民の不要物を引き取り、他の市民に販売している事例がある。

子育て用品は特に使う期間が限られている。

リユースの観点からも、子育て支援の観点からも子育て用品のリユースを実施してはどうか?

 

という趣旨です。

 

もちろん家具など子育て用品以外のリユース事業も推進していくことができればいいと思っております。

 

東部資源循環センターの「環境フェスタ 氷室ふれあい里の駅」で実験的に実施してくれるそうです。頻度をもっと上げて実施していただきたいですね。

 

 

質問の詳細

【質問】

本市では、一般廃棄物処理基本計画を策定し、家庭系ごみの4Rの推進など、様々なごみ減量・リサイクルの取り組みを行っておられますが、ごみの中にはテーブルやタンス、ベッドなど、まだまだ使える物も多く排出されているのではないかと思います。
使えるものを繰り返し使う、いわゆるリユースについて、本市では不用品情報ネットワーク「あげます・ください」や毎年11月に開催の「環境フェスタ ごみ減量フェア」におけるリユース品の無料抽選会に取り組んでいるとお聞きしていますが、枚方市としてごみの減量やSDGsを推進している中では、もっと積極的にリユースに取り組んでいく必要があると感じています。
東京都の港区では、家庭で不用になった良質な家具を無料で引取り、その家具をお得に展示販売する「家具のリサイクル展」を常時開催しており、多くの市民に好評を得ている報道がありました。必要な市民が必要な時に良質なリユース品を提供できる場がつくられており、ごみ減量にも繋がる積極的な取り組みの一つと思います。そこでお聞きしますが、本市におけるリユースの取り組みに対する考えをお伺いします。

【答弁】

議員ご指摘のように、ごみの減量及び4Rの推進、並びにSDGsを推進していくためにもリユースの取り組みが重要であると考えております。現在、他市の取り組み事例や民間企業のノウハウを生かした公民連携等を踏まえ、効果的な取り組みを調査、研究しているところでございます。
また、今年度におきましては、東部資源循環センターの「環境フェスタ 氷室ふれあい里の駅」において環境教育・啓発を目的とする工場見学の充実と組み合わせて、リユース事業のパイロット的な取り組みとして、こども服とおもちゃのリユースを実施する予定でございます。

 

【意見要望】

枚方市では、令和2年2月に開催した環境イベント「エコフォーラム2020」において、「2050年二酸化炭素排出量実質ゼロ」を宣言しており、限りある資源を有効活用するリユースの取り組みは非常に重要なものだと思います。
今年度、リユース事業のパイロット的な取り組みとして、こども服とおもちゃのリユースを実施する予定とのことですが、その他にもベビーベッドやチャイルドシート、ベビーカーなどのベビー用品は、子どもの成長に連れて使わなくなるもので、サイクルが早く必要とする時期も比較的に短いものです。子育て世帯には必要なものですが高額でもあり、これらへの取り組みはごみの減量、循環型社会の形成のみならず、子育て支援にも繋がると思います。
現在、他市の取り組み事例や民間企業のノウハウを生かした公民連携等を踏まえ、効果的な取り組みを調査、研究しているとのことですので、世代にかかわらず共に支えながら一人ひとりが輝くまちを目指した効果的なリユースの取り組みを検討していただくよう要望しておきます。

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