受診率がほぼ2倍?子宮頸がん検診の受診勧奨。さらなる受診率の向上を。
先日、予算質疑があり、会派を代表して池上議員がいたしました。
その内容を随時アップしていきます。
まずは木村が質疑作成を担当した分野からです。
2つ目はがん対策事業について。
- 医療費で一番費用が掛かっているのはがん治療
(枚方市の国民健康保険会計の中で) - がんは早期発見すれば早期治療が可能
- 早期発見のためには、がん検診をすることが大事
- しかし今はがん検診の受診率が低い
- そのため、検診の受診率を高めていくことが大事
という趣旨です。がん検診の受診率向上に向けても様々な提案をこれまでからしておりました。
がん検診の受診率向上にむけてRCTの導入を(2016年9月)
がん検診での効果。
治療へお金を使うより、病気になる前にお金を使う。社会のパラダイムシフトへの期待。効果にちょっと驚き。#cancerx pic.twitter.com/jTip4TgQIb— Masanao.Ichimata (@vet_masa) 2019年2月3日
こんなデータもあるようなので貼っておきます。
質問の概要
受診勧奨の取り組みを提案している中で、
- 枚方市はソーシャルマーケティングの手法を活用したはがきの送付を平成29年度(2017年)から実施
- その効果は受診率が9.2%から17.2%になった。
- 今後について伺うと子宮頸がん以外のがん検診の受診勧奨にも広げていく
という内容です。
はがきのデザイン
こちらが送付したはがきです。国立がん研究センターで、いろんなパターンを作り、一番反応が良かったものを使わせてもらっています。
質問の内容
【質問】
予算説明書 P287 がん対策事業経費 4億7,200万5千円についてお伺いします。
かねてより、がん検診の受診率の向上策については、市民が健康管理への関心を高め、受診率の向上につながるよう、効果的な受診勧奨策などの取組みをお願いしていたところです。
平成29年度には、子宮頸がん検診において効果的な受診勧奨策として、国立がん研究センターが受診を促すためにマーケティングの考え方に基づき、必要な情報を整理して作成された圧着はがきの送付を実施され、平成30年度にその結果がでると聞いておりました。結果はいかがでしたでしょうか。
あわせて、その結果をふまえての今後の受診率向上にむけた取組みの方向性についてお伺いします。
【答弁】
子宮頸がん検診の受診勧奨の取組みについては、平成29年9月に対象の市民約1万2千人に圧着はがきを送付いたしました。
勧奨の効果としましては、同年齢の受診率が9.2%から17.2%となり、プラス8ポイントの増加となり、一定の効果が得られたと考えております。
今後は子宮頸がん検診だけでなく、他のがん検診につきましても、効果的な方法を検討するとともに、ひらかたポイントの活用等、さまざまな方法を通して健康意識の啓発とがん検診の受診率の向上に努めてまいります。
【意見要望】
がん対策事業については、早期発見・早期治療のために、今後も効果のある受診勧奨の取り組みを、さらに進めていっていただきたいと要望いたします。
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枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)ご連絡はこちらにお寄せください。
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